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近藤典子先生の「350mmの法則」を活用!リクシル「ヴィータス パネル」

前々回、前回と、ロイヤルの棚柱を使った収納システムを紹介しました。店舗用の「AAシステム」とそれをスピンアウトしたような住宅用の「SSシステム」です。

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住宅の悩みでもっとも多いのはやっぱり収納です。その点、SSシステムのように棚板の高さを自由に変えることができたり、ハンガーバーを追加できるというのは、収納に悩む人にとってすごく魅力的だと思います。

もっとも、こういったシステム収納パーツを扱っているのはロイヤルだけではありません。このたびLIXIL(リクシル)から「ヴィータス パネル」という新しい商品が発売されました。

 

リクシル・ヴィータス パネル

リクシル・ヴィータス パネル

出典:LIXIL

住宅設備メーカー最大手のリクシルが「Interio(インテリオ)」ブランドで2019年4月1日から発売する「ヴィータス パネル」は、新築にもリフォームにも対応するシステム収納パーツです。なんと、住まい方アドバイザーの近藤典子先生とコラボした商品です。

と言っても、ちょっと聞きなれない単語の連続で混乱してしまうかもしれません。まずはそこらへんを整理してみましょう。

LIXIL(リクシル)とは

2011年にトステム、INAX 、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生した住宅設備メーカー最大手。ホームセンターのビバホームもグループ企業で、現在はカーテンや床材を扱う川島織物セルコンも傘下となっています。

Interio(インテリオ)とは

インテリオというのは私も初めて聞いたのですが、リクシルが2018年9月から展開をスタートしたインテリア事業の新ブランドだそうです。”自由にインテリアを選べる楽しさをお届けしたい”という発想から、既にハイドアの「ラフィス」を発売するとともに、6月には室内ドアの「ラシッサD パレット」と室内用窓の「デコマド」の発売を予定しています。

Vietas(ヴィータス)とは

ヴィータスはインテリオの中のシリーズのひとつで、基本的には収納ユニットの商品名です。リビング、キッチン、玄関、洗面脱衣所まで家全体で使えるラインナップとなっています。パナソニックの「キュビオス」みたいな感じですね。収納マン出演の「キャビオスで壁チェンジ」の動画は削除されてしまいましたが(苦笑)



近藤典子先生とコラボ

というわけで聞きなれない単語が続きましたが、近藤典子先生はご存知でしょう。昔は収納アドバイザー、その後はアメニティアドバイザーという肩書きだったかと思いますが、現在は住まい方アドバイザーとしてご活躍です。カラーボックスとスノコで何でも片づけちゃう収納界の超大御所です。

「ヴィータス パネル」はその近藤典子先生とのコラボで開発されました。”暮らしの変化や使う人に合わせて変えられる収納”がコンセプトで、近藤典子先生独自の「350mmの法則」に基づいた収納システムとなっています。

 

350mmピッチの「側板レール引っ掛け方式」

リクシル・ヴィータス パネル

出典:LIXIL

「350mmの法則」とは何ぞやということですが、要約すると高さ350mmピッチならA4ファイルから何でも収納するのに好都合ということです。確かに、A4ファイル以上のモノ、ましてやクローゼットの中に収めるようなモノなら、それ以上に細かく仕切る必要性は一般的にはほとんどないですよね。

そんなわけで、従来のシステム収納パーツは数cmピッチの棚柱を使ったものが多かったわけですが、ヴィータス・パネルは「側板レール引っ掛け方式」を採用しています。パネルにスリットが入っていて、そこに棚板などのパーツを引っ掛けられるようになっているのですね。

 

パネル式だから施工が容易?

まだ発売前で詳しいことが分からないのですが、構造を見る限り、ヴィータス・パネルは施工が割りと容易ではないかと思われます。

前回ご紹介したロイヤルのSSシステムの場合、900mmピッチで下地を作らなければなりませんが、ヴィータス・パネルなら面全体で支えるためSSシステムほど下地をたくさん入れる必要はなさそうです。特にリフォームの際は導入しやすいでしょうね。

また、棚柱タイプと違って穴がボコボコ開いておらず、見た目にスマートなのもメリットと言えるでしょう。

 

一間幅で10万円以上

一方で、コストがネックです。クローゼットタイプ6尺D600で税別、工事費別で、102,000円。具体的な構成が分からないのですが、ロイヤルのSSシステムが一間幅で3万円からですからヴィータス・パネルはかなり高価です。

もっとも、これはむしろロイヤルのSSシステムが割安なだけとも言えます。一般的なシステム収納パーツはたいてい高価ですからね。それらと比べれば、ヴィータス・パネルもズバ抜けて高いと言うほどではありません。

 

というわけで、図らずも3回連続でシステム収納パーツを取り上げることになりましたが、こういうのって最近はあまり珍しくなくなってきているににもかかわらず普及が進まないですよね。やっぱり価格がネックになっているのだろうと思います。

リフォームなら、10万、20万くらいは大きな問題ではありません。家を建てるときは総額1千万円以上になるのでパーセンテージで見れば微々たるものですが、さすがに万単位のコストを吸収するのは難しいので、どうしても大工仕事で枕棚とハンガーパイプを取り付けるのが精一杯になりがちです。

いろんなシステム収納パーツが登場するのは結構なことですが、普及を進めるにはやっぱり価格が重要ですねー。

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