我が家のキッチンの壁面にはマグネット式のツールバーを取り付けています。スチール製の定規を超強力両面テープで貼り付けて、そこにマグネットフックなどをくっつけられるようにしたものです。
2年使ってみて分かったことがいくつかあります。それは一般的なS字フックを取り付けるタイプのツールバーよりも使いやすいということ。マグネット式だとブラブラしません。
また、100均のマグネット式フックやクリップは早々に錆びてしまうんじゃないかと心配しましたけど、今のところまったく錆びる気配はありません。
強いて言えば直定規で真一文字のツールバー状にせずにもっと広い面にしたら良かったかなーとも思いましたが、背の低い妻では手が届かないのでこれでも十分だったかなとも思います。背の高い方は是非、「線」ではなく「面」でスチール板を取り付けていただければと思います。
というわけで今回は、「面」で支えるのに最適なスチール製マグネットボードをいくつか紹介しましょう。
※この記事は2016年2月9日時点の情報に基づいています(2023年7月3日一部更新)
IKEA・SVENSÅSメモボード
IKEAの「SVENSÅS(スヴェンソース)メモボード」は基本的には木ネジで壁に取り付けるものですが、一般的なキッチンの壁面なら超強力両面テープで取り付けることは可能でしょう。
SVENSÅSメモボードは主にリビングや書斎に取り付けることを前提としていると思われますが、縦横自在な40×60cmというサイズと言い、ホワイトとブラックの2色が揃っていることと言い、キッチンにもピッタリな感じが素敵です。
久宝金属製作所・ミニ ステン(SUS430)板 裏面粘着シート
久宝金属製作所(Q-ho)の「ミニ ステン(SUS430)板 裏面粘着シート」はその名の通り、ご丁寧に裏面に粘着シートを付けてくれたステンレス板です。IKEAのSVENSÅSメモボードはスチールに紛体塗装を施したものなのでキズがつけば錆びてしまうわけですが、ステンレス板ならキズがついたり錆びたりする心配がありません。
さらにIKEAのメモボードよりも低価格で厚みもありません。ただし装飾性がないので、「ただ貼った感じ」が出てしまうかもしれません。
レイメイ藤井・ブラックボード アンティーク
「まんまマグネットボードじゃイヤ!」という方にはレイメイ藤井の「ブラックボード アンティーク」はいかがでしょうか。これならマグネットでフックを取り付けるほかに、マーカーでメモを書き込むこともできます。それっぽく書けばオシャレですよね。
他社製品でも同様のものがいくつかありますけど、ボードの裏面がダンボールだったりします。こちらの商品も背面はファイバーボード(繊維合板)なので決して水に強いとは言えませんが、紙よりは断然マシです。
コクヨ・ホワイトボード ピタボ 吸着シートタイプ
最後はコクヨの「ホワイトボード ピタボ 吸着シートタイプ」。こちらは普通のホワイトボードと思いきや、裏面が吸着シートになっており、平滑面ならどこにでも貼り付けることができます。もちろん取り外しも簡単です。
やっぱり強力両面テープでベタッと貼ってしまうって抵抗があるじゃないですか。その点、この商品なら気軽にキッチンの壁面に貼り付けることができます。ただし他の商品と違ってスチール製ではなくて鉄粉入りのシートを仕込んであるタイプのため、マグネット式フックなどで何かを吊下げるとズリ下がってくるかもしれません。
う~ん…。こうやってピックアップしていくと、キッチンだけでなく家のあちこちで使ってみたいものばかりですね。マグネット式のフックなどは既に世の中にたくさんあるので、マグネットボードを壁に取り付けておくだけで、いろいろと便利に使えそうです。
普通の壁なら石膏ボード壁用フックなどで引っ掛けても良いですし、マグネットボードを使えば冷蔵庫に貼り付けたプリントなども撤去してスッキリできそう。やっぱりマグネットが自由に使えるのは便利ですね。
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