わたくし収納マンは「家が欲しい!」と願いながら、賃貸アパートに住んでもう16年になります。このままずっと同じところで暮らすという選択肢もナシではなかったのですが、実母が一人暮らししていることや、そろそろ子供に個室を与えたいということを考えると、やっぱり家を建てる必要があるという結論に至りました。
そんなわけで収納マンの最初で最後の家作りがスタート。まずは近場のABCハウジング美原住宅公園(堺市美原区)に母と家族を連れて行ってまいりました。実は学生時代に住宅公園の運営スタッフとしてアルバイトをしていたので、20年ぶりの来場です。
※この記事は2019年4月2日時点の情報に基づいています(2023年8月17日一部更新)
パナソニックホームズ@美原住宅公園
「家中なんでもナショナル」な我が家としては、まずパナソニックホームズを訪問。遠巻きに外観を見ると派手さはありませんが、玄関入ってすぐに広々としたダイニングキッチンがあって開放的です。
コンセプトは「食とアートを楽しむ大人の住まい」
美原展示場のモデルハウスの商品名は「カサート・プレミアム」。コンセプトは「本物のアートと手料理でゲストをもてなす、食とアートを楽しむ大人の住まい」となっています。
想定する家族は50代の夫婦で、延床面積は約240平米(約73坪)。公官庁などでバリバリ働く夫婦で、週末は友人とパーティーを楽しむかワイン片手に読書にふけるという感じでしょうか。
ちなみに、ダイニングチェアはマルニ木工の「HOROSHIMA」。アップル米本社に数千脚納品されたのと同じもので、母も座り心地に大変満足していました。しかし、マルニ木工も一時は年商が300億円もあったのに、経営が傾いて以降、たった30億円になっちゃったんですねー。
全館空調で開放的!
このモデルハウスの特徴は色々あるのですが、まず間取りに大きく影響を与えるところで言うと、全館空調を導入しているので間仕切りが少なく、とても開放的な空間だということです。
全館空調なら吹き抜けでも室温のムラを心配する必要がありません。また、花粉やPM2.5対策もバッチリ。一方で電気代が気になるところですが、そこは家電最大手のパナソニックですからソーラーパネルで解決というわけでございます。
ただ、ソーラー発電に対して否定的な私としては、そこをしつこくプッシュされても…という感じではありました(苦笑)
珪藻土を20%含む石膏ボード壁で調湿
あと面白いなーと思ったのは、こちらでは珪藻土を20%含む石膏ボード壁を使用しているので調湿効果が期待できるそうです。もちろん、通気性のある壁紙を使っているので、壁の手前で湿気がブロックされることはありません。
でも、そもそも珪藻土壁ってそんなに効果があるものなんですかね?
そのほか、パナソニックホームズは見栄えが良くメンテナンス性に優れたタイル張りが大きな特徴です。私なんかは初期コストを抑えることしか考えていないのですが、資金に余裕がある方には魅力的なことなのだと思います。
ともあれ、妻は開放的でラグジュアリーな雰囲気のパナソニックホームズのモデルハウスが気に入ったそうです。私もパナソニック様には何度もお世話になっているので、パナソニックホームズは有力候補のひとつ。
ちなみに、パナソニックホームズで家を建てる場合の坪単価は60万円がひとつの目安ということです。昔はそういう質問は嫌がられることが多かったと思いますが、最近はすんなり教えてくれるものですね。
それはともかく、本当にパナソニックホームズの家が坪単価60万円で建つなら候補に残りそうです。そうでなくとも、パナソニックは住宅設備メーカー大手でもあるので、他のハウスメーカーを選ぶにしてもまたお世話になることでしょう。
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