国産オーダーなのに安い!立川機工のロールスクリーン「ファーステージ」

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新居に取り付けるロールスクリーンを探すにあたって、いくつかの点で数年前とはちょっと事情が変わっていることに気づきました。

まず、プルコード式が店頭からほとんどなくなり、多くがチェーン式になっているということです。悲しいことにブラインドやロールスクリーンなどのチェーンで幼児が命を落とす事故が日本でも発生しています。それなのにチェーン式のほうが主流になるというのは、時代に逆行しているのではないでしょうか。

もうひとつの変化は、2018年10月前後から立川ブラインド工業、ニチベイ、トーソーの主要3社が物流諸経費や商品梱包輸送費という名目で事実上の値上げをしたということです。まるで談合したかのように一律で税別2,000円。まあ色々と大変なんだとは思いますが、やり方があまりスマートではないような気がします。

ともあれ、メーカーがそう来るなら、消費者としてはギュッと財布の紐を絞めてかからねばなりません。できるだけ費用が掛からないように知恵を絞ってロールスクリーンを手配しました。

※すべて2020/04購入時点の税込価格

 

立川機工「ティオリオ」@洗面脱衣所

立川機工「ティオリオ」@洗面脱衣所

まず洗面脱衣所を間仕切るためのロールスクリーンは、既製サイズでジャストフィットだったので立川機工の「ティオリオ」(135×220cm)をチョイスしました。

言うまでもなくサイズオーダーするよりも既製品のほうが安上がりですからね。ホワイトインテリアを標榜する我が家に於いてはアイボリーという点が引っ掛かりましたが、妻の一声で承認されました(笑)

日本製だけどブラケットは樹脂製

立川機工「ティオリオ」は日本製だけどブラケットは樹脂製

私はこれまで何本もロールスクリーンをクライアント宅に納品してきましたが、ニチベイやトーソーがメインで立川機工はほとんど扱った記憶がありません。また、オーダーばかりで既製品を納入することもほとんどありませんでした。

それで初めて知ったのですが、ティオリオのブラケットは金属ではなくプラスチックでできているんですね。耐久性に問題はないと思いますが、やはり金属製に比べると心許なく思います。

それでも、同業他社の多くが生産を海外工場に移転する中、立川機工は日本製です。そこはちょっと安心感があります。もっとも、ブラケット自体は海外で作っているんだと思いますが。

天井への3ヶ所留めはちょっと難儀しました

天井への3ヶ所留めはちょっと大変でした

ティオリオは幅が135cmを超えるとブラケットが3ヶ所留めになります。カーテンレールなど目印のあるところに取り付けるなら問題ありませんが、目印がない天井に取り付けるのはちょっと難儀しました。樹脂製ブラケットで位置を調節できるようになっていないのでなおさらです。

なお、付属の木ネジは短いので、下地まで達するにはもっと長い木ネジを用意する必要があります。私はカーテンレールの取り付けなどでも使った3×30mmの皿タッピングで取り付けました。

ちなみに、ロールスクリーンを取り付けるためにあらかじめアキュラホームに下地を入れるようにお願いしたところ、その費用は税込5,500円も掛かりました。大手のハウスメーカーならもっと高くつくのかもしれませんけど、たかが数百円の棒切れを仕込むだけで5,500円というのはちょっと高すぎやしませんかね?(苦笑)

 

立川機工「ファーステージ」@WCL

立川機工「ファーステージ」@ウォークインクローゼット

次いで、ウォークインクローゼットの窓と出入り口に設置するロールスクリーンを手配しました。

こちらもできれば既製品で済ませたかったのですが、サイズが合わなかったり、リビングダイニングに面するのでできるだけホワイトにしたいということでオーダーも検討。すると、立川機工の「ファーステージ」を楽天市場の「リスタ」でオーダーすると、サイズ次第で既製品の価格と大きく変わらないことが分かりました。

ウォークインクローゼットの小窓

ウォークインクローゼットの小窓

ウォークインクローゼットの小窓に設置したのは幅36×高さ108cmで税込5,555円。これは定価の約60%引きという計算です。一般的なカーテン専門店だと40~50%引きが相場だと思うのですが、こんなに値引きしちゃって商売が成り立つのでしょうか(苦笑)しかも、物流諸経費は別途徴収されてません。

ウォークインクローゼットの出入口

立川機工「ファーステージ」@ウォークインクローゼットの出入口

ウォークインクローゼットの出入口に設置したのは幅75×高さ200cmで税込6,919円。こちらもやはり定価の約60%引きとなっています。幅90cmの既製品を買うのとほとんど変わらない値段ですし、ホームセンターなどならインドネシア製や韓国製になるところがこちらは日本製です。色もアイボリーではなくホワイトで大満足!

ちょっと透けますが、私はこれくらいのほうがちょうど良いと思いますね。

ブラケットは金属製で位置調整OK

立川機工「ファーステージ」のブラケットは金属製で位置調整OK

しかも、うれしいことにファーステージのブラケットは金属製で、長ネジ穴になっているため位置調整が容易にできるんですよ。洗面脱衣所に取り付けた既製品もこのタイプだったら取り付けがもっと楽だったのになーと悔やまれます。

 

楽天市場でロールスクリーンをサイズオーダーしようとすると、多くの価格が1円からとなっており、しかもメーカーは大手3社以外にもあって、同じメーカーでも仕様も様々で、「とにかく安いロールスクリーンが欲しい!」と思っても探すのが大変なんですよね。

でも、私が2020年4月に調べた限りでは、リスタ楽天市場店で立川機工のファーステージを選ぶのがもっとも安かったです(大手メーカー以外は除く)。立川機工なら国産ですし、ブラケットもオーダーなら金属製で安心じゃないかと思います。

 

立川機工「ファーステージ」@リスタ楽天市場店

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日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
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