前回はキッチンにペットボトルを干す場所を作るために、自作のペットボトルホルダーを壁面のマグネットツールバーに取り付けたことを紹介しました。今回はそのペットボトルホルダーの作り方を紹介します。
キッチンの壁面でペットボトルを干すホルダーの作り方
必要な材料と道具
- 針金(直径約3mm)
- マグネットクリップ(ダイソーにて3ヶ入108円)
- ペットボトル
- ラジオペンチ
ペットボトルのネックに針金を半周させる
まずは上写真のようにペットボトルのネック(首)に針金を半周させ、U字型にします。あとでいくらでも曲げて調整できるので、ペットボトルのネックの太さ以上であれば大丈夫です。
針金を折り返す
次にU字型の上に伸びた2本をラジオペンチを使って折り返し、μ(ミュー)字型にします。できるだけループ状にせずにキレイに折り返したほうがスマートな形状になります。
適当な長さでカットして整形
μ字型になった針金の両端を上写真のように曲げます。側面から見た状態が「レ」の字型になればOKです。ペットボトルの底が壁にもたれかかるように確認して適当なところでカットしましょう。
針金の端をマグネットクリップに挟んで完成!
針金の端をマグネットクリップに挟めば完成です!実際にペットボトルをセットしてみて不安定であればラジオペンチで微調整しましょう。
自作ペットボトルホルダーのメリット
- 材料代が安い(1つあたり100円以下)
- 見た目にシンプル
- 調理台スペースを占領しない
- 風通しが良くペットボトルの中が乾きやすい
- 各種サイズのペットボトルに対応可能
- 針金を外せばマグネットクリップとしても使える
今回作ったペットボトルホルダーには多くのメリットがあります。まず材料代が安いこと。1つあたり50円くらいで作ることができます。道具も実質的にラジオペンチだけでOK。コストも手間も負担がありません。
次に見た目がシンプルであること。刺又(さすまた)状でまったく複雑な形状ではありません。また、マグネットクリップも針金もシルバーなので見た目に統一感があります。
キッチン壁面のツールバーにマグネットで取り付けるので、スペースを取りません。ただでさえ狭い賃貸のキッチンの調理スペースをさらに狭くしてしまう心配がありません。
市販のペットボトル干しグッズの多くはペットボトルの口に棒を挿すタイプが多いです。しかしこの方法はペットボトルの口を大なり小なり覆ってしまうため空気の通りが悪く、乾くのに時間が掛かります。その点、刺又形状であれば、ペットボトルの口を覆うことがなく、乾きが早いです。
実際に使ってみたところ、500mlでも2リットルでも問題なく支えることができました。ペットボトルのネックの太さはほとんど共通なので、ほとんどのサイズのペットボトルを問題なく支えることができると思われます。
ホルダー部分の針金は市販のマグネットクリップに挟んだだけです。そのためちょっとした弾みで外れてしまうこともあるでしょう。しかし逆に言うと簡単にホルダー部分を外して通常のマグネットクリップとして使うことが可能とも言えます。
以上の通り、今回作ったペットボトルホルダーにはたくさんのメリットがあります。現在、特許出願中。…というのはまったくの冗談ですが(笑)、意外とありそうでないものですので、商品化ができれば良いなーと思ったりしています。
コメント
これはすごい!!!
特許出願まではいかないまでも意匠登録してみては?
お近くに特許研究クラブみたいなのがきっとあるからそこで相談してもいいし、
ネットで出願方法を見て自分で出願するといいですよ!!
虎ノ門までいけば意外と簡単だから!!!
素敵♪
forshowさま
はじめまして^^
お褒めくださいましてありがとうございます(≧▽≦)
そうですねー、意匠登録…。
弁理士の知人がいるので相談してみます。