わたくし収納マンはスチール製の家具が好きです。スチールデスク、オープンシェルフ、キャビネットなど、木製に比べて板厚が薄くて頑丈、おまけにコスパも良いからです。
しかも、木製家具は高級材を使っても最終的に燃料にしかなりませんが、スチール家具は鉄くずとしてリサイクル可能です。つまり、とってもサスティナブルなのです。
そんなスチールを多用している山崎実業の「tower(タワー)」シリーズから、今年もまた新商品が発表されたのでご紹介したいと思います。
※この記事は2022年1月10日時点の情報に基づいています
IHクッキングヒーターラックtower
まずご紹介するのは「IHクッキングヒーターラックtower」(ブラック:5634、ホワイト:5633)。据え置き型のガスコンロの代わりに卓上型IHクッキングヒーターを置く際に、かさ上げするとともに下部を収納スペースとして活用できるラックです。
こういうラックは木製の市販品がありますが、どちらかと言うとニッチな商品だと思います。木製なら2,000円以下で買えるわけですから、7千円以上も出すという人は少ないでしょう。それでも、そこに需要があるに違いないと考えて商品を投入できる山崎実業って素直にスゴイと思います。
戸棚下ワイド ジャグボトル収納ラックtower
お次は「戸棚下ワイド ジャグボトル収納ラックtower」(ホワイト:5276、ブラック:5277)。水筒などを収納するための、いわゆる吊戸棚用ラックです。水筒の収納に困っているお宅は多いですが、これもなかなかニッチな商品だと思います。
ともあれ、towerシリーズには既に吊戸棚用ラックはいくつもあります。それでも、水筒を収納するにはもうちょっと高さがあったほうが良いと考えたのでしょう。また、家族全員の水筒を収納するにはもっと幅が必要だというニーズが多かったのかもしれません。
ブレッドケース スリムtower
「ブレッドケース スリムtower」(ブラック:5681、ホワイト:5680)は食パンや調味料などを収納するための扉付きのケースです。一般的なブレッドケースと異なり縦型で省スペースなサイズに仕上げています。一般的なワインボトルくらいの大きさの瓶も収納できるというのも特徴のひとつとなっています。
上下をひっくり返すことで左右どちらの向きにでも扉を開けることができます。天然木のハンドルを付けたtosca(トスカ)バージョンもあり。
引っ掛けドライヤーホルダーtower
「引っ掛けドライヤーホルダーtower」(ホワイト:5657、ブラック:5658)はその名の通り、ドライヤーを引っ掛けて収納するためのホルダーです。
山崎実業には既にドライヤーホルダーがたくさんあります。ドライヤーの先を挿すタイプも、タオルバーに引っ掛けるタイプもあります。にもかかわらずまた新商品を投入するって、どんだけドライヤーの収納の仕方にこだわってるんでしょうか。尊敬します。
収納付き玄関ベンチtower
最後は「収納付き玄関ベンチtower」(ブラック:5671、ホワイト:5670)。パッと見た感じはシンプルなデザインのベンチですが、裏返すと物入れになっているというものです。
高さは45cmで一般的な椅子と比べると高めですが、防災リュックを収納できることを第一に考えた結果のようです。奥行は25cmと薄型なのであまり収納力は期待できないものの、シューズケースに入れたままのゴルフシューズとか、子供の外遊び用のオモチャなどを収納するのに良いかもしれません。
以上、towerシリーズの新商品を5アイテム紹介しました。いずれも需要がそれほど多くなかったり、狭いスペースを活かす、いろんな意味でニッチな商品ばかりだと思います。
他人事ながら、もっと数が出そうな商品を作れば良いのになどと思ったりもするのですが、定番商品が売れているからこそできることでしょうし、そこまでやるからこそ消費者に支持されるのでしょう。山崎実業には今年も驚くような新商品をどんどん発売して欲しいものですね。
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