雑多なモノを収納するときなどに100円ショップにプラ箱を買い求める人は少なくないと思います。しかしながら、所詮は100均です。耐久性に不安を感じるものだったり、見た目がチープで、コレジャナイと感じることもあることでしょう。
その点、割りと最近(2015年の話)、IKEA(イケア)の雑貨ラインナップに加わった新商品「KUGGIS(クッギス)ふた付きボックス」。これがなかなか素敵です。
※この記事は2015年11月14日時点の情報に基づいています(2023年8月2日一部更新)
IKEA・KUGGISふた付きボックス
カラーボックスに合わせやすいサイズ展開
サイズ(cm) | 税込価格 | 発売年 | |
---|---|---|---|
13×18×8 | 299円~399円 | ||
18×26×8 | 499円~699円 | 2015 | |
18×26×15 | 799円~999円 | ||
35×26×8 | 販売終了 | 2015 | |
35×26×15 | 999円~1,499円 | 2015 | |
マガジンファイル | 25×29×10 | 1,799円/2ピース | |
32×32×32 | 1,999円 | ||
37×54×21 | 2,499円~2,999円 | 2015 | |
インサート | 36×53×6 | 999円 |
KUGGIS(クッギス)ふた付きボックスが発売された当初は4サイズでしたが、現在はさらに3サイズが増えています。また、37×54×21サイズに合う「インサート」や、「マガジンファイル」(ファイルスタンド)も追加されています。カラーバリエーションはホワイト、ターコイズ、透明ブラックの3色です。
一番大きな37×54×21サイズは別として、当初は基本的に3段カラーボックスに合わせやすいサイズ展開でした。しかしながら、現在は35×26×8サイズがなくなるとともに、カラーボックスに収まらない32×32×32cmサイズなどが追加されています。そもそも日本的なカラーボックスはIKEAとは無縁ですので、たまたま当初はそういうサイズ展開だったということでしょう。
ともあれ、カラーボックスの中でKUGGISふた付きボックスを使う場合は、積み重ねるというよりも、フタ付きという特徴を活かして、棚を上下に仕切る感覚で使う(フタ付きボックスの上にモノを置く)のがもっとも合理的かと思います。
M・LサイズはA4用紙にもピッタリ
もちろんグローバルで使い捨て家具屋を展開するイケアは、日本独自とも言えるカラーボックスを念頭にKUGGISふた付きボックスを開発したわけではありません。また、日本独自であるJIS規格を考慮したとも思えません。しかしながらKUGGISふた付きボックスの18×26×8サイズにはA5サイズ、35×26×15サイズにはA4サイズがちょうど良い感じに収まるのです。
なお、残念ながらA4用紙よりも一回り大きいA4ファイルは入りませんが、A4サイズの雑誌であれば問題なく入ると思います。
価格も手頃、そして丈夫
100円均一のプラカゴに比べるとKUGGISふた付きボックスは高価ですが、他のイケアの雑貨同等に手頃な価格です。同じくイケアの「VARIERA(ヴァリエラ)ボックス」同様に厚めの再生PET樹脂でできているため、非常にしっかりとしており、見た目にチープ感もありません。
100円ショップでフタ付きのボックスを探すとなると、キッチン用の密閉容器か粘土ケースくらいです(2015年当時は)。KUGGISふた付きボックスは100円均一の粘土ケースよりも大きく頑丈で見た目も良いです。最近は100円ショップで粘土ケースが手に入りにくくなっていると聞きますから、むしろKUGGISふた付きボックスのほうが手軽であると言えるでしょう。
ちなみにイケアのホームページでは分かりにくいですが、35×26×15cmサイズは短辺側に丸穴の持ち手、37×54×21cmサイズは長辺側に丸穴の持ち手&短辺側に楕円穴の持ち手が付いています。高さ8cmのものには持ち手はありません。
37×54×21cmサイズはクローゼットに収めるのにちょうど良いサイズですが、大きくて頑丈なので結構重いと思います。
KUGGISふた付きボックスはシンプルで無印良品的なデザインが素敵。しかも頑丈でお手頃価格。さらにカラーボックスでも使いやすいA4対応サイズ。こういうのはどこにでもありそうであまりないですね!
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