洗面化粧台の排水管が詰まった!試行錯誤の結果、最後は真空式が威力を発揮

当ブログは広告を掲載しています。詳細はこちら

妻から「洗面化粧台の流れが悪い」と言われるも放置すること約半年。色々やってはみるものの、なかなかスッキリと流れが良くならないんですよね~。

最近また流れが悪くなったということで、ようやく対処することにしました。その結果、今回はスッキリ解決しましたよ!

 

パイプユニッシュでは改善せず

我が家では排水管の清掃は主に「パイプユニッシュ」を使っています。しかし、洗面台の排水管の詰まりもパイプユニッシュで対処しようとしたのですが改善せずでした。

パイプユニッシュより強力と言われている「ピーピースルーF」を使うというプランもありました。しかし、あまり強い薬剤を排水として流したくないのと、臭いフェチの妻もキツイ臭いはイヤだということで却下となりました。

排水管清掃用ブラシ付きワイヤーを使うことに

コジット・毛づまりごっそりパイプ職人スリム

いろいろ方法を模索した結果、コジットの「毛づまりごっそりパイプ職人スリム」を使うことにしました。アマゾンでベストセラー1位という安心感もありましたが、シンプルながら確実な方法だと思ったからです。

しかし、実際に使ってみたところ、我が家の洗面台ではうまくいきませんでした。

所詮はラバーコーティングされた針金

何度か出し入れしている間にクセが付いてしまい

どうも具合が悪かったのは、所詮はラバーコーティングされた針金であるため、何度か排水管に出し入れしている間にクセが付いてしまうのです。そうなるとなかなか排水管の奥に入っていかず、引き抜くのも大変になってしまいます。やはりもっと弾性のあるものを買うべきだったと思いました。

ちなみに、「毛づまりごっそりパイプ職人スリム」は細いソフトタイプと太いハードタイプの2本がセットになっており、太いほうであれば撚れることは少ない半面、洗面台の細い排水管にはスムーズに入りませんでした。

特殊な(?)直角クランクが問題

2ヶ所の直角クランクがある我が家の洗面台の排水管

そもそも、我が家の洗面台に「毛づまりごっそりパイプ職人スリム」が適さなかったのは、排水管の形状に問題があったためと考えられます。上の写真の通り、2ヶ所の直角クランクがあるのです。そのため、これではスムーズにワイヤーが入っていかなかったと考えられます。

パッケージの裏面に「形状や素材によってご使用になれない配水管があります」と書いてありましたが、我が家の洗面台の排水管は特殊な例なのでしょうか。

詰まりが解消されるどころか逆に悪化

排水管の詰まりが解消されるどころかむしろ悪化

丑三つ時に奮闘すること約1時間。排水管の詰まりが少しは解消されるかと思っていたのですが、逆に詰まりが余計にひどくなってしまいました。排水の流れが悪くて、朝起きてもこんな状態。最悪です…。

今年は車のバッテリーが弱ってきたので強化液を入れたら、バッテリーがお釈迦になってしまって慌ててバッテリーを買いに走るハメになったということもありました。まさに藪蛇再来です(苦笑)

 

三栄水栓・真空式パイプクリーナーPR870

三栄水栓・真空式パイプクリーナーPR870

「これはマズイ…」ということで、夜中の3時にアマゾンに助けを求め、12時間後には三栄水栓(SANEI)の「真空式パイプクリーナーPR870」が手元に届きました。近所のホームセンターで買うより安くて確実。本当にアマゾンは現代生活になくてはならないインフラです。もちろんクロネコさんにも感謝しております(笑)

それはともかく、こちらの真空式パイプクリーナーはいわゆるラバーカップのようなもので、真空式のシリンダーを備えているためラバーカップよりも汚水が飛び散りにくいのがメリットです。2サイズのラバーカップが付属しているので、排水管にもトイレにも対応できます。

真空式で一瞬にして排水管の詰まりが解消!

真空式パイプクリーナーで一瞬で排水管の詰まりが解消!

洗面台のオーバーフロー排水口をガムテープでふさぎ、真空式パイプクリーナーのハンドルを数回上下させると、みるみる水が流れていきました。夜中に奮闘した苦労は何だったのでしょう?(苦笑)本当にあまりにもあっけなくて、これで良いのかしらと思いましたが、以後、非常にスムーズに水が流れています。

今までに、たまに排水管から臭いが上がってくることがありましたけど、ひょっとしたら排水管の詰まりが原因だったのかなと思いました。

 

この真空式パイプクリーナーさえあれば、キッチンの排水管やトイレの詰まりにも対応できるので、大きな安心を得た思いです。

最初からこれを買っておけば良かったのになーとも思いましたが、一生に何度も使うものではありませんから余計なモノを増やしたくなかったんです。でもやっぱり必要でした。こうして家の中には「たまにしか使わないけど重要なモノ」が増えていくわけですね(苦笑)

2021/03/23追記:当時は「洗面所・男子トイレ用」を買ってしまいましたが、一般的には下記の「洗面・洋式トイレ用」を買ったほうが洋式トイレの詰まりにも対応できて良いと思います。

関連記事

浴室の蛇口からポタポタ水漏れ!コマを替えても止まらないのでスピンドルを交換
賃貸ハイツの浴室の蛇口からポタポタ水漏れ発生。管理会社に言ってもらちが明かず、コマを替えても止まらない。ハンドルが空回りする感覚があったので、スピンドルを交換したところ、ようやく水漏れが止まりました。
モップより良い!ベランダや玄関の掃除に「PVAスポンジワイパーGR-WET」
山崎産業の「PVAスポンジワイパーGR-WET」でタイル貼りの玄関ポーチとFRP塗装を施したベランダの掃除をしました。このスポンジワイパーは絞るのが楽で見た目もスマート、しかも丈夫です。一方で、常に濡らしておかないとスポンジが硬くなってしまうのが難点です。
フローリング用クレヨンだけでOK!建具や家具の大きなキズの補修方法
建具や家具の大きなキズの補修するにはフローリング用クレヨン「かくれん棒」さえあればOKです。ただし、使い方は普通とはちょっと違います。ライターであぶって溶かし、カッターの刃を温めてフラットにするなどコツが必要です。
キッチンや洗面化粧台下を効率良く収納できる!「シンク下伸縮収納ラック」比較
キッチンや洗面化粧台下を効率良く収納できる「シンク下伸縮収納ラック」5アイテムを比較してみました。個人的にイチオシはアイリスオーヤマ「シンク下伸縮棚【1段】USD-1V」。天馬の「ファビエ・シンク下伸縮式ラック(ワイド)」もオススメです。

コメント

  1. 日本三毛猫 より:

     収納マン様、こんにちは。
     パイプクリーなのような品物は、集合住宅の管理組合で購入して貸していただけるとありがたいですね。
     そういえば電動工具を貸し出してくれるホームセンターもありますね。うちの近所のホームズは残念ながらありませんが。。。

     ちなみにうちの洗面台、いまだ買い替えに至っていません。とりあえず使えているので。。。。
     人口大理石はメンテがむずかしい(アルカリに弱い–>石鹸で黄ばむ)ので除外。陶器で壁出し水栓はTotoのサクアしかないのですが、あの内引き出しが気に入らなくて。。。。
     タカラのホーローも候補なのですが(ホーローパネル、なかなかいいです)、奥行が短い。。。。家具が置けずにちらかる我が家としては1cmでもムダにしたくない気分です。

     デッキ水栓なら選択肢が増えますが、掃除が面倒でして。

    • 収納マン より:

      日本三毛猫さま

      おひさしぶりです^^

      ウチは小さな賃貸ハイツなので管理組合などなく、管理人もいなければ、管理会社も腰が重いですが、確かに、管理組合などでいろいろサポートしてもらえると良いですね。
      他方、コンシェルジュのいるマンションって管理費も非常に高いので、個人的には自分でできるメンテナンスは自分でやってしまうほうが気軽で良いです^^

      日本三毛猫さんはまだ洗面化粧台の買い替えプランが進んでいないんですねー。
      ってゆーか、さすがすごいこだわりようだと思いました♪

      ちなみにウチの洗面化粧台は陶器で、妻が陶器のソープディスペンサーを落としてヒビが入ってしまいました^^;
      なので、家を建てるとしたら陶器やホーロー以外が良いかなーと思っています^^

  2. 日本三毛猫 より:

     収納マン様のご近所に住んでいるなら、いろいろな物が貸していただけそうですね。

     ところで洗面台です。ボウルだけ修理できないかなと懲りずに探していたら「リペアサービス」なるものを発見しました。「住まいのリペア」というところの洗面ボウル修理をみるとかなりきれいなのですが、どんなものでしょうか。お代は3万8千円。化粧台の買い替えよりはかなり安上がりです。

     フローリングの補修業者はかなりたくさんいるようですね。

     それにしても、丸ごと交換しなくても済むような体制をメーカーには整えてもらいたいものです。使えるものまで捨てたくありません。

    • 収納マン より:

      日本三毛猫さま

      いやー、ウチの実家に行ったら、家1軒建てるにも不自由しないくらいに道具が揃ってますよ。
      以前はブルドーザーまでありましたから^^;

      それはともかく、「住まいのリペア」。洗面ボウルの補修までできるんですねー。
      その3.8万円の事例というのは見つけられませんでしたが、かなり大きなヒビ割れを補修したというケースを見ました。
      これは想像以上に上手に直すもんですねー。

      私が見た事例は賃貸に置くような普及品ではありませんでしたが、洗面ボウルそのもののコストを考えると微妙な金額ですね。

      ユニットバスはもちろん、水周りのものは結構メーカーが防水にウルさくて、たぶんメーカーとしては保証できない補修方法だと思います。
      メーカーとしてはスクラップ&ビルドが基本で、これは住設メーカーでも家具メーカーでも家電メーカーでも共通の考え方と言えるでしょう。

      それならそれでリサイクルを前提とした商品開発をしてくれれば良いのですが、現状はそれすら難しいようで。
      本当に難しいところです…(-_-;)