【書棚の地震対策】傾斜棚のように本の飛び出しを防げる!3Mの落下抑制テープ

食器棚の一部には地震の際に食器の飛び出しを防ぐのに有効な「傾斜棚」が採用されています。棚板が3度ほど奥側に傾いていることで、食器が前に滑っていきにくくしているのですね。特にコストが掛かるわけではなく、一定の効果は期待できると思われるのですが、耐震ラッチやガラス飛散防止フィルムなどに比べるとあまり普及していません。

また、耐震ラッチやガラス飛散防止フィルムは後付けも可能である一方、傾斜棚は後から付けることができません。棚受けに細工すれば同様の効果を得ることはできると思われますが、そのようなものは私は見たことがありませんでした。しかし、3M(スリーエム)の落下抑制テープなら傾斜棚と同等の効果を得ることができるかもしれません。



3M・落下抑制テープ

3Mの落下抑制テープは、スチール書棚の棚板の手前側にテープを貼ることで書棚から本やファイルの飛び出しを防ぐことができるアイテムです。地震の揺れで棚板の手前側に滑ってきた本などに対して、摩擦係数を高めることで飛び出しを防ぐというわけですね。

これを使えば、棚板に角度を付けて傾斜棚にしなくても、同様の効果を得ることができます。しかも施工はテープを貼るだけ。とても簡単です。

あくまでスチール書棚用?

冒頭で食器棚の話をしたものだから誤解を生じかねないのですが、基本的に3Mの落下抑制テープはスチール書棚用となっており、木製書棚や食器棚への使用は不可となっています。しかし、アマゾンでのレビューを見る限りは木製棚や食器棚への使用も可能のようです。

おそらくスチール書棚用と限定しているのは、クレームの発生を恐れているからだと思います。スチール書棚であればテープを剥がしても問題ありませんから、貼り直しも可能です。しかし、木製書棚などの場合は表面材のプリント紙が剥がれてしまう可能性や、エンボスシートの場合は接着できない可能性があります。

そういった可能性を理解したうえであれば、自己責任で木製書棚などに使用することは物理的には可能であると考えられます。

ちょっと価格が高いのがネック

3Mの落下抑制テープは、傾斜棚に代わる地震対策グッズとして手軽で有効性が高いと言えます。ただネックなのは、価格が高いということです。

本日現在、アマゾンでの価格は1.8mで675円となっています。1.8mというと90cm幅の書棚の棚板2枚分に相当します。つまり棚板1段あたり300円以上のコストとなります。

もちろん、安全には代えることができませんので、それもやむなしかなとは思いますが、もう少し安ければと思うのも正直なところです。飛び出しリスクの高い、書棚の上のほうだけ貼るというのもひとつの方法でしょう。

100円ショップにはこのような商品はありません。製本用テープであれば同様に貼ることによって多少の滑り止め効果は得られるかもしれませんが、さすがに過度の期待はできません。消費者にとっては懐が痛いところではありますが、100円ショップが参入しにくいこういう商品は個人的には良いと思います。

ただし注意しなければならないのは、基本的に書棚を壁に固定しなければならないということです。書棚が倒れてしまっては、いくら本などの飛び出しが防げたところで生命の危険を排除できません。

IKEAのMURDER MALMチェスト同様に、収納家具の地震対策はやはり壁に固定することが第一ですね。

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