料理を時短!調味料にすぐ手が届くキッチン壁面の仕組み作り【11選】

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キッチンに立ったら必要なモノがサッと手に取ることができる状態…これは料理をする人すべてにとって理想的な状態だと思います。

しかしながら、口で言うほど簡単なことではありません。特に調味料は粉末だしから料理酒のボトル、ときには一升瓶まで、様々な大きさのものがあり、その数も少なからず増減するからです。

調味料は一ヶ所にまとめて収納するのが理想ですが、大きさが異なる場合はそうもいかないですよね。1リットルくらいのボトルはコンロ下、調味料ポットはコンロ近くの壁面、コンソメなどはコンロ横の小さな引出しに収めるなどするのが一般的だと思います。

今回は調味料ポットに焦点を当て、コンロ近くの手の届きやすいところに収納する方法をまとめてみました。

※この記事は2024年4月9日時点の情報に基づいています

 

壁面に棚を取り付ける

粘着式

100均のブックエンドと超強力粘着テープで自作した壁面調味料ラック

まずは以前の我が家の事例で恐縮ですが、キッチンの壁面に両面テープで棚板をくっつけるという方法。100均のスチール製ブックエンドをアルミテープで覆い、超強力両面テープで壁面に貼り付けています。

この方法ならキッチンパネルの表面に凸凹があって吸盤式のウォールシェルフを取り付けできないところでもOKです。また、100均のブックエンドですからコストが安いこともメリットと言えます。ただし、両面テープが強力すぎて退去時に剥がすのは一苦労でした(苦笑)

フィルムフック式

市販品が使えるならそれに越したことはありません。平滑なキッチンパネルなら山崎実業の「フィルムフックスパイスラックtower(タワー)」などがオススメ。吸盤式よりも外れにくいだけでなく、壁との間にすき間が生じないため見た目も良いと思います。

マグネット式

タカラスタンダードのホーローキッチンパネルなら磁石がくっつくので、山崎実業の「マグネット調味料ストッカーtower」を使うのも良いでしょう。調味料ポット自体にゴム磁石が付いており、直接キッチンパネルにくっつけることができます。

調味料ポットを直接キッチンパネルにくっつける代わりに、マグネット式のウォールシェルフをくっつけてその上に調味料ポットなどを置いても良いと思います。キッチンパネルがホーローではない場合は、冷蔵庫やオーブンレンジの側面にくっつけるという方法ももちろんOKです。

石膏ボード壁用

 山崎実業(Yamazaki) 【 石こうボードピンセット・木ネジ 付属 】 マグネットが付く ウォールラック W50 石こうボード壁対応 ホワイト W50×D15.7×H9cm タワー tower ウォールシェルフ 壁掛け棚 飾り棚 1929

キッチンの石こうボード壁に山崎実業の「石こうボード壁対応ウォールラックtower」などを取り付けるのも方法のひとつです。木製のものを中心にこの手の石こうボード壁用ウォールシェルフは各種あります。

 

突っ張り式の棚を取り付ける

キッチンに吊戸棚がある場合は、ドウシシャの「ミニテンションラック」を突っ張るというのも良いですね。こちらはルミナスラックと同様の構造のため、25mmピッチで棚板の高さを調節することができます。また、棚板はワイヤーシェルフではなくフラットなので、小瓶などを置いても安定感があります。

 

スパイスラックを置く

コンロ横に直置きすると掃除がしにくくし、調理スペースも狭くなるので個人的にはあまり好きではありません。しかしながら、一番手軽に場所を確保できる方法と言えます。

使い勝手優先ならオープンタイプ。汚れ防止や見た目の向上を重視するなら上写真の「前が開く隠せる調味料ラックtower」のようにフラップ扉の付いたタイプを選ぶと良いでしょう。

 

レンジフードに引っ掛ける

直置きはイヤ、突っ張り式はNGという場合には、レンジフードから吊り下げられるラックを使うというのも方法です。山崎実業の「レンジフード調味料ラック3段tower」ならかなりの収納スペースを確保することができます。

こんなにたくさん収納する必要はないという場合は、1段タイプを検討するのも良いでしょう。

 

コンロ下の引出しに置く

引出式システムキッチンの場合はコンロ下をかさ上げしてそこに調味料ポットなどを置くという方法も良いですね。上写真の「シンク下伸縮キッチンラックtowerスリム」は引出しの左右に引っ掛けて使用するものです。伸縮式で幅555~900mmの引出しに対応します。

ほかに、引出しの中に設置するものiconもあります。

 

吊戸棚下ラックに置く

山崎実業の「戸棚下調味料ラックtower」などをを取り付けて、そこに調味料ポットを置くという方法もあります。ただし、背の低い方だと手が届きにくかったり、逆に背が高いと頭をぶつける可能性があります。

なお、手元灯が付いているところには取り付けできないことが一般的です。あと、吊戸棚の扉の垂れ下がりが大きい場合も難しいです。

 

吊戸棚の中に置く

吊戸棚の中に調味料ポットを置く

通常、吊戸棚のもっともコンロに近いところは、コンロ側からモノを出し入れしやすい向きに扉が取り付けられています。そのため、そこに調味料ポットなどを置くのも良いでしょう。

ただし、サッと取れるのは手前のほうだけですから、奥にはストックの調味料などを置くのがセオリーと言えます。なお、言うまでもなく背が低いと届きません。

 

食器棚などに置く

パモウナの食器棚のオープンスペースにスクエアフレームで棚板を設置

コンロ近くに食器棚やレンジ台がある場合は、システムキッチン側ではなく、そこに調味料ポットなどを置くのも良い方法です。調味料ポットなどは頻繁に使うものなので、腰から目線の高さくらいの一番良い場所を確保したいですね。

上写真は現在の我が家の場合で、食器棚の家電収納部に平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)シェルフフレーム スクエア」とメラミン化粧板で棚をDIYしています。

 

以上、11つの方法を紹介しましたが、亜種を含めて他にもいろんな方法が考えられます。窓に面したキッチンの場合は窓枠に置くなどという方法もあるでしょう。決して大きなものではなく、また比較的軽いものなので、状況に応じて最適な方法をチョイスしてもらうと良いと思います。

それにしても、今回例示した商品は山崎実業のものが多いですね(苦笑)見た目がシンプルでオシャレなだけでなく、スチール製で汚れにも強いうえ、サイズバリエーションや取り付け方も豊富なのがメリットだと思います。決して安くありませんが、耐久性が高いので長い目で見ればコスパは良いと思いますよ。

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