我が家ではTシャツなどを干すときに○連式ハンガーを使っています。風が吹いてもハンガー同士がくっつくことがなく乾きやすいのと、物干しに掛けたり取り入れたりするときに楽だからです。
今年に入ってからツウィンモールの「アルミのびのび9連ガーTA-8」に買い替えたのですが、これの調子がどうにも良くありません。運ぶ際にそれぞれ独立したハンガーが落ちやすいですし、伸縮可能なハンガーの肩部分がだらしなく垂れ下がるようになってきました。
そんなわけで、まだ使えるんですけど、もともと不満の多い商品だったので買い替えることにしました。これを買ってから発売された天馬の「ポーリッシュ・華麗な8連式ハンガーPL-05」を購入することにしました。
※この記事は2017年12月18日時点の情報に基づいています(2022年11月23日一部更新)
天馬「ポーリッシュ・華麗な8連式ハンガーPL-05」
こちらが天馬の「ポーリッシュ・華麗な8連式ハンガーPL-05」のパッケージです。「アルミのびのび9連ガーTA-8」と異なり、完成品なので組み立てる必要はなく、すぐに使うことができます。
耐候性の高いポリカーボネート使用
華麗な8連式ハンガーが素晴らしい理由は複数あるのですが、まずフックやハンガーがポリカーボネート製であることが挙げられます。一般的なポリプロピレン製と異なり耐候性が高く、紫外線に負けて白く粉を噴いたように劣化する心配がありません。
触った感じは華奢に感じますけど、むしろ割れにくくて丈夫です。こういった洗濯用品はポリプロピレン製のものが多いですが、これからはポリカーボネート製がスタンダードになっていくのではないかと思います。
窪み付きで滑りにくいハンガー
ハンガーの肩の部分もポリカーボネート製で厚みがあるからか、ポリプロピレン製やスチール製と比べて洗濯物を掛けても滑りにくいように感じます。また、キャミソールの肩紐などを掛けるのに便利な窪みが設けられています。
ちなみに、本体フレーム部分はアルミ製で頑丈です(フレームとハンガーの接続部分などはポリプロピレン製)。
ツマミを回せば4枚同時に取り込める!
丈夫であることはもちろん素晴らしいのですが、使い勝手もよく考えられています。フレーム両端のツマミを90°回せば、4枚分のハンガーが一度に閉じて洗濯物を瞬時に取り入れることができるのです!
ハンガー中央のツマミを挟めば1枚ずつ洗濯物を取り入れることもできるんですけど、両端2ヶ所のツマミをそれぞれ回せば2アクションで8枚の洗濯物を取り入れることができるわけです。これはすごく便利!
コンパクトで扱いやすい!
もうひとつ良かったのは、「華麗な8連式ハンガー」がこれまで使っていた「アルミのびのび9連ガー」よりもコンパクトで扱いやすいということです。9連ハンガーに対して8連ですから1枚分少ないのはともかくとして、高さも肩幅も短いので物干竿に掛けたり運んだりしやすいのです。
私のように身長が高ければ問題ないのですが、妻や子供は背が低いので今までの9連ガーを運ぶのは大変でした。「華麗な8連式ハンガー」は重量も9連ガーより軽くなっており、取り回しが楽です。
不良品?ハンガーが広がらないことも…
ここまでは大満足だったのですが、数日間使ってみて1つだけ不満がありました。ハンガーを広げようとしても広がらないことがあるのです。
本来ならば、ハンガーを広げると広がった状態でカチッとハマるはずなんですけど、だらんと下に戻ってきちゃうんですよ。ハンガー毎のツマミの部分を広げてやるとハンガーをカチッと広げることができますが、「不良品なのかしら?」と思ってしまいます。
さすがの天馬も、中国で作ったら品質はこんなもんでしょうか。2日目にしてこの症状が出てしまったので、先が思いやられます。
天馬の「華麗な8連式ハンガー」は丈夫で、しかも洗濯物を一気に取り込むことができて便利です。おまけに、コンパクトでとても扱いやすく、家事ストレスを大幅に減らすことができる逸品です。コスパも良く、現時点ではこれを上回る〇連ハンガーは存在しないでしょう。
他方で、ハンガーが開かないという品質の悪さは天馬らしくありません。これは、一気に洗濯物を4枚取り込めるというギミックと1枚ずつ取り込めるギミックの両方を取り入れたことによるものと思われますが、前者だけに絞り込んだほうが良かったように思いますね。
まだ比較的新しい商品ではありますが、改良版の発売を待ちたいところです。
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