少し前からダイソーで無印良品の「やわらかポリエチレンケース」に似た商品が販売されていると聞いておりましたが、私の地元ではなかなかお目に掛かることができませんでした。しかし、先日ダイソーに行ったら偶然にもちょうどそれを並べているところだったんです。
正直に言うと、実際に見るまでは何の期待もしていませんでした。「ダイソーがまた無印良品の商品をパクったんでしょ?」くらいにしか思っていなかったんです。
しかし、台車に乗せて運ばれてきた商品を見て驚きました。
「でかッ!!」
勝手にポリプロピレンメイクボックスのサイズ感をイメージしていたら、カラーボックス1段分の大きさだったんです!
そんなわけで最初はスルーしようかと思っていたのですが、半ば衝動的に買ってしまいました(苦笑)
※この記事は2021年5月24日時点の情報に基づいています(2024年8月30日一部更新)
ダイソー・フタ付収納ボックス
【大】35.6cm×25cm×23cm
JANコード | 4549131985665 |
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外寸 | 356×250×230mm |
内寸 | 345×244×227mm |
税込価格 | 330円 |
材質※1 | 本体:ポリエチレン、フタ:ポリプロピレン |
製造国※1 | 中国 |
※1…材質・製造国は以下すべて同じのため省略
【中】35.6cm×25cm×16cm
JANコード | 4549131985689 |
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外寸 | 356×250×160mm |
内寸 | 345×244×157mm |
税込価格 | 330円 |
【ハーフ中】25cm×17.4cm×16cm
JANコード | 4549131948653 |
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外寸 | 250×174×160mm |
内寸 | 244×168×157mm |
税込価格 | 220円 |
【ハーフ小】25cm×17.3cm×7.2cm
JANコード | 4549131948639 |
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外寸 | 250×173×72mm |
内寸 | 244×167×69mm |
税込価格 | 110円 |
ダイソー版「やわらかポリエチレンケース」は正しくは「フタ付収納ボックス」という商品名です。ラインナップは現在4種類で、いずれもフタ付きとなっています。無印良品の場合はフタが別売なので、ここが最大の違いと言えるでしょう。
なお、それぞれのアイテムには外寸以外の呼び分け方が明示されていません。そのため、こちらでは便宜的に無印良品の商品名に倣って、大きいほうから順に【大】、【中】、【ハーフ中】、【ハーフ小】とさせていただきます。
【大】はカラボ用インナーケース同等の大きさ
ダイソーのフタ付収納ボックスはそれ単体を写真で見るとサイズ感が分かりにくいですが、【大】はカラーボックス用インナーケースと同じくらいの大きさです。
【中】は【大】の約7割の高さ、【ハーフ中】は【中】と同じ高さでフタが約半分の大きさ、【ハーフ小】は【ハーフ中】または【中】と重ねると【大】と同じ高さになります。
フタの開閉のしにくくさは無印良品同様
ダイソーのフタ付収納ボックスは無印良品と同様に本体がポリエチレンでやわらかいです。そのため、ポリプロピレン製のフタを外したり付けるのはちょっとやりにくいと感じます。頻繁に開閉するには適さないと言えるでしょう。
形状や質感は無印良品とほぼ同じ
ダイソーのフタ付収納ボックスは無印良品のやわらかポリエチレンケースとほとんど大差ない形状や質感に仕上がっています。
ダイソーはホワイト&クビレあり
ただし、無印良品のやわらかポリエチレンケースはホワイトグレー、ダイソーのフタ付収納ボックスはニトリの「ソフトNインボックス」同様にホワイトです。また、ダイソーのほうは持ち手の下あたりにクビレがあります。
意外とダイソーのほうが丈夫
ダイソーのほうが角に厚みがあり、無印良品よりも丈夫と言うか硬い印象があります。これはダイソーのほうにはクビレがあることも影響していると思います。
フタを外してコンパクトに積み重ねできる
ダイソーのフタ付収納ボックスはフタを外して積み重ねることでコンパクトに収納可能です。無印良品のやわらかポリエチレンケースやニトリのソフトNインボックスも同じように積み重ねることができますけど、ダイソーの場合は途中にクビレがあるのでスムーズに引き抜くことができます。
ダイソーのほうが僅かに小さい
ちなみに、ダイソーのほうが全体的に僅かに小さくて、フタ付収納ボックス【中】は無印良品のやわらかポリエチレンケース【中】の中にすっぽり入る大きさです。
意外と見分けがつかない
無印良品・やわらかポリエチレンケース【中】
我が家では無印良品のやわらかポリエチレンケース【中】をパンの収納場所として使っています。これをダイソーのフタ付収納ボックス【中】と入れ替えてみるとどうなるか。
ダイソー・フタ付収納ボックス【中】
ご覧の通り、パッと見た感じ、違いはまったく分かりません。個人的にはダイソーのほうで十分なんじゃないかと思いますね。
ダイソー&無印良品&ニトリの比較
ダイソー | 無印良品 | ニトリ | ||||||
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サイズ(mm) | 税込価格 | サイズ(mm) | 税込価格 | サイズ(mm) | 税込価格 | |||
深 | 360×255×320 | 1,090円 |
||||||
大 | 356×250×230 | 330円 | 大 | 360×255×240 | 890円 |
レギュラー | 387×265×235 | 749円 |
中 | 356×250×160 | 330円 | 中 | 360×255×160 | 690円 |
|||
横型ハーフ | 387×265×117 | 549円 |
||||||
小 | 360×255×80 | 590円 | ||||||
ハーフ大 | 255×180×240 | 690円 |
縦型ハーフ | 265×191×235 | 549円 |
|||
ハーフ中 | 250×174×160 | 220円 | ハーフ中 | 255×180×160 | 590円 |
|||
クォーター | 265×191×117 | 349円 |
||||||
ハーフ小 | 250×173×72 | 110円 | ハーフ小 | 255×180×80 | 490円 | |||
丸型深 | 直径360×320 | 990円 |
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丸型中 | 直径360×160 | 690円 |
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フタ | 365×260×15 | 290円 | フタレギュラー | 392×270×13 | 299円 | |||
フタハーフ | 260×185×15 | 190円 | フタハーフ | 270×196×13 | 199円 |
※税込価格はすべて2024/08/30現在に更新済み
最後に、ダイソーのフタ付収納ボックス、無印良品のやわらかポリエチレンケース、ニトリのソフトNインボックスのサイズラインナップと価格を一覧表にしてみました。
こうやって比較してみると、ダイソーのラインナップはニトリ同様に4サイズで無印良品に比べると物足りないものの、無印良品やニトリに比べて圧倒的に安いことが分かります。無印良品なら「大+フタ」で1,280円1,180円、ニトリなら「レギュラー+フタ」で1,098円998円のところ、ダイソーは330円で済んでしまうのです。また、無印良品のフタハーフの半値近くでダイソーならフタ付きのハーフ小が買えてしまうのです。
無印良品とニトリは日本製、ダイソーは中国製という違いはあるものの、これだけ圧倒的に安ければダイソーで十分という人が多いのではないでしょうか。
私を含め、まだまだダイソーで税別150円(税込165円)以上の高額商品を買うことに抵抗を感じる人は少なくないと思います。そのため、税込220円から330円のフタ付収納ボックスは「高い」と感じてしまうことでしょう。
しかし、冷静に無印良品やニトリと比較してみると、実はダイソーのほうが圧倒的に安いのです。フタ付きの大サイズの場合は1/3以下、同じくハーフ小サイズの場合はなんと1/6以下で買えるのですから、破壊的な価格設定だと思います。
この値段なら、食品や衣類、子供のオモチャの収納に、気軽に使えるのではないでしょうか。
2022/08/24追記:
蓋付き収納No.5878 | 蓋付き収納No.5915 | |
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JANコード | 4550480065878 | 4550480065915 |
外寸 | 365×260×240mm | 365×260×80mm |
税込価格 | 330円 | 220円 |
ダイソーのフタ付収納ボックスに似た「R30ボックス」という商品が数ヶ月前より店頭に並んでいます。質感はよく似ているように見えますが、R30ボックスはポリエチレンではなくポリプロピレンです。そのため、さほど軟らかくはないものの、従来のポリプロピレン製インナーボックスに比べると軟らかいです。
なお、サイズは上記2サイズのほかに365×260×160mm(税込330円)、260×180×160mm(同220円)、260×180×80mm(同110円)があります。また、ホワイト色だけでなくグレー色もあります。ダイソー系列のスタンダードプロダクツには、クールグレー、ブルーグレー、ネイビー、グリーン、イエロー、レッドがあります。
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