先日もIKEAの「FIRRAふた付きボックス」を紹介したところですが、今回もキャリコ型スタックボックスに関連するネタです。収納マンがイチオシの天馬の「カバコ」に関連アイテムの「カバゾコ」が登場したのです。
※この記事は2016年10月18日時点の情報に基づいています(2023年7月28日一部更新)
天馬・カバゾコ
上の写真で3段重ねの1番上が、スライドイン式のフラップ扉を備えたプロフィックス・カバコ。その下2段が新商品のプロフィックス・カバゾコです。
カバゾコとはつまり、カバコの底に置くことができる引出式衣装ケース。サイズとデザインがピッタリ合うので、カバコとセットで使うのに最適というわけですね。
上下両方から手を掛けられる持ち手の形状
カバゾコは単にカバコとセットするのに最適な引出式衣装ケースではありません。普通、引出式衣装ケースを引き出す際には下から手を挿し入れますが、カバゾコは下からだけでなく上から手を掛けて引き出すこともできるのです。
カバコの底に置くということは、カバゾコはかなり床に近いところに置くことになります。そうすると、下から手を挿し入れるよりも上から手を掛けたほうが楽ですからね。当たり前と言えば当たり前のことですが、「さすが天馬!」と唸ってしまいました。
普通にリビングチェストとして使ってもGOOD
カバゾコのサイズラインナップは幅30、45、60cmの3サイズで、高さはすべて22cm、奥行は40cmです。また、カラーバリエーションはクリアとクリアブラウンの2色展開となっています。別売キャスターの取り付けも可能です。
奥行が40cmということは、クローゼット用の衣装ケースよりも奥行が浅いので、リビングチェストとして使うにも最適ということです。「フィッツプラス」の場合は3段なら3段がセットになってしまいますが、カバゾコなら1段ずつ必要な数だけ揃えることができるというメリットがあります。赤ちゃんの着替えなどを収納するのに便利ですね。
現状のカラーバリエーションは売れ筋のクリアとクリアブラウンだけですが、そのうちカバコと同様のピンクとグリーンも登場するのではないかと思います。カバゾコは半透明で中身が見えるのが便利な反面、補強部分が透けて見えて目にウルサイ感じもします。不透明色が登場すれば、そういった問題も解消されるでしょう。
私としては普通に引出式衣装ケースとして使うにもオススメできるカバゾコですが、少々不安な点もあります。天板耐荷重が1kg、引出しは同じく4kgしかないと表示されている点です。
これは数字通りに捉えれば、2段重ねすら無理ということになってしまいます。しかし写真でもカバコと合わせて3段重ねになっていますし、実物を見ても十分な耐久性は備えているように思います。
あと、積み重ねした場合に、「フィッツユニット」と違って前倒れ防止パーツが付いていないため、手前に倒れる危険性を感じます。倒れてきてどうという重さではないものの、できれば何らかの対策が欲しかったというのも率直なところです。
しかし、収納マンがイチオシのカバコが、ホームセンターの店頭で競合商品から置き換わっていく様子を見るのは痛快ですねー(笑)今回のカバゾコの投入によって、カバコのポジションはより不動のものとなっていくのではないでしょうか。
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