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壁紙用穴埋め材より良いかも!セリアの「壁用修正テープ」が意外と便利

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石こうボード用ピンで壁紙にあいた穴は補修材で埋めるのが一般的

石こうボード壁用のピンを抜いた痕は目立ちにくいとは言え、まったく気にならないレベルとまでは言えません。なので、開いてしまった穴を隠したいときは壁紙用の補修材で埋めるのが一般的です。もしくは、壁紙を模した補修用パッチを貼ることもあると思います。

ところが先日、100円ショップのセリアのDIYコーナーで見つけたのは、修正テープのような壁紙用補修材なのです。「こんなので本当に壁紙の補修なんてできるの!?」と訝しく思いつつ、試してみることにしました。

※この記事は2025年2月13日時点の情報に基づいています

 

武田コーポレーション・壁用修正テープ

武田コーポレーション・壁用修正テープ@セリア 4545244665876

JANコード 4545244665876
テープサイズ 幅5mm×長さ6m
ケースサイズ 86×40mm
カラー ライトアイボリー
製造国 中国
税込価格 110円

今回セリアで購入したのは武田コーポレーションの「壁用修正テープ」という商品です。見た目は文房具の修正テープそのまんま。しかし、「壁用」とハッキリ書いてあります。

なお、こちらはあくまでビニールクロス用であって、紙や布でできた壁紙、ペンキや漆喰などで仕上げた壁には適さないということです。

しかしまあ、ホームセンターなどに収納グッズなどを卸している武田コーポレーションがセリアとも取り引きしていたとは初めて知りましたよ。

ホワイトではなくアイボリー系

武田コーポレーション・壁用修正テープはホワイトではなくアイボリー系

それはさておき、こちらの壁用修正テープはライトアイボリー色となっています。市販の修正テープと比較すると、確かにちょっと黄色味があります。

なお、修正テープの質感そのものは特に違いは感じられません。

とりあえず使ってみた

壁用修正テープで壁にあいたピン穴をカバーしてみる

使い方は一般的な修正テープと同じということで、とりあえずピン穴に貼ってみることにしました。

しかしながら、紙に修正テープを貼るような感じでは上手くくっついてくれません。修正テープを少し出したら上から指で押さえながら千切るようにすると上手くいきました。

想像していたより良い感じ!

武田コーポレーション・壁用修正テープを貼った状態

修正テープを壁紙に乗せたら、指先で押さえます。すると、壁紙の表面の凸凹に馴染むとともに、剥がれにくくなります。擦ったらダメです。

そうして貼り終えたのが上写真の状態です。目を凝らせば貼ったことは分かりますが、遠目からはまず気付けないレベルだと思います。これは正直、期待以上でした。と言うか、当初からまったく期待はしていなかったのですが(苦笑)

線状に貼るのは避けるのが無難

武田コーポレーション・壁用修正テープは線状に貼ると反射して目立つかも

ただし、線状に修正テープを貼ると、反射して少し目立ちます。テープ状なので壁紙のヒビ割れに良いかなと思ったのですが、あまり適しているとは言えなさそうです。

ちなみに、失敗しても爪で剥がせます。逆に言うと、耐久性は高くありません。

テープの基材がダブつきやすい

武田コーポレーション・壁用修正テープはテープの基材がダブつきやすい

何箇所かピン穴をカバーしていると、テープの基材がダブついてきました。所詮は100均かなと思ったのですが、側面に設けられた穴(上写真の矢印の箇所)から針金などを挿し入れることで、ギアを回してダブつきを解消することができます。

穴埋め材と違って固まらないのが素敵

壁紙補修用の穴埋め材

以上の通り、壁用修正テープは問題なく壁紙のピン穴を隠すことができることが分かりました。ただ、敢えて壁用修正テープを使う必要性は感じられず、従来の補修材を使えば良いのではないかとおっしゃる方も多いと思います。

しかし、従来の壁紙用補修材は数ヶ月放置すると固まって使えなくなってしまうんです。この壁紙修正テープも「長期間保管したあとは乾燥して付きにくい場合があります」との注意書きがあるものの、おそらく一般的な修正テープと同様に数年経っても変質する可能性は低いと思います。

壁紙の補修材なんて、ほんのちょっとあれば良いんですよね。次に使う機会はどれほど先になるか分かりません。その点、壁用修正テープなら数年先でも問題なく使えるんじゃないかと期待できます。

 

というわけで、「壁紙に修正テープなんてくっつかないんじゃないの?」と訝しく思っていましたが、意外とちゃんと貼ることができました。コツを掴むまでは上手く貼れなかったり、線状に貼ってしまうと反射して目立つこともあるものの、その点を踏まえれば十分に使えるシロモノだと思います。

そして何より、パテ状の補修材のように固まる心配がないのが素敵です。何年か放置しないことには分からないことですけど、おそらく大丈夫でしょう。今回、色を比較した100均の修正テープももう何年前に買ったか分からないくらい古いものですが、未だに問題なく使えていますから。

いやしかし、こういうのを手に入れちゃうと、時間を忘れてピン穴を隠す作業に没頭してしまいますねー(苦笑)お時間のゆとりのあるときにお試しいただければと思います。

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この記事を書いた人

日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
安全性を第一に、コスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

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