「無印に定番なし」とは、無印良品のファンからもしばしば聞かれるフレーズです。無印良品は定番品で揃えられているように見えて、突然廃番になったり、仕様やサイズが変更されたりすることが少なくありません。
私自身は西友のプライベートブランドだった「エスリボン」時代からかれこれ30年以上も無印ユーザーで、特に一人暮らしを始めた頃は部屋に無印グッズが溢れていました。しかし、当時と今とで仕様等が同じものは皆無です。
もちろん、無印良品は商品を改善しようとして仕様を変更しているわけですから、それを責めるつもりはありません。また、商品が廃番になるのも、代わりに新商品が登場するからこそ。
分かっちゃあいるけど、気に入っていた商品が廃番になると裏切られたような気持ちになってしまうものです。
※当記事は2018年5月21日の情報に基づいています
オーク材ユニットシェルフがこっそり販売終了
冒頭から何を愚痴っているのかというと、オーク材ユニットシェルフがこっそり販売終了となったことです。
いや、少し前からおかしいとは思っていたんですよ。昨年の秋頃から、旗艦店に行っても展示がなく、店員に尋ねても「ネットのみ販売です」と言われましたから。
でもそのときは、「無印良品にしては高額品だから、ネット専売に切り替えたのかな?」と思っていました。実際、ネットではまだ普通に販売されています(2018/05/21現在)。
インテリアシミュレーターで終了宣言
ところが、意外なところでオーク材ユニットシェルフの販売終了に気付かされました。無印良品のインテリアシミュレーターでオーク材ユニットシェルフを選ぼうとすると、価格の欄に「販売終了」と書かれているのです!
2018/06/04訂正
一部、事実誤認がありました。改めて確認したところ、無印良品のインテリアシミュレーター上では、「販売終了」と表示されているオーク材ユニットシェルフとそうでないものの両方が掲載されていることが分かりました。
遡って調べてみると、オーク材ユニットシェルフは2012年3月に発売されてのち、2013年秋頃に品番(JANコード)が変わっており、以後、2017年まで引き続き販売されてきたようです。2013年秋に品番が変わったタイミングで何が変わったのか分かりませんが、基本的にスペックには変わりなく、シミュレーター上では旧仕様のほうが少し黒っぽく表示されます。
無印良品のインテリアシミュレーターがリリースされたのが2013年1月なので、その当時に作り込んだデータが現在まで残ってしまっているのかもしれませんね。
つまるところ、インテリアシミュレーター上の表示を以って「オーク材ユニットシェルフが販売終了」という証拠にはなりませんが、販売終了自体は以下の通り事実です。
2017改定版カタログから消滅
そこで改めてカタログを確認してみると、オーク材ユニットシェルフは無印良品の2017カタログ(2017年2月発行)までは掲載されているものの、2017改定版カタログ(2017年9月発行)から消滅していることが分かりました。これは私が昨年の秋頃から店頭で見かけなくなったのと同時期です。
無印良品の最新版カタログは2018年2月発行で、もちろんこちらにもオーク材ユニットシェルフは掲載されていません。気づかなかった私が悪いとは言え、こっそり販売終了というのもいかがかと思います。
私自身はオーク材ユニットシェルフを持っていないので実害はありませんが、これまでオススメした皆様には申し訳なく思います。
単品で完結する商品ならともかく、オーク材ユニットシェルフは拡張して使えることがウリの商品ですので、無印良品もこっそりではなくキチンとアナウンスして欲しいものですね。
なお、幸い、今のところはまだネットでオーク材ユニットシェルフ全品を購入することができます。買い足して使う予定のある方は急いでもらったほうが良いでしょう。
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