引出しの中を仕切る場合、十字型や井型に仕切り板をセットするというのが一般的です。もしくは、厚紙やプラスチックでできた箱を収めるという方法もあるでしょう。
しかし、今回ご紹介する収納グッズはちょっと違います。十字でも井型でもロの字型でもなくL字型!今までの仕切り板の常識を覆す商品なのです。
※この記事は2018年9月18日時点の情報に基づいています(2024年3月24日一部更新)
カインズ/スキット・スライド仕切り
とかなんとか言って、実は新商品ではありません。正確には分からないのですが、今年(2018年)の初めには販売されていたようで、登場から少なくとも半年は経つ商品です。私がまったく気づかない間に販売されていましたー(苦笑)
それはさておき、今回ご紹介するのはカインズの「Skitto(スキット)スライド仕切り」です。スキットシリーズは仕様がマチマチですが、こちらは日本製となっているので吉川国工業(ライクイット)が作っているのでしょう。
L字型ではなくコの字型のように見えますけど、これはL字型が2つ繋がった状態。ニコイチで税込498円698円で販売されています。
ニコイチで変形する仕切り板!
日本製スキットシリーズに共通のジョイントパーツが付属しており、これを使うことでコの字型やクランク型を作ることができます。
向きを変えて様々なサイズの引出しに対応
しかも、縦横高さの大きさが異なるので、向きを変えれば様々なサイズの引出しに対応できるというわけですね。
様々な形状にトランスフォーム
2セット以上を使うことで、より様々な組み方が可能です。
100均のブックスタンドより大きなサイズ
このスライド仕切りを見たとき、驚くとともに「100均のブックスタンドでも代用できるのでは?」と思いました。一般的な100均のブックスタンドなら2つで税込216円で済みますし、スチール製で頑丈です(スキットはABS樹脂製)。
しかし、スキットのスライド仕切りは一般的な100均のブックスタンドよりずっと大きくて、一番大きな面はA5サイズ(148×210mm)とB5サイズ(182×257mm)の中間くらいもあるのです(152×240mm)。そのため、引出式衣装ケースの中を仕切るのにはピッタリな大きさと言えます。あまり重いモノが寄り掛からなければ、システムキッチンの引出しで使うのも良いでしょう。
ちなみに、こちらの商品は「大」というサイズ表記もあります。しかしながら、現在のところ「小」サイズは見当たりません。非常に画期的で使いやすい仕切り板だと思うので、是非「小」サイズの発売も期待したいところです。
カインズのスキットシリーズは現在ではラインナップがワケが分からないことになっていますが、実用性を重視しつつシンプルなデザインのプラ箱として多くのユーザーから支持されています。
今回ご紹介したスライド仕切りはさらにシンプルなL型の板というもので、「100均でいいんじゃね?」と戸惑う人もいるかもしれません。しかし、現実に100均には存在しない商品であり、それでいて仕切り板として非常に実用的と言えるものだと思います。
これはカインズ、お見事でしたね!
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