我が家では無印良品の「やわらかポリエチレンケース」を使っていますが、この商品の類似品は今やどこでも買えると言って良いくらいたくさんあります。
にもかかわらず、流通大手のイオンまでが参入してきました。どんなものなのかちょっと見てみましょう。
※この記事は2023年2月20日時点の情報に基づいています
イオン・ホームコーディやわらか収納ボックス
イオンが2月から順次販売を開始したのは「ホームコーディ・やわらか収納ボックス」です。材質はもちろんポリエチレンで、専用のフタも用意されています。
私は最初、ヒマラヤ化學工業所の「やわらかボックス」そのものじゃないかと思いましたが、ヒマラヤは持ち手の穴が3つ、イオンは4面すべてに穴があります。おそらくイオン独自の商品ということでしょう。
ラインナップ
商品名 | サイズ(mm) | 税込価格 |
---|---|---|
レギュラー深型 | 360×260×240 | 1,078円 |
レギュラー浅型 | 360×260×120 | 877.80円 |
ハーフ深型 | 175×260×240 | 877.80円 |
ハーフ浅型 | 175×260×120 | 657.80円 |
レギュラー用フタ | 365×270×13 | 437.80円 |
ハーフ用フタ | 185×270×13 | 327.80円 |
ホームコーディ・やわらか収納ボックスはカラーボックス1段分相当のレギュラー深型を筆頭に、全4サイズが用意されています。フタも2サイズ用意されており、この手のやわらか系ボックスとしては非常にオーソドックスなラインナップと言えます。
なお、カラーバリエーションはホワイト、グレージュ、ピンク、ブルーグリーンの4色で、フタはクリアとホワイトの2色が用意されています。
無印良品・やわらかポリエチレンケース
元祖・無印良品の「やわらかポリエチレンケース」は先日値上げされたばかりですが、それでも大サイズ(イオンのレギュラー深型相当)で税込890円です。カラーは1色のみながら、価格はイオンよりも約2割も安いです。
ニトリ・ソフトNインボックス
ニトリの「ソフトNインボックス」は4色展開で、レギュラーサイズは税込749円となっています。価格はイオンよりも約3割も安く、さすがおねだん以上と言えましょう。
サンカ・インボックスソフト
サンカの「インボックスソフト」も4色展開。WLサイズの価格は楽天市場で1,106円からとなっています。これくらいならイオンとほとんど変わらないですね。
ヒマラヤ化學工業所・やわらかボックス
ヒマラヤ化學工業所の「やわらかボックス」は3色展開で、楽天市場でのワイド深型の価格は税込660円からとなっています。
ナフコでもヒマラヤ製のほぼ同じもの(ソフトタッチボックス)が税込738円で販売されています。いずれもニトリよりも安いというのは驚きです。
ダイソー・フタ付収納ボックス
ダイソーにも「フタ付収納ボックス」という商品があります。こちらはフタ付きでナント税込330円です。イオンは傘下のキャンドゥでこれにガチで対抗できる商品を投入するという手はなかったのでしょうか。
というわけで、イオンはまたえらいレッドオーシャンに突っ込んだなーと思います。サンカのインボックスソフトには僅差で勝ったとは言え、ほかに対してはすべて価格で負けています。これと言った機能面の違いもなく、非常に厳しい戦いを強いられそうです。
価格はさておき、4面ともすべてに持ち手の穴がついているというのもどうなんでしょう。個人的には他の多くがそうであるように、1面だけは穴なしでスッキリしていたほうが良かったように思います。イオンはあくまで出し入れのしやすさを重視したということでしょうか。
ともあれ、流通大手のイオンです。店頭に並べば勝手にどんどん売れていくのかもしれませんね。
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