押入れやクローゼットの枕棚の上をどのように収納したら良いのか分からない…。そういうご相談をよくいただきます。
押入れやクローゼットの枕棚の上は手が届きにくい高さなので、どんなに頑張っても使いやすくはなりません。そのため、使用頻度が低いモノを収納するのが理想的です。また、高いところにモノを収納する場合は、落としても危なくないモノが無難でしょう。
使用頻度が低くて、落としても安全で、しかも押入れやクローゼットに収納するのに適したモノと言えば、シーズンオフの布団や洋服、サイズアウトした子供服やまだ少し大きくて着れない子供服、マタニティウエア、スキーウェア、頂き物のタオルや毛布、家電製品の空箱などが挙げられます。
箱に入ったタオルや家電の箱はともかく、布団や洋服を収納する不織布製の袋などはこれまでもありました。ただ、それらは決して枕棚専用に設計されたものではなく、枕棚でも使えるという感じに過ぎませんでした。
※この記事は2018年2月19日時点の情報に基づいています(2023年7月16日一部更新)
東和産業・収納袋MSC棚上すっきり収納
そういった状況を踏まえると、このたび発売された東和産業の「収納袋MSC棚上すっきり収納 掛けふとん用 85690」は、枕棚専用に設計された画期的な布団収納袋と言えるでしょう。
下部に持ち手があるから取り出しやすい
どのあたりが枕棚専用に設計されているかと言うと、収納袋の下に持ち手があるところです。持ち手が枕棚の一番低い位置にあるので、ちょっと背伸びをすれば手が届くという人が多いと思います。
枕棚に置きやすいサイズ
品番 | 商品名 | サイズ(cm) |
---|---|---|
85690 | 掛けふとん用 | 50×35×36 |
85693 | マルチ衣類・小物用 | 30×35×36 |
85694 | 2WAY衣類・小物用 | 23×33×36 |
85696 | ベーシックM | 50×35×36 |
85697 | ベーシックS | 25×35×36 |
「収納袋MSCシリーズ」には枕棚用だけでなく、従来の収納袋やハンギング収納なども含めて8つのラインナップがあります。その中で枕棚用に設計されたものだけをピックアップしたのが上表です。
基本的にいずれも奥行は35cm、高さは36cmに揃えられています。押入れの枕棚に収納する場合はもうちょっと奥行があっても良さそうですけど、出し入れのことを考えると35cmくらいが妥当だと思います。高さについてもやはり、これ以上大きいと出し入れしにくくなる可能性がありますから妥当なところだと思います。
このように、サイズを見ても枕棚用としてちゃんと考えられていると感じます。
基本的に枕棚に収納するようなモノは使用頻度が低いので、こんなところに収納グッズを敢えて買う必要はありません。ただ、紙袋だと破れてしまいやすいですし、ダンボール箱だと取り出しにくかったりします。
その点、「収納袋MSCシリーズ」はポリプロピレン製(不織布)で紙袋よりは破れにくく、ダンボール箱と違って取り出しやすいのがメリットです。収めたいモノや枕棚の寸法に合うようであれば、良い選択肢のひとつと言えるのではないでしょうか。
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