「つっぱり棒」って便利ですよね。ある程度大きさの合ったつっぱり棒を用意すれば伸縮自在で賃貸住宅でも取り付け可能で、洋服を掛けたり、カーテンを掛けたり、室内物干しの代わりにすることだってできます。しかもコストパフォーマンスが高い。ハンガーラックを買ってくるよりも安上がりです。床を占領しないこともメリット。
他方、正直言ってあまりカッコ良いものでもありません。あの何となく生活感のあるデザイン。もうちょっとディテールを改善したり、カラーバリエーションを増やしたり、やりようがあると思っていました。
そんな私の思いがようやく伝わったのか、私の期待以上にクールなつっぱり棒がクリエイティブユニットTENTと平安伸銅工業のコラボでできました!
※この記事は2016年6月17日時点の情報に基づいています(2023年8月13日一部更新)
TENT×平安伸銅工業「DRAW A LINE」
「一本の線からはじまる 新しい暮らし」をキャッチコピーに展開する「DRAW A LINE(ドロー ア ライン)」は、クリエイティブユニットTENTと、つっぱり棒をはじめとする家庭用品メーカーの平安伸銅工業のコラボレーションによって生まれたブランドです。それぞれの強みを活かした結果、こんなにもシンプルでスタイリッシュなインテリアグッズになりました。
しかも、オシャレなだけでなく実用的。∠字型のフックと棚板を組み合わせればウォールシェルフになり、マグネットを付ければフォトクリップになります。フックや照明を取り付けることだって可能。まさに「一本の線」から様々な使い方が広がっていきます。
ちなみにつっぱり棒は英語で「tention pole」。それをTENTがデザインしたというのは偶然の一致なのでしょうか。
質感サイコー!発売予定は?
このつっぱり棒は、先日2016年6月1日~3日に東京ビッグサイトで開催されたinterior life style TOKYOで、「Best Buyer’s Choice2016」に選出されました。出展者数822社の中から、初出展の平安伸銅工業が選出されたということで、これは快挙だと思います。
実は先日、平安伸銅工業にお邪魔する機会があり、実物に触れてきました。「これが本当につっぱり棒か!?」と思ってしまうほどに良くできていました。表面がツヤ消しのブラックで、アイアン調の家具と合わせても良いし、インダストリアルな空間にも自然に溶け込む質感です。
当然これほどのモノですのでバイヤーからの引き合いも相当多かったようで、実際に商品として店頭に並ぶ日が待ち遠しいのですが、今のところはまだ具体的なアナウンスはないようです。
この「DRAW A LINE」のつっぱり棒、マジで素敵です。ブラックも素敵ですけど、我が家には似合わないので、ベージュとかカラーバリエーションが揃ったらもっとうれしいですねー。
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