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アイ・ライクイット!キッチンや洗面脱衣所にカインズ「スキット」

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キッチンや洗面脱衣所などを片づける際に小物をまとめるには、たいてい100均のプラスチック箱やA4ファイルボックスで事足ります。しかし、100均では強度が足りなかったり、見た目に安っぽかったり、ファイルボックスでは大きすぎたりと、不満を感じることもしばしばあることでしょう。

特に、システムキッチンの吊り戸や洗面化粧台の下の収納スペースでそういった不満を感じます。システムキッチンの吊り戸の奥行は30cm未満であることも多いため、100均のA4サイズのプラ箱やA4ファイルボックスでは大きすぎます。また、100均でA5サイズやB5サイズのプラ箱を探してもバリエーションが少なく、しかもほとんどがJIS規格のAB判の黄金比に近い形となっているため、奥行が合っても幅が合いません。

洗面脱衣所の下の収納スペースでも同様の不満が生じるわけですが、シャンプーボトルなどを収納するためには高さがもうちょっとあったほうが良いとか、プラ箱を積み重ねることができたらなどと思うことがよくあります。100均でも積み重ねできるバスケットはありますけど、見た目も強度もイマイチですからね。

しかし、カインズホームの「Skitto(スキット)」さえあれば、これらの不満は一気に解消されるかもしれません。

※この記事は2016年11月10日時点の情報に基づいています(2024年3月24日一部更新)

 

カインズ・Skitto(スキット)

前述のような不満を感じることがない人には、カインズホームのスキットは「100均で充分でしょ?」という印象だと思います。しかし、日頃からピッタリ合うサイズのプラ箱がないと不満に感じている私などには、文字通りスキッと会心の出来栄えのプラ箱なのです。

サイズバリエーション

レギュラー
サイズ(mm)税込価格
XS70×72×152278円
SS70×142×152378円
★スリムロング70×282×152448円
S140×142×152448円
★M140×212×152548円
★L140×282×152648円
XL210×282×152748円
XXL210×352×152948円
ハーフ
サイズ(mm)税込価格
SS70×142×77278円
スリムロング70×282×77378円
S140×142×77378円
M140×212×77448円
L140×282×77548円

※ラインナップおよび価格は2024年3月24日現在

スキットのサイズバリエーションは、2016年の発売当初は、M、L、スリムの3つしかありませんでした(上表★印)。しかし、好評を受けて現在はサイズバリエーションが大幅に増えています。上表の通り、レギュラーサイズ8個、ハーフサイズ5個の計13個が揃っています。

なお、スキットハーフの発売はレギュラー発売の約1年後の2017年秋です。スキットハーフはカトラリーやキッチンツール、文房具などの収納に適した高さで、2つを積み重ねるとレギュラーと同じ高さになります。

スキットのレギュラーS・M・Lのみ半透明のsmoke(ブラック)色があります。価格はホワイトと同じです。

縦横連結自在で積み重ねもOK

スキットは縦横連結自在で積み重ねもOK

出典:カインズ

スキットはネームホルダーがジョイントパーツを兼ねており、縦横に連結自在となっています。キッチンの吊り戸棚やカラーボックスなどのオープンラックに並べて置くだけでなく、シンク下の引出しの仕切りとして使う際に威力を発揮します。

また、深すぎると感じることの多いシンク下の引出しの中で積み重ねて使用することができます。もちろん、オープンラックの棚の上に積み重ねて使うこともOK。これは実際に積み重ねられるということももちろん良いことなのですが、それ以上に、積み重ねても大丈夫な耐久性があるという点が素晴らしいです。

スキットは100均のプラ箱にありがちな積み重ねてコンパクトになる形状ではなくスクエアな形状です。そのため物流コストが高くなりますが、スペースに無駄がなく見た目の収まりもスキッとします

見せても隠しても良し

スキットは見せても隠しても良し

出典:カインズ

スキットは片面だけ上部がくり抜かれている形状もGOODです。棚に置いたときに中身が見やすく、指を掛けたり、シンク下でフライパンを立てて収納するにも便利。逆に向ければ中身が見えず、スキッと隠せるのも良いです。

製造元はライクイット

カインズホームのスキットはライクイットが作っている

なお、作っているのはライクイット(吉川国工業所)です。ライクイットがカインズから受託生産しているというわけですね。ライクイットの「ジャストイット」などを見れば、なるほど納得という感じもします。

 

カインズホームのスキットに競合する商品は、リッチェルの「トトノ」や天馬の「ファビエ すっきり整頓シリーズ 仕切るケース 引出用」あたりかと思いますが、いずれも個人的にはイマイチ使えない商品だと思っています。その点、スキットはシンプルな構造がゆえに汎用性が高く、使い勝手が良い商品と言えるのではないでしょうか。

スキットは100均のプラ箱に比べれば高価ですし、このサイズ感は説明しても理解しがたい難しい商品だと思います。いくらグッドデザイン賞を受賞したと言っても、パッと見た感じで誰もがオシャレと感じてくれる雰囲気でもありません。

でも、スキットはその存在意義さえ理解してもらえば、非常に素晴らしい商品であることが分かってもらえるはずです。ハッキリ言って「収納グッズ・オブザイヤー」ものです。是非ヒットしてラインナップが増えてくれることを祈って・・・おりましたら、実際に大ヒットになりましたね。収納マンの目論見通りと言ったところでしょうか(笑)

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