引越し比較・予約サイトを運営する「引越し侍」がこのほど、「都道府県別 ソファの保有率ランキング」を発表しました。
※この記事は2015年5月30日時点の情報に基づいています
コタツの保有率が低いほどソファの保有率が高い
今回の調査および、以前に同社が実施した「都道府県別 こたつの保有率ランキング」によると、”今回TOP2にランクインした北海道と沖縄県に関しては、こたつの保有率で下位1位(沖縄県)、2位(北海道)となって”いるなど、”『こたつの保有率ランキング』の下位であった都道府県と、今回のソファの保有率上位であった都道府県がほぼ一致していた”そうです。
確かに、リビングにコタツを置きつつソファも置くとなるとかなりのスペースが必要となりますし、見た目にちぐはぐ感が出てインテリア性を損なうので、リビングにはどちらかしか置けないということは容易に想像がつきます。さらに、年中暖かい沖縄や、コタツでは物足りなくて家中を暖房する北海道では、コタツを置かずに代わりにソファを置くというのはイメージがしやすいですね。
ただ、今回の調査結果を精査してみると、単身世帯でのソファ保有率の中央値は約21.0%で、同じく家族世帯の場合は50.9%となります。またいずれも上位と下位とでは中央値を挟んで上下10%ほどの違いにとどまっています。つまり、都道府県別にソファの保有率を比較した場合に、それほど大きな差はないということですね。
ついでに言うと、調査対象となった引越し侍の利用者が単身世帯に偏っているのか、都道府県それぞれの世帯全体の数値がかなり単身世帯寄りの数値となっています。単身世帯が多い地域ほど全体の結果に大きく影響を及ぼしている可能性がありそうです。
あなたはソファ派?コタツ派?
私がお客様のところでお話をうかがった経験で言うと、ソファかコタツかは旦那さんの意見が大きく影響しているように思います。一般的に、男性は椅子を好みます。椅子は地位の象徴であって、男性は地位を重んじるからです。また、女性はゆっくりソファに座る暇がないことが多く、コタツに入ると家事が進まなくなってしまいますし、ニオイがこもることもあって、コタツを嫌がる傾向がありますが、男性はゴロンと横になりやすいコタツを好む傾向にあります。
つまるところ女性はソファもコタツもあまり好きではなく、旦那さんがソファかコタツを選択し、奥さんがそれに対して拒否権を持つという構図が多いように感じます。
先日の新婚さんの婚礼家具購入実態の記事では購入した家具の割りと上位にソファがありましたし、今後購入する予定の家具の中でもソファが入っていましたが、コタツについてはまったく登場しませんでした。新婚さんはあまりコタツがお好きでないのか、女性が頑なにコタツを拒んでいるのでしょうか?
引越し侍は引越し業者比較サイトなので利用者の平均年齢は比較的若いと思われますが、それでも新婚さんにはコタツはイメージに合わないんでしょうかね?ちょっとこのあたりは調査からは実態が読めないところがあります。
コメント
収納マン様こんばんは。
拙宅はもちろん畳にコタツ(で食事)です。お盆で食事を運び、かがんでお膳に載せますし、立った状態から下に座りますし、食べ終われば立ち上がらないといけませんから動線的には確かに不利です、それに掃除も面倒です。別の部屋にコタツを運ばないといけないので。忙しい人にはコタツは不向きでしょうね。私も朝や昼は台所で済ませます。コタツに座ると動くのが面倒になるので。
でも、畳から立ち上がる際は筋肉を使いますし、足を畳の上に伸ばせば血は心臓に戻りやすくなります。昔のお年寄りは膝の痛みや静脈瘤に悩む人があまりいかなったと思います(筋肉的には和式のお手洗いも一役買っていたかもしれません)。一方、西洋では静脈瘤は昔から女性の悩みの種だときいたことがあります。
日本三毛猫さま
こんばんは!^^
なるほど~。コタツにはそういう効果もあるんですね!やっぱり日本人にはコタツが合っているのかもしれません。
我が家はソファです。たまに家族の誰かが寝てたりもします^^;結局、ソファでもコタツでも寝れるんですね(笑)