前回はオーデリックの和風LEDシーリングライトを取り付けた話をしました。
賃貸の我が家の和室にはスイッチプレートがありません。とは言えリモコンホルダーをネジで取り付けるわけにもいきません。リモコンをチェストの上に転がしておくのもイヤです。ウォールボックスでも取り付けてそこに置くという方法もありますが、そんな不細工かつ非合理的なこともしたくない。なんとかしてリモコンホルダーを壁に取り付けたいと考えました。
お得意の石膏ボード用の鋲は使えない
以前にトイレの温水洗浄便座のリモコンを石膏ボード用の鋲で取り付けました。しかし今回はその手が使えません。リモコンとホルダーの間に十分なクリアランスがなく、リモコンを出し入れする必要もあるためです。
そうだ、リモコンホルダーをホッチキスで固定しよう!
そこで閃いたのは、以前にレジ袋ストッカーをキッチンの壁に取り付けた方法です。PP(ポリプロピレン)シートとホッチキスで石膏ボード壁に固定する方法ですね。
そのときに使用した100均のPPシートのあまりを適当な大きさにカットし、以前にも紹介したボンドGPクリヤーで接着します。
リモコンホルダー裏面にPPシートを接着
こんな感じで適当な大きさにカットしたPPシートをリモコンホルダーの裏面に接着。すぐに取り付けたいところですが、定着するまで24時間放置します。
タッカーでリモコンホルダーを壁に取り付け
で、ホッチキスでリモコンホルダーを取り付けようとしたところ、ホッチキスの先端が思ったより長くてPPシートに打ち込むことができませんでした。これはちょっと計算ミスでしたー。
仕方なく今回はタッカーで取り付け。上写真のように無事に取り付けることができました。ホッチキスで取り付ける場合は、リモコンホルダーの左右の端からそれぞれ2cm程度ハミ出すようにしないといけなかったですね。
賃貸の石膏ボード壁でもリモコンを取り付けできた!
このようにリモコンホルダーにリモコンをセットしても問題ありませんでした。強引に引っ張ればステープルが抜けるか接着剤が剥がれるかどちらが先か分かりませんけど、普通に使うぶんには大丈夫そうです(※)。重量的にはたかだか知れていますからね。
ステープルも当初思ったほど目立つことはありませんでした。PPシートが半透明だったことと、リモコン自体に存在感があったことが功を奏したのかもしれません。
こうして無事に賃貸の石膏ボード壁にリモコンホルダーを取り付けできたわけですが、そもそもの話、リモコンホルダーがネジでしか取り付けられない構造になっていることは家電メーカーの怠慢であろうと思います。賃貸住宅でなくても石膏ボード壁は一般的ですし、リモコンホルダーを取り付けるためにいちいちアンカーを埋め込むなんてナンセンスです。ましてや壁の下地のあるところを探してリモコンを取り付ける場所を決めるなんて本末転倒ですし、リモコンを取り付けたい場所を決めてから設計段階で下地を入れておくなんて事実上不可能です。
前回はリモコンのデザインがあまりにもヒドイことに苦言を呈しましたが、リモコンホルダーの取り付け方法も石膏ボード壁に対応して欲しいものですね。リモコンは家電のオマケではなく重要なパーツのひとつだと思うんですけど、家電メーカーはそのようには考えていないということでしょうか。
2019/02/03追記:
PPシート+ステープルではなく、マスキングテープと両面テープを使ったリモコンホルダーの取り付け方を新たに考案したので、その方法で貼り付け直しました。
それぞれにメリットとデメリットがあると思いますので、最適だと思う方法を試していただければと思います。
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