無印良品は2022年9月以降、500円以下の日用品や消耗品を中心に集めた新業態「無印良品 500」を主に三大都市圏で展開しています。それに先立って2022年5月からは全国のローソンで同様に無印良品の日用品等を扱うなど、生活者の「日常生活の基本を支える」というミッションを着実に進めています。
その一環で、2023年3月からキッチン用品や洗剤を中心に500円以下の日用品を約50アイテム発売。その中に収納グッズもあるのでチェックしてみましょう。
※この記事は2023年3月9日時点の情報に基づいています
無印良品・冷蔵庫内 整理トレー
このたび無印良品から発売されたプチプラ収納グッズは「冷蔵庫内 整理トレー」です。小・中・大の3サイズ展開で、税込120円から150円のお手頃価格となっています。
しかも、日本製。100円ショップでも珍しくない商品なのにさぞ自信があるのだろうと思ったら、どうやらイノマタ化学の「キレイストッカー」そのもののようです。
キレイストッカーとの比較
サイズ(mm) | 無印良品 | イノマタ化学 | ||
---|---|---|---|---|
73×302×70 | 小 | 120円 | スレンダー | 110円 |
87×302×70 | 中 | スリム | ||
127×302×70 | 大 | 150円 | ワイド | |
197×297×50 | トレー | |||
72×172×95 | スモール |
まだ私は無印良品の冷蔵庫内整理トレーを見ていませんが、イノマタ化学のキレイストッカーと同じ取っ手やスリットの形状のポリプロピレン製で日本製というだけならともかく、サイズもミリ単位で同じということは、同一商品と見て間違いないでしょう。
ちなみに、キレイストッカーはトレーやスモールというタイプもあって全5アイテムすべて税込110円。ダイソー、セリア、キャンドゥなど大手100円ショップでも販売されています。
というわけで、無印良品の新商品「冷蔵庫内整理トレー」はたぶんイノマタ化学のキレイストッカーと同一商品です。100円ショップでも販売されている商品を無印良品は約9~36%もぼったくっていると言うと聞こえは悪いですが、逆に言うとイノマタ化学のキレイストッカーは無印良品も認めた品質とデザインを備えているということだと思います。
最近は無印良品に似た商品を100円ショップで扱うことが増えていますが、今回は逆に百均商品を無印良品が扱うことになったかたち。ともに生活者の日常生活の基本を支える業態として認知されつつあるので、これも自然の成り行きでしょうか。
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