キッチンの収納に於いて、吊戸棚は悩ましい場所のひとつです。手が届きにくい、置いたモノを忘れがち、重いモノは置けない、そしてピッタリ合う収納ケースがなかなか見つからない、といった問題があります。
そんなときに便利なのが、いわゆる吊戸棚用ストッカーです。背伸びして大きな持ち手を握れば、中にひとまとめにしたモノに手が届きます。
奥行が浅い吊戸棚の場合は奥行29cmのKEYUCA(ケユカ)の「ハンドル付きストッカー」が定番となっており、浅型も合わせて累計約125,000個も売れているのだとか。好評を博して、このたびラインアップが追加されることになりました。
※価格および仕様はすべて2022/03/10現在
ケユカ・ハンドル付きストッカー
従来品
新商品
ワイド | 浅型ワイド |
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サイズ:W22.5×D29×H20cm 税込価格:759円 |
サイズ:W22.5×D29×H15cm 税込価格:715円 |
深型スリム | |
サイズ:W15×D40×H24cm 税込価格:869円 |
ワイドは従来幅の25%増
このたび追加されたのは、「ワイド」、「浅型ワイド」、「深型スリム」の3タイプ。ワイドは従来型の幅18cmに対し、22.5cmに広がりました。その一方で、奥行は29cmをキープ、高さも同じです。浅型ワイドも従来の浅型の幅を広げただけとなっています。
ただ、正直言って4.5cm=25%しかワイドになっていないというのは微妙だと感じました。一般的な吊戸棚の幅や、一般的に収めるモノの大きさに合わせたんでしょうかね。そう考えると、これは案外良心的なサイズ設計のような気もします。
深型スリムは奥行40cm
一方の深型スリム。幅が狭くて背が高ければ、水筒や板海苔を収納するのに良いかもしれないと思いました。ところが、サイズをよく見ると、奥行が40cmもあるじゃありませんか!これでは従来のケユカのハンドル付きストッカーとはまったく別物です。
これだったらファイルボックスを使うのと変わらないんじゃないかとも思いましたが、トイレットペーパーがキレイに3つ収まっているところを見ると、一般的なファイルボックスよりも一回り大きいのかもしれません。
新登場の3品は日本製
もうひとつ驚いたのが、従来のケユカのハンドル付きストッカー2アイテムは中国製だったのに対し、このたび発売された3アイテムは日本製だということです。
おそらく、物流コストの問題による製造地の変更で、品質もそんなに変わることもないでしょうけど、価格が割高になっているわけではないので(むしろ割安)、安心ではありますよね。
一時期はちょっと元気なさげだったケユカですが、ここのところまた攻めに転じたような気がしますね。ニトリがマロニエゲート銀座から撤退したかと思ったら、それと入れ替わるようにケユカが出店したり。大阪でもケユカは一度、大阪・難波から去っていましたが、また明日から戻ってきます(なんばCITY)。ついでに言うと、先日はイオンモール堺北花田店もオープンしました。
今回のハンドル付きストッカーのラインナップ増もバッチリな感じだし、ちょっとこれは今後の展開に自ずと期待してしまいますよー。
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