押入れに本や雑誌を収納するのはできるだけ避けたほうが良いです。それは押入れは奥行が深く、それに対して本はかなり小さいため、相性がかなり悪いからです。
「押入れ用ブックカートに本を収めればキャスターが付いているから引き出せるじゃない?」と思われるかもしれません。しかしながら、押入れ用ブックカートに本を収めるとかなりの重量になり、出し入れしにくくなってしまいます。
押入れに本を収めるなんて難しいことを考えるよりも、もっと押入に収めるのに適したモノがあるはずだと思います。「それでもどうしても押入れに本を収納したい!」ということであれば、以下の5つの本棚などをオススメしたいと思います。
※2023年8月5日更新
山善・収納ラック キャスター付き
押入れ用収納カートと言うと木製のカラーボックスのようなものが一般的です。しかしながら、木製の収納カートに本を目いっぱい収めると、重すぎてキャスターが破損したり、持ち手が根元から取れてしまったりすることがよくあります。
その点、山善の「収納ラック キャスター付き」のようなスチール製なら木製よりも壊れる心配が少ないです。ただし、木製のものと違って棚板を動かせないのが不便です。
アイリスオーヤマ・モジュールボックス
押入れの奥にカラーボックスを並べてそこに本を収納しようと考える人は少なくないと思います。ですが、一般的なカラーボックスだと押入れの寸法に合わなかったり、本の大きさに対して中途半端だったりします。
その点、アイリスオーヤマの「モジュールボックス」は一般的なカラーボックスより一回り小さいので押入に合わせやすく、おまけにA4サイズや単行本にもピッタリなサイズです。可動棚タイプなど様々なバリエーションもあります。
ニトリ・カラボ
ニトリの「カラボ」は一般的なカラーボックスの大きさですが、天板の位置を側板よりも低い位置に設定することができます。そのため、例えば上写真の2段タイプを押入れ下段に収め、天板から最下段まで3段に分けてコミック本を収めるといったことが可能です(最上段に並べた本は側板より上に飛び出した状態)。
棚板が可動式なので効率良く本を収められますし、幅や高さも各種揃っています。 オプションパーツも豊富なうえ、コスパも優れています。
大洋・カラーラックオーダー
コスパよりも押入れに無駄なくピッタリ収まる本棚が欲しいとおっしゃる方もいるかもしれません。そんなときは大洋の「カラーラックオーダー」。エースラックのカスタムオーダー品です。
高さ10タイプ、奥行4タイプ、棚板厚2タイプから選んで、幅1cm単位で注文できます。さらにカラーは12色、様々なオプション加工も可能です。押入れに使うにはちょっともったいない感じもしますけどね。
天馬・いれと庫
押入の中に本棚を設けて本を並べるよりは、手頃な大きさの箱に詰めて出し入れするほうが、レイアウトが簡単だったり、管理がしやすかったりします。
ただ、ダンボール箱に詰めると本の大きさに合わなかったり、中身が分かりにくくなってしまいます。なので、透明で中身が一目瞭然で、本の大きさにもピッタリ合った、天馬の「いれと庫」を使うと良いでしょう。
天馬のいれと庫はコミック本だけでなく、文庫本、雑誌、DVDなどに最適なサイズ展開となっています。
以上、どうしても本を押入れに収納したいときに使える本棚などを5点紹介しました。
ある程度頻繁に本を出し入れしたい場合はやっぱり山善のスチール製のキャスター付きラックですかね。もしくは、天馬のいれと庫に収納して積み上げるか。
コスパ重視、それほど出し入れの必要がない場合は、アイリスオーヤマのモジュールボックス、もしくはニトリのカラボを押入れの奥に設置し、手前に移動させやすい衣装ケースなどを置くのが良いと思います。
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