無印良品から「縦にも横にも連結できるポリプロピレン平台車」という新商品が発売されました。
平台車があれば積み重ねたダンボール箱などの移動が楽なので、押入れの中で使うと便利です。無印良品もようやくそこに気が付いたわけですね(笑)
※当記事は2018年11月11日現在の情報に基づいています
無印良品・連結できるポリプロピレン平台車
それにしても「縦にも横にも連結できるポリプロピレン平台車」っちゅー商品名は長すぎですよね。「連結平台車」で良いんじゃないかと思うので、こちらではそう呼ばせていただきます。
無印良品の連結平台車は商品名の通り縦にも横にも連結できて便利なわけですが、そういう台車は既に他社からいくつも発売されています。しかし、無印良品がそこを意識することなく発売したとは思えません。いったい、どういうことでしょうか?
日東・ホームキャリーNTM-E50
類似品と比較しようと思って調べ始めてすぐに、驚愕の事実が発覚しました。なんと無印良品の連結平台車は日東の「ホームキャリー」(上写真)と色が違うだけなのです。日東のホームキャリーは以前にも何度かこちらで紹介していますよね。
形状、サイズ(275×410×77mm)、材質(本体:ポリプロピレン、キャスター:エラストマー)、重量(1.2kg)、耐荷重(80kg)、製造国(日本)に至るまで、スペックはすべて一緒。どう考えたって同じ商品です。
ホワイトグレーは無印良品だけ
ただ、色は違います。ホームキャリーは上写真のモカのほか、グレー、ダークブラウン、ローズピンクの全4色ですが、無印良品はホワイトグレー。できるだけシンプルで無機質なインテリアを目指している人にとっては、それだけでも十分魅力的でしょう。
価格については「わけあって安い」のかと期待しましたが、無印良品の税込1,990円に対して、日東は楽天市場で同1,235円からだいたい2,000円前後(2018/11/10現在)。無印良品のほうが高いと言うほどではありませんが、少なくとも安いとは言えなさそうです。
「かるコン」も日東の商品だった!
日東って日東電工の関連会社か何かと思ってたんですけど、調べてみるとそうではなくて愛知県春日井市に本社を置くメーカーだったんですね。主にパチンコや産業機械向けの部品を作っており、家庭用品も取り扱っているという感じのようです。
と言っても代表的なのはホームキャリーをはじめとする台車なのですが、驚いたことに山善の「かるコン」(上写真)も日東が作っているということです。日東が無印良品と山善に商品を卸しているということは、両者の商品がますます似てくるかもしれませんねー。
ともあれ、無印良品も認めた連結平台車。押入れの中などに使うと便利ですので、是非オススメです。
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