パナソニック株式会社エコソリューションズ社(旧・松下電工)が、玄関用収納「クロークボックス」を2016年1月12日から発売することを発表しました。新商品のクロークボックスは、靴だけではなく、従来のシューズボックスでは入りきらなかった様々なモノをスッキリ収納できる玄関用クローゼットと言えます。
※この記事は2015年10月25日時点の情報に基づいています(2023年8月7日一部更新)
土間側に底がなく折れ戸を採用しているのが大きな特徴
私も今までにいろんな玄関収納を見てまいりましたが、パナソニックのクロークボックスは非常に良くできていると思います。
マンションにも扉式でこれとよく似たような構造のものがあります。ただ、マンションの場合はどうしても玄関が狭くなりがちということもあって、中途半端なおおきさのものがほとんどです。パナソニックのクロークボックスは基本的に戸建て住宅用を想定していると思われ、リフォームであっても既存のスペースに、収めたいモノに合わせて設置できるというのが大きな特徴です。
ウォークインスタイルなら大きなモノも収納可能
とは言え、折れ戸式というのはちょっとどうかと思いました。一戸建てであっても必ずしも玄関が広いわけではないからです。しかしパナソニックには既に玄関収納用の引き戸も用意されていて、上写真のようにシューズクロークを作ることもできるのですね。
私が以前にパナソニックのお仕事をさせていただいた当時は、「コンポリア」という下駄箱が玄関収納のメイン商材でした。コンポリアももちろん良い商品なのですが、簡単に言ってしまうと下駄箱の上位モデルにすぎませんでした。
しかし、今回発表されたクロークボックスは、靴以外のレジャー用品やベビーカーなどの収納をしっかりと考えた優れものです。玄関に靴とそれ以外を収めるクローゼットから、もっといろんなモノをたくさん収納できるシューズクロークまで幅広く対応できる商品なのです。
以前にシューズクロークの間取りについて記事を書きましたが、今回発表されたクロークボックスはシューズクロークを作るのに最適な商品であると言えるでしょう。また、シューズクロークは欲しいけれども十分なスペースがないという場合にも対応可能な商品です。
やっぱりパナソニックの収納設備は素晴らしいですね!
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