以前に布団乾燥機を購入する際、妻は「靴も乾かせるツインノズルが良い」と言いました。しかし、「靴に挿し込んだノズルで布団を乾かす?」と私が妻に疑問を投げかけたところ、靴乾燥機はまた改めて購入しようという話になりました。
それから早2年。まだ靴乾燥機は買っていません(苦笑)どうしても靴を乾かす必要があるときは、一晩中、扇風機の風を当てて乾かしていました。
それでもまあ良いかと思っていたところ、楽天プレミアムパートナーで靴乾燥機をゲットすることができました。今回はそのレビューをお送りします。
HomySnug・靴乾燥機
今回ご紹介するのはHomySnugの「靴乾燥機 HS-TMJJ0705JF」という商品です。ニンテンドーSwitchっぽいサイズ感のダンボール箱に、本体とつたない日本語の取扱説明書が入っています。もちろん中国製です。
なお、製品裏面の品番は「QQ-6629B」となっています。また、ちゃんとPSEマークは記載されていますが、「LED株式会社」という実在するのかどうか怪しい会社名が記されています。
靴1足分よりもコンパクト!
それはさておき、本体は想像していたよりずっとコンパクトです。270×175×90mmという大きさで、靴1足分よりもコンパクトです。そのため、普通に靴と一緒に並べてシューズボックスに収納できます。
靴乾燥機と知らなければホットサンドメーカーかと思える質感です。重量は1.1kgとなっていますが、実際は920gでした。軽いので持ち運びも楽です。
ブラケットを立てて伸ばす
HomySnugの靴乾燥機はコンパクトですが、ブラケットを立てて伸ばすことで大きくなります。高さは最大36cm、靴を挿し入れるブラケットの長さは約27cm、太さは概ね5cm角と言ったところです。
ブラケットを起こすときは「ガチガチガチッ!」と大きな音が鳴ります。見た目の通り、プラスチッキーな質感です。
戻し方が分からない…
ただ、先ほどの状態から元に戻す方法が取扱説明書に書かれていなくて戸惑いました。それぞれ根元の部分のロック板を押さえながら縮めたり倒すことで元に戻すことができます。
洗った靴を乾燥開始!
では早速、靴を乾かしてみたいと思います。取扱説明書を読むと、洗濯した直後の靴をすぐに乾燥機に乗せてはダメだそうなので、洗ってから1時間ほど天日で乾かしてセットしました。
プラグをコンセントに挿すと主電源がONの状態に。そして乾燥開始ボタンを押すと、デフォルトで20分の乾燥が始まり約42℃の温風が吹き出します。
洗ったスニーカーは約50分
取扱説明書によると、洗ったスニーカーを乾かすには約50分かかるそうです。「+」ボタンを押すたびに乾燥時間が5分延長されるので、50分にセットします。最短1分から最長で99分のセットが可能です。タイマー予約も可能ですが、その必要性がよく分かりません。
動作音は結構ウルサイです。小型のセラミックファンヒーターのような音、そしてニオイです。ただし、焼けたようなニオイはしばらくすると収まります。
かかとが乾かないので逆向きに
50分が経って乾き具合を確認したところ、まだまだという感じだったので、さらに50分乾燥。それでもまだ不十分で、特にかかと側が濡れているのが気になったので、逆向きにセットしてみました。吹き出し口がブラケットの先端にしかないからです。
結局、50分×3回=計150分で合格点と言える乾燥具合になりました。取扱説明書に記載されている目安時間とは乖離が大きいものの、特に作業の必要はないので、最初から2時間半程度と思っておけば気にはなりません。
サイクリングシューズも乾燥に150分
靴によっても乾燥時間は変わるだろうと思って、念のためサイクリング用のSPDシューズでも試してみました。同様に洗ってから1時間ほど天日干ししてから乾燥するも、今回も同様に途中で向きを変えて計150分かかりました。
オゾン消臭は臭くてウルサイ
こちらの靴乾燥機はオゾン消臭機能が付いています。「オゾン」ボタンを押すだけで乾燥しながらでも、消臭単独でも使えます(消臭のみは最長20分まで)。
ただ、オゾン臭と言うのでしょうか、何とも言えないモワーッとしたニオイがします。靴の臭いが充満しているわけではなく、靴をセットしていなくても臭います。
また、ジーッという音が鳴ります。石油ファンヒーターを着火するとき、もしくは殺虫用の紫外線ランプを点灯しているときのような音です。乾燥と併用すると、2階まで聞こえるほどウルサイです。
一方で、消臭効果は実感することが難しいです。ふだん履いている靴でも、脱いだ直後以外は意外と臭くないんですよ。逆に、乾燥して靴の中が暖かくなると、オゾン消臭をしてもニオイを感じます。オゾン消臭だけだと靴が暖かくならないものの、靴の中の温度が低いとニオイが感じられません。
電気代は2時間半使用で約10円
HomySnugの靴乾燥機の定格消費電力は160Wとなっています。これはつまり、今回の2時間半の使用で電気代が10.28円かかることを意味します(関西電力:25.71円/kWhの場合)。
一般的なヘアドライヤーは600~1200Wですから、それと比べると約27~13%の電気代で済む計算です。もちろん、ヘアドライヤーをハイモードで使えばもっと短時間で靴を乾かせると思いますが、さすがに2時間半×13%=約20分では無理でしょう。靴乾燥機のほうが手間なく効率良く乾かすことができると思います。
一方で、我が家で靴を乾かす際に使っている小型の扇風機は38Wです。1時間あたりの電気代は今回の靴乾燥機の約24%となります。同じだけ電気代を使えば約10時間半送風できる計算ですが、果たしてその時間で濡れた靴を乾かすことができるか疑問です。通常、夜に乾かし始めて翌朝に確認しても(約10~12時間)、ジメッとしていることが多いからです。
よって、靴乾燥機は初期投資こそ必要になるものの、コスパは悪くないと思います。
他社製品との比較
一方で、得体の知れないメーカーの靴乾燥機ではなく、ちゃんとしたメーカーのものが欲しいと思う方もいらっしゃることでしょう。まさしく私自身はそういう考えです。そこで、売れ筋の大手メーカーの靴乾燥機と比較してみました。
ツインバード・SD-4546BR
現在amazonでもっとも売れている大手メーカー品はツインバードの「くつ乾燥機SD-4546BR」です。こちらの消費電力は標準で150W。HomySnugの160Wよりやや低いものの、革靴を乾かすときには135Wに切り替えることもできます。HomySnugはモードの切り替えはできません。
また、ツインバード製はコンパクト。ただし、長靴などは寝かして乾かす必要があります。また、オゾン消臭機能はなく、最大120分までのダイヤル式でLED表示もありません。amazonでは”燕三条”と強調されていますが、ツインバードの本社が新潟県燕市にあるだけで本製品は中国製です。
それで価格はHomySnugよりも1千円ほど高い程度。同じ中国製でもツインバードのほうが安心感があると思いますが、靴によっては床に寝かす必要があるのと、効果は分からずともオゾン消臭機能がないのがネックです。
アイリスオーヤマ・SD-C2-W
次にamazonでよく売れているメーカー品はアイリスオーヤマの「カラリエSD-C2-W」です。こちらは標準モード(200W)、革靴モード(190W)、低騒音モード(180W)の3モードが選べ、しかもHomySnugよりもハイパワー。最長180分の乾燥が可能で、オゾン消臭機能もあります。また、ホースを伸ばすことで長靴にも対応できるほか、2足同時に乾かすこともできます。本体を斜めにして靴を上から挿し入れて乾かすことも可能です。
ただし、価格は約1.5倍です。サイズもHomySnugより一回り大きいです。我が家は既にアイリスオーヤマの布団乾燥機を買っているので、今さら靴専用でこれを買うという気にはなれません(苦笑)かと言って、布団と靴で兼用する気にもなれず。結局、靴専用で安いほうが良いかなと思います。
というわけで、ぶっちゃけHomySnugの靴乾燥機は胡散臭いだけの商品かと思っていましたが、スペック的には日本のメーカーの商品と比べても遜色ないし、コスパも悪くないことが分かりました。ちなみに、ちゃんと1年間の品質保証が付いており、ショップはメーカー直営だそうなので一定の安心感は得られると思います。
布団を乾燥させるのと兼用にするならアイリスオーヤマの布団乾燥機をオススメしますが、それぞれ別で運用するなら価格の手頃なこちらの商品はアリじゃないでしょうか。
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