キッチンという限られたスペースで必要なモノを効率良く収めるためには、食器棚はとても重要な位置を占める収納家具です。そんなわけで、今回はどんな食器棚を選べば良いかについて説明したいと思います。
下台は引出式がオススメ!
通常、食器棚は奥行が45cm程度のものが多いですが、グラスなどを並べると奥のものに手が届きにくく、また皿を並べると前後に並べるのは難しいことが多いものです。また、皿や器を重ねすぎると不安定になります。その点、下台が引出式であれば、奥のほうまで手が届きやすく、また皿や器を重ねてもあまり不安定になりません。
我が家は上写真の食器棚の下台だけの状態のようなのものを使用していますが、それで家族4人分の食器とカトラリー、食料品のストック、炊飯器、ポットなどがすべて収まっています。
なお、電子レンジは大型のものが多くなっていますし、引出は奥行方向が使いやすいので、全体の奥行は50cm以上のものが理想的です。
上台はオープン&引戸式がオススメ!
上台がオープンになっていると、キッチン家電を使いやすい状態で収納できるのでオススメです。朝食のパンや果物を置くスペースとして使っても良いでしょう。
またその上のスペースは扉式よりも引戸式がオススメ。引戸式のほうが地震に強いということもありますが、キッチンは決して広くないため引戸のほうが開閉にスペースを必要とせず都合が良いためです。また、幅の狭い食器棚の場合は引き戸を選ぶ余地がないのですが、幅が広いものの場合は引戸のほうが扉の枚数が少なく、あちこちの扉を開け閉めする必要がありません。
ちなみに、基本的に普段使いの食器は下台のほうに収納したほうが使いやすいので、上台にはあまり使わないワイングラスやカップ&ソーサーを置くことになります。これらは見た目が良いことが多いので、上台に置いても見苦しくなりません。
セミオーダータイプなら下台扉やニースペースの確保も可能
一升瓶や大きな紙パックのお酒を召し上がる場合は下台に扉があっても良いですね。また、分別ゴミ箱の置き場所を確保したい場合にはニースペースやゴミ箱ワゴンが収まるタイプのものをチョイスするのも良いでしょう。
ただ、そういう風にニーズが高度になると既製品ではなかなか選択の余地がありません。パモウナの食器棚など、セミオーダー対応可能なタイプがオススメです。値段は高いですが、実績のあるメーカーなので安心です。
パモウナのサイトは興味深いことがいろいろ書いてあってなかなか面白いですよ。私は長年、判断しかねていた「モイス」について理解できたのが良かったです。モイスについてはパモウナHPトップページ最下部にリンクが示されています。
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