2020年冬のDCMとニトリによるTOB合戦の末、翌2021年3月にニトリホールディングスの連結子会社となった島忠ホームズ。3年近く経過しても顕著な合併効果は見られないものの、プライベートブランド(PB)商品の開発を進めています。
シマホのPB商品としてよく聞くのは、トイレットペーパーや洗剤、ペットシーツなど。私が普段チェックする収納用品はニトリの商品がそのまま持ち込まれていることが多く、作業服を除いてDIY関連も従来と変わらずプロパーばかりだと思っていました。
ところが、先日チラッと化粧棚板の売場を覗いてみて驚きました。以前のシマホでは表面材にプリント紙を貼った化粧棚板がメインだったはずですが、シマホPBのメラミン化粧板が大量に入荷していたのです!
帰宅してからホームページなどに情報が上がっているか確認したところ見当たらなかったので、私のほうでサイズラインナップと価格をまとめてみました。
※この記事は2024年2月12日時点の情報に基づいています
シマホPB・メラミン化粧板
メラミン化粧板とは、一般的なプリント化粧棚板に比べて、熱、キズ、汚れ、水に強いメラミン樹脂を含浸させた合板のことです。当然、プリント化粧棚板よりも高価なことが多いのですが、シマホではかなり安く販売されています。
芯材はファルカタのランバーコアではなく、パーティクルボード。厚みは18mm。最小で60×20cm、最大で180×60cmまでサイズが豊富に揃っています。カラーはホワイトと、木目調のホワイトウォッシュ(古木風)とミドルブラウン(ウォルナット系)の計3色が用意されています。
サイズと価格
長辺(cm) | 短辺(cm) | 税別価格 |
---|---|---|
60 | 20 | 635円 |
30 | 908円 | |
40 | 1,164円 | |
45 | 1,346円 | |
60 | 1,619円 | |
90 | 20 | 1,073円 |
30 | 1,346円 | |
40 | 1,619円 | |
45 | 1,800円 | |
60 | 2,073円 | |
120 | 20 | 1,255円 |
30 | 1,528円 | |
40 | 1,800円 | |
45 | 1,982円 | |
60 | 2,255円 | |
150 | 30 | 1,800円 |
40 | 2,255円 | |
45 | 2,437円 | |
60 | 2,710円 | |
180 | 30 | 1,982円 |
40 | 2,710円 | |
45 | 3,164円 | |
60 | 3,619円 |
ホームズオリジナルのメラミン化粧棚板のサイズと価格は上表の通りです(すべて島忠ホームズ南津守店=大阪市西成区の場合)。
私の感覚で言うと、90×30cmの一般的なプリント化粧棚板で安くて1千円くらい、メラミンだとその2倍以上という感じですから、シマホはメラミンなのにプリント紙並みの激安だと思います。
シマホのプリント化粧棚板より安い!
従来、シマホでは川路商店のプリント紙化粧棚板(ウッディボード)を扱っていました。たとえば1200×200×17mmというサイズで税別1,710円です。
シマホのメラミン化粧棚板で同じサイズを探すと同1,255円。なんと、メラミンのほうが3割近くも安いのです!
ロイホのメラミン化粧棚板より安い!
ロイヤルホームセンター(ロイホ)のメラミン化粧棚板と比較してみるとどうでしょうか。ロイホはファルカタのランバーコア、シマホはパーティクルボードのベタ芯という違いはあるものの、たとえば1200×300mmというサイズで比較した場合、ロイホは税別2,490円、シマホは同1,528円です。
ロイホでも十分に安いと思っていたのですが、シマホのほうが4割近くも安いのですね!こりゃ驚きました!これもニトリグループのバイイングパワーがあってこそでしょうか。
個人的にはプライベートブランド商品というものにはあまり興味がないのですが、この安さは魅力的ですねー。プリント化粧棚板の価格でメラミン化粧棚板が買えるんですから衝撃的です。今度からメラミン化粧棚板が必要になったときはシマホを利用したいと思います。
ちなみに、シマホでは1カットにつき税別50円で化粧棚板を直線カットしてくれます。メラミンを自分でノコギリで切ると切断面がガタガタになりますから、あらかじめキッチリとサイズを測ってカットをお願いするようにしましょう。そうすれば、水回りでも安心して使えるオリジナルの棚などが作れます。
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