ユニットバスの壁面に磁石でくっつく収納グッズ「磁着(じちゃく)」シリーズが東和産業から発売されて3年。これまでユニットバスの壁面につける浴室用収納グッズと言えば吸盤式という常識を覆したことで大ヒットとなりました。
しかし、競合他社が次々と類似商品を発売したためテコ入れを図る必要があると判断したのか、この夏からデザインをスクエア(四角)にした「磁着SQ」シリーズを発売することになりました。
※この記事は2018年8月7日時点の情報に基づいています
東和産業「磁着SQ」シリーズ
丸を基調としていた「磁着」シリーズからスクエアに変更された「磁着SQ」シリーズは、後発のアスベル・「ラックスMG」シリーズよりもさらに四角いデザインです。また、もともとは9種類のラインナップでしたが、SQシリーズは14種類に大幅に増えました。
磁着SQ・スマートフォンホルダー
このたび追加されたアイテムで注目すべきは、まず「スマートフォンホルダー39200」(上写真)。L型の受けを2つ使うことで、スマホのサイズを気にすることなく壁面に取り付けすることができます。
この構造ならタブレットでもいけるかと思いきや、耐荷重は約250gとのこと。状況によってはタブレット端末も大丈夫かもしれませんが、数字通りであればちょっと厳しそうです。
磁着SQ・浴室用ラック
もうひとつは「浴室用ラック39202」。商品名からして汎用に使えるんだと思いますが、500~600mlのペットボトルに対応しているそうで、耐荷重も約600gとなっています。水分補給しながらの長風呂に最適と言えるでしょう。
洗顔料やスクラブなど、ちょっと置き場所を作りたいときにも便利なサイズです。
磁着SQ・歯ブラシ&シェーバーホルダー
続いて「歯ブラシ&シェーバーホルダー39203」は、その名の通り歯ブラシやT型シェーバーを収納するのにピッタリなポケットです。こういうのは元々ユニットバスについていることはありませんから、お風呂場でハミガキをする習慣の人にはありがたいことでしょう。
磁着SQ・ミニシェルフ
個人的に気に入ったのはこちらの「ミニシェルフ39205」です。見た目にシンプルですし、メガネなどをちょっと置くにも便利そう。ちなみに耐荷重は約800gとなっています。
磁着シリーズは中国で作られていましたが、磁着SQシリーズはベトナム製となっています。ひょっとすると今回のリニューアルはデザイン変更のためではなく、人件費が高騰する中国での生産からベトナムへ移管するための副産物なのかもしれません(ちなみにアスベルのラックスMGシリーズは中国製です)。
それでも、デザインが良くなったことは素直に喜ばしいと思います。今後ますます競争が激しくなりそうですね。
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