ニトリには無印良品のパクリのような商品がたくさんあります。しかしながら、ニトリは単にパクっていると感じさせないんですよね。ニテルなりに工夫もしていて、おまけに価格も手頃。店舗数もニトリは無印良品の約1.5倍あり、しかも郊外のロードサイドに多いので、私のような田舎者には重宝します。
今回ご紹介するニトリの新商品も「どこかで見たような感じだなー」と思いましたが、これもヒット間違いなしなのではないでしょうか。
※この記事は2021年8月31日時点の情報に基づいています(2022年10月10日一部更新)
ニトリ「運ぶNインボックス リビング」
このたびニトリから発売された新商品は「運ぶNインボックス リビング」。仕切り板の付いたポリプロピレン製の収納ボックスで、持ち運びやすいように大型のハンドルが中央に設けられています。
仕切板を外してボックスティッシュ収納可能
サイズは幅24.6×奥行15.5×高さ17.8cmで、底面はB5サイズよりも一回り小さいと言ったところでしょうか。仕切り板のうち1枚は取り外すことも可能で、ボックスティッシュを収めることもできます。
手前の切り欠き部分がティッシュを取り出すのにちょうど良い高さになっていますね。
積み重ね可能な形状
ニトリの運ぶNインボックスは積み重ねることも可能。置く場所によってはそこそこ邪魔になる大きさなので、重ねられればコンパクトにまとまって良いですね。
Nインボックスレギュラーに収まる大きさ
運ぶNインボックスは「Nインボックス・レギュラー」に2つ並べて格納することもできます。
ソフトNインボックスレギュラーにも収まる
「ソフトNインボックス・レギュラー」に2つ並べて格納することも可能。2段重ねて格納することもできますが、これはNインボックスの場合も同様です。
カラー5色展開
カラーはホワイトのほか、上写真のダークブラウン、さらにライトグレー、ターコイズ、ローズもあり、カラバリは全部で5色展開となっています。クリア色こそないものの、基本的にはNインボックスに準じているのでしょう。ということはやはり、サンカが日本で作っているのでしょうか。
無印良品「PP収納キャリーボックス」との比較
ニトリ | 無印良品 | |
---|---|---|
サイズ | 155×246×178mm | 150×320×130mm |
税込価格 | 599円 | 990円 |
材質 | ポリプロピレン | ポリプロピレン |
カラバリ | 5色 | 2色 |
私がニトリの運ぶNインボックスを最初に見たときに思ったのは、無印良品の「ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド」(上写真)に似ているということです。
ただ、持ち運びしやすいように大型ハンドルが付いていて、積み重ねることもできるという基本コンセプトは同じでも、サイズは無印良品のほうが大きいです。ニトリのサイズ感はむしろ「ポリプロピレンメイクボックス・1/2」のほうが近いので、これとPP収納キャリーボックスを足して2で割った感じとも言えそうですね。
LITEM「PORTAコンパクト」との比較
ニトリ | リテム | |
---|---|---|
サイズ | 155×246×178mm | 156×250×170mm |
税込価格 | 599円 | 1,165円/個 @amazon |
材質 | ポリプロピレン | ポリスチレン |
カラバリ | 5色 | 4色 |
無印良品のPP収納キャリーボックスについて調べているときに、「むしろこっちのほうが似とる!」という商品を見つけてしまいました。litem. sysmax(リテム・シスマックス)という韓国メーカーの「PORTA(ポルタ)コンパクト」(上写真)です。そう言えば、コストコでも売ってましたねー。コストコでは1個あたり566円ですから、価格はほぼ同じと言えるでしょう。
サイズもほぼ同じ。取り外し可能な仕切り板や積み重ね可能な構造も同じ。ニトリのほうには切り欠きがありますけど、なんだか無印良品の「PPファイルボックス」とニトリの「A4ファイルケース Nオール」の違いみたいですね。
切り欠き万歳!(爆)
というわけで、ニトリの運ぶNインボックスは無印良品のPP収納キャリーボックスとPPメイクボックス1/2を足して2で割った感じで持ち運びやすく、見た目にも丸みがあってやさしい感じでヒットの予感がします。価格も599円なら手頃で良いですよね。
一方で、韓国メーカーから訴えられるんじゃないかという心配もちょっとあります。リテムの「パロバスケット」は山崎実業の「ファボリ」のパクリじゃないかと思ったりもするんですけど、まあ余計なことは言いますまい(苦笑)
似てるとか似てないとか言ってないで、似とりの店頭から消える前に買ってしまいましょう!
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