一般的にドアの前には収納家具などを置くことはできません。しかしながら、洗面脱衣所のように限られたスペースの場合は、収納スペースとして活用できそうな壁面も少ないです。そのため、ドアを収納スペースとして活用できたらと思われたことがある方もいらっしゃることでしょう。
そんなときに便利な収納グッズがニトリから発売されました。
※この記事は2024年7月22日時点の情報に基づいています
ニトリ・ドア掛収納 IF2c01
このたびニトリから発売されたのは「ドア掛収納 IF2c01」という商品です。その名の通りドアに引っ掛けて設置するもので、スチール製のバスケットが付いています。
洗面脱衣所ならヘアケア用品やタオル、洗濯用洗剤などを収納すると便利でしょう。キッチンなら調味料やキッチンツール、個室ならハンドバッグやファッション小物を収納することもできると思います。
3段タイプはタオル掛け付き
ニトリのドア掛収納は3段、4段、5段の3タイプがあります。3段タイプはバスケットの下にハンガーバーが付いており、タオルなどを掛けることも可能です。6尺(180cm)の高さの扉ならタオル掛けは腰くらいの高さになるのでちょうど良いと思います。
実はニトリ以外でも売っている
とは言え、ドアに掛ける収納バスケットは決してニトリが初めてではありません。以前からアマゾンでは中国製の同様の商品が販売されています。上写真の商品はニトリよりも安価です。しかしながら、ニトリよりも高価な商品も少なくないので、決してニトリのほうが割高ということもありません。
シールフックでも良いのでは?
それよりも個人的に思ったのは、ダイソーなどで販売されている元林の「ナットつき壁面シールフック」や「差し込み型シールフック」でプラ箱やバスケットを直接ドアに貼り付けるほうが合理的ではないかということです。
この方法ならバスケットの間隔や数、サイズや形状を好みに応じて選ぶことができますし、引っ掛け式のように揺れて不安定になるようなこともありません。また、使用するバスケット次第ですが、概ね費用を抑えることも可能だと思います。
ただし、ドアの表面材によっては表面材が剥がれる心配はあります。ニーズに応じて最適な方法を選んでもらうと良いでしょう。
というわけで、ニトリのドア掛収納IF2c01は特に収納家具を増やしづらい場面で有効な収納グッズだと思います。しかしながら、決して目新しいものではなく、既に同様の商品は販売されています。モノによってはニトリより安いこともあるでしょう。
また、ドアに引っ掛けるよりもドアに直接シールフックで固定したほうが良い場合もあると思います。今回に限らず、新商品だからと言って飛びつかずに、何をどこにどのように収納したら使い勝手が良いかをシッカリとイメージして、最適な収納スペースを用意してください。
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