昨年(2023年)9月頃にGoogle検索アルゴリズムの大幅な変更があり、当ブログのアクセス数が大幅に減少しました。1年近くを経て、2015年1月に当ブログを書き始めた当時の水準まで落ちてしまったのです(ピーク時の1/10以下)。
当ブログのアクセス数が下がったことはこれが初めてではありません。これまでは何とか自力で対策を考え、アクセス数を回復してきました。今回も同様にして切り抜けられると考えていたのですが、残念ながら努力の甲斐虚しく、落ちるところまで落ちてしまった感じです。ここに来て、もはや自力ではどうにもならないことを悟りました。
そこで、読者のみおさんのご紹介で専門家を頼ることに。ウェブリンの高橋さんという、ホームページの制作やWebマーケティング支援などをされているスペシャリストです。
高橋さんは私のブログのアクセス数が急減した原因を探り当ててくれました。そこはやはりプロですから、チェックすべき点をシッカリと押さえており、問題がないところと問題があるところを順番に説明してくれました。
原因さえ分かれば、あとは対策をするだけです。アクセス数が戻るには時間が掛かりますが、地道に作業を進めたいと思っています。
前置きが長くなってしまいましたが、私は何事も結果の前にはその原因があると考えています。片づけについても然り。原因を突き止めることなく表面的には片づけても、原因が排除されていなければリバウンドします。
片づかない原因は大きく分けて3つあります。「人」「モノ」「場所」の3つの要素です。今回はキッチンが片づかない原因をその3つの要素に沿って解説したいと思います。
※この記事は2024年8月19日時点の情報に基づいています
キッチンが片づかない原因
人
まずは人の要素から見ていきましょう。「私はズボラだから片づかない」とおっしゃる方がいますが、そういう話ではありません。
キッチンでは例えば夫婦もしくは嫁姑がお互いのやり方を譲らず片づけにくいということがあります。モノを配置するのに規則性が失われやすいだけでなく、それぞれの使い勝手に応じて調理器具を2つずつ用意しなければならず物量が膨らみがちです。難しい問題ではありますが、どちらかがイニシアティブを取って収納したほうがスムーズに事が運びます。
それ以外にキッチンで人の要素が原因となって片づかないということはほとんどないと思います。強いて言えば、自分が出し入れしやすい収納方法を心掛けることが重要です。
モノ
キッチンでもっとも片づかない原因となりやすいのはモノの要素です。キッチン家電の置き場所が足りない、食品のストックや食器が多すぎる、分別ゴミ箱を置く場所がない、などです。
これらの問題を根本的に解決するには、モノを減らすか収納家具を買い替えるか、いずれかの方法が手っ取り早いと言えます。滅多に使わないキッチン家電があれば手放すことも検討しましょう。そのうえで、キッチン家電は最適な置き場所が限られますから、優先的に配置してください。
分別ゴミ箱も重要です。しかしながら、置く場所がないのであれば、キッチンではなく勝手口を出たところに置くとか、小まめにスーパーなどで処分するなど、習慣を改めましょう。
食器は家族構成やライフスタイルが変わったにもかかわらず、今までの延長で過剰に持ってしまっているということもあります。そういう場合は、基本的には減らすことを考えましょう。どうしても手放せない場合は、使わない食器をダンボール箱などに詰めて他の場所に移動させるのも方法のひとつです。
食品のストックはできれば1週間以内に使い切れる量に抑えたいところです。過剰と思われる食品は優先的に献立に組み入れて消費するようにしましょう。
場所
私がこれまでお邪魔したお宅では、キッチンが十分な広さでなかったり、特殊な間取りということもありました。ただ、そういうのは極めてまれなケースです。ほとんどのお宅のキッチンは3畳程度で、場所が原因となって片づかないということはほぼないと言えます。
以上、キッチンが片づかない原因を、ヒト・モノ・場所別に見てみました。それぞれのお宅で特殊要因というのはありますが、一般論で言うとキッチンでは圧倒的にモノの要素が大きいです。
冷静に考えると、キッチンは料理を作る以外の目的はありません。材料、道具、そして食器やお弁当箱などがあれば十分で、日々使うモノは限られています。しかし、あまり使わないと分かっていても、ちょっと変わった料理を作るための調味料や、便利そうと思って買った調理器具、TPOに応じた食器などが多すぎて、片づけが難しくなっているということがあまりにも多いのです。
「過去2年間で使ったかどうか」をよく思い起こして、キッチンに置くモノをできる限り一軍メンバーに揃えていただければと思います。
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