前回は100円ショップのセリアで見つけた「両面テープ式ピタッと吸着マグプレート」を紹介しました。ミニサイズながらマグネットツールバーとして、キッチン用品から工具まで壁面にくっつけることができる優れものの商品です。
ピタッと吸着マグプレートが良いのはネオジム磁石を使っているので強力にくっつくこともさることながら、両面テープが強粘着で壁面にシッカリと貼り付くという点です。また、壁面だけでなく、くっつけたいモノのほうにマグプレートを貼ることでスチール面にくっつけることも可能です。
100円ショップでネオジム磁石だけを買ってきてくっつければ同様のことが実現可能なのですが、いかんせん小さなネオジム磁石をくっつけるのが難しい。私もこれまで接着剤やグルーガンを使ってネオジム磁石をくっつけたりしましたけど、だいたい1年経たずに外れてしまうのです。
そういうこともあって、今回、ピタッと吸着マグプレートを購入した際に、その横に陳列されていた商品もついでに試してみることにしました。
※価格および仕様はすべて2022/07/19現在
貼って浮かせる!マグネットキット
JANコード | 4984831054363 |
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メーカー | ショーエイコーポレーション |
サイズ | ステンレスシート:直径40mm ネオジム磁石:直径10mm 厚さ1.8mm アクリル系粘着剤:直径10mm PVCシール直径30mm |
材質 | ステンレス、ネオジム磁石、アクリル系粘着剤、PVC |
耐荷重 | 100g |
製造国 | 中国 |
税込価格 | 110円 |
今回ご紹介するのはショーエイコーポレーションの「貼って浮かせる!マグネットキット」という商品。歯磨き用のプラコップや印鑑、鍵、ペンなどの小物に磁石を貼り付けて、天面や壁面にくっつけられるようにするというものです。
1~2ヶ月ほど前からセリアの店頭に並んでいることは気付いていましたが、使い物になるか怪しいと思って購入を見送っていました。
入っているのは4つのパーツ
こちらのマグネットキットには4つのパーツが入っています。まず天面や壁面に貼るためのステンレスシート。保護用の青いフィルムが貼られていますが、めくれば銀色です。
そして、対象物に貼り付けるネオジム磁石と、そのためのアクリル両面粘着剤。最後に、粘着剤では十分に貼り付けられない場合に使用するPVC製の透明シールです。
コップの裏にネオジム磁石を貼り付ける
さっそく使ってみましょう。まずはコップ(レック「歯ブラシが立てられるコップ」)の裏面にネオジム磁石をアクリル両面粘着剤で貼り付けます。
コップを浮かせて収納できた
洗面化粧台のトレーの底面下側にステンレスシートを貼り、そこに先ほどのコップをくっつけると、キャッチコピーの通り、プラコップを浮かせて収納することができました。
ちなみに、コップの重量は91g。耐荷重100gの範囲内です。
比較的すぐに磁石が外れてしまった
しかし、コップを何度かくっつけたり外しているうちに、磁石が取れてしまいました。
まあ、そうなりますわな。かようにネオジム磁石を接着するというのは簡単なことではないのです。
透明シールで強力に磁石を接着
そこで、付属のPVC製の透明テープでネオジム磁石を覆うように上から貼りました。
これならちょっとやそっとのことでは磁石は外れません。おまけに、ネオジム磁石はフェライト磁石と違ってサビますから、その予防にも役立ちます。
なるほど、小さなネオジム磁石もこうやってPVC製のテープで上から覆うように貼ってやれば外れないんですね。おまけにサビの予防にもなって一石二鳥。仮にテープが剥がれても貼り直すのは簡単です。
PVC製のテープと言えば、いわゆるビニールテープです。こちらの商品に付属しているのは一般的なビニールテープよりずっと薄くてOPPテープのような質感。私が常用している3MスコッチのOPPテープはアクリル系粘着剤を塗布しており変質が少ないので、ネオジム磁石を貼り付けるときはこれを使えば良さそうです。
今回の検証を通じて、図らずもネオジム磁石の接着方法を学ぶことができました。既存のスチール面に何かを磁石でくっつけたいときは、100円ショップで数個入りのネオジム磁石を買ってきて、OPPテープなどで固定すればよりコスパが良いと思います。
一方で、木部など非スチール面に磁石でくっつけたいときは、ステンレス板などもセットになっている今回ご紹介したこちらの商品がオススメと言えましょう。
コメント
学習机関連でお世話になりましたCharlie です。
収納グッズについてのお知恵を拝借したくてこちらにもお邪魔しました。
現在、ボックスティッシュを洗面所に置いているのですが、Towerのマグネット式のものを壁に取り付けて使っています(https://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E5%AE%9F%E6%A5%AD-Yamazaki-%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9-%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA-%E3%80%90%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA/dp/B09HRQQZ2R/ref=sr_1_4_pp?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dib=eyJ2IjoiMSJ9.n22pVXtDcXwl8evEpKYydaL5-orvNfFn21BF9EYVctF44xrSaDNOx57hhMTW9RwEO5x3-XNn9R9m06o2nH0W4_zMjq-ltlWzfgS3USGSEWjt7UhCUOFtORHdD_AQSGD6ih0Gspc4RgpZ0GkI-cwK0AtZLCD-ZBY9FVAiMuq1FatwTf56y2qoPPE4wMP3DthOdn_yFWFhTRO9vaZWViIpwasORh5pltH2g9VaZwSoEbnUpKArE178XQBsWo2QM-Jmp-T85U7fpr2pIBKkQ534lLIGfR4KSB0HmgSSBTvm6Zk.IvlzNR_3COcwZT2j6Gbn4tndtvzegAwBWg9GCKh8Hjs&dib_tag=se&keywords=%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9+%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88&qid=1715751637&s=home&sr=1-4)。
壁には両面テープ(100均で購入したヤモリグリップだったと思います)を使い、薄い金属板貼り付けています。しかし、クロス張りであるため、ときどき金属板ごと落下してしまいます。そのたびにまたグッと押し付けて貼りなおすのですが、いつまで持つものか心配です(現在約1年経過)。
クロス張りの壁にマグネットを取り付けるのに、一番適している方法を教えていただけますか?そもそも、クロスの壁ではマグネットものを取り付けるのは不可能なのでしょうか(玄関ではクロスの壁に靴ベラ用のマグネットフックを取り付けていたのですが、マグネット面が小さいためか、こちらは両面テープがすぐにギブアップしてしまって、諦めました 涙)。
マンションですが、持ち家なので多少の傷や穴は容認できます。
どうぞよろしくお願いいたします。
Charlieさま
ようこそこちらにもお越しくださいました\(^o^)/
どんな収納のお悩みかと思えば、マグネットティッシュケースtowerを壁紙にくっつけたいということですね。
ヤモリグリップは粘着力が弱くてダメでしょうね。
とは言え、強力なクロコダイルグリップでもダメだと思います。
こういうアクリル系ゲルシートは壁紙に貼ると、時間の経過とともに剥がれてしまいます。
むしろ、1年もっただけでもすごいと思います。
こういうとき、もっとも手軽で確実なのは粘着式ホワイトボードを貼る方法です。
好みのサイズにカットできるので、ティッシュケースに隠れる大きさにしても問題ないと思います。
ただし、粘着力は一般的な養生テープくらいあるので、壁紙の凸凹の表面が少し粘着面に持っていかれてしまうことがあります。
粘着式ホワイトボードは安くないので、私ならカモ井のマステを貼って、その上に粘着式のマグネット補助板を貼り付けるかなと思います。
もしくは、100均のポリプロピレンシートをカットしてステープルで固定し、その上に同様にしてマグネット補助板を貼るかですね。
なお、マステをベースにする場合は、ティッシュケースの2倍以上、できれば3倍くらいの面積を貼ってください。
また、新しいボックスティッシュを詰めたときは強くティッシュを引っ張ることもあると思います。
そのときはケースをしっかり押さえて引き出すようにしてください。
ちなみに、ステープルで固定する方法を使った商品が以前にセリアで販売されていました。
ただ、私の地元では最近まったく見かけません。
最近はちょっとご無沙汰ですけど、こちらではこんなお馬鹿なことばかりやってます^^;
ご参考になるアイディアがあれば幸いです。
収納マンさま
返信ありがとうございました!こちらからの返信が遅くなって申し訳ありません。
やはり、クロス張りの壁にマグネットを取り付けるのはそんなに大変なんですね…。
無印の、「壁に取り付ける家具」なども好きでいくつかあるのですが、アレ系のものに頼ってしまったほうがいいのかもしれませんね。ただ、ティッシュボックスは固定できたほうが使いやすいので、壁に取り付ける家具だとなかなか難しいのですよね。
でも、また粘着テープがはがれて落ちる前に、何か対策を考えます。
ちゃんと「しまう、片付ける」方面の収納も頑張ります。またよろしくお願いいたします!
Charlieさま
> やはり、クロス張りの壁にマグネットを取り付けるのはそんなに大変なんですね…。
あれ、大変そうに感じられました?
いろんな方法を提案してしまったので、難しく感じさせてしまったかもしれませんね(+_+)
もっとも手軽なのはカモ井のマステを使う方法だと思います。
理想を言えばその上にスリーエムの「超強力両面テープ 粗面素材用」でマグネット補助板を貼るのが良いですが、100均のアクリル系強力両面テープ(厚手)でも良いです。
凸凹のある壁紙の上にマステを貼ることで表面が平滑になり、両面テープの接着力が増します。
ヤモリグリップはポリウレタン系なので、ちょっと粘着力不足かもしれません。
アクリル系のクロコダイルグリップがオススメです^^
収納マンさま
返信、ありがとうございました。
クロス+マステの上からマグネット、やったことはあるのですがマステがくっついたままでいてくれませんでした(涙)
たぶんカモ井だったと思うのですが、何か特別な名称はありますか?
現在の両面テープは、外袋を捨ててしまったので、クロコダイルかヤモリかははっきりしないのですが、再度落ちる前にマステ&クロコダイルで補強したいと思います。
話は変わるのですが、学習机ブログのほうで教えていただいた、オームの折り畳み式ライトについてです。
使い勝手はいいですし、明るさも十分です。形も大きさも邪魔になりません。良いライトを推薦してくださってありがとうございました^^
1つだけ難点は、わりと充電が切れるのが早いことでしょうか。単発というよりは連続して何時間も使っているからですね。勉強時間~夕飯時につけっぱなしにしておくと、2晩くらいで充電が必要です。このライトはこういう使い方しちゃいけないんだなーと思いつつ、最初から酷使してしまっています(笑)
ご参考までに、使用感をお知らせしました。
Charlieさま
なるほど、以前にマステ+マグネットを試されて、うまくいかなかったのですね(+_+)
私の知る限り、標準的なカモ井のマステであれば粘着力は変わりありません。
ただ、壁紙の質感によってはシッカリとくっつかないということもあると思います。
また、それよりもマグネットティッシュケースは磁力が強力なので、スチール板がティッシュケースと同じくらい広い面積のものでないと局所的に力が掛かりやすく、剥がれてしまうのではないかと思われます。
そう考えると、PPシート+ホッチキスで広い面積のスチール板を貼るか、それよりも確実で手軽なのは粘着式ホワイトボードを使う方法でしょうね。
コードレスのデスクライトについては、おっしゃる通り連続使用時間が長くないのが難点です。
オーム電機のDS-LD24BGの場合、強(照度MAX)では最大約5.5時間となります。
2~3時間の使用ならまさしく2日でバッテリー残量がなくなりますね。
充電可能回数は記載されていませんが、500回として2日に1回充電したら3年くらい持つ計算でしょう。
ただし、電源コードを繋いだ状態なら使えるはずです。
ともあれ、使用感を教えてくださりありがとうございました^^