岩谷マテリアルI’mDのダストボックス「kcud simple slim」

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以前からアマゾンで「I’mD (アイムディ)」という名称を見ることがあったのですが、どこのメーカーとかブランドなのかということはあまり考えていませんでした。ところがちょっと調べ物をしていたときに、それが岩谷マテリアルのブランドだということを知りました。

「I’mD (アイムディ)」は表向きには“I am a design”の略とされているようですが、別に“Iwatani Materials Design Project”の略という意味合いもあるようです。いずれにしてもデザインに重きを置いており、”生産効率やコストを重視したメーカー側の押しつけの開発ではなく、消費者からメーカーへの「本当に欲しいモノ」が何かを考えて商品開発をしたい。”と考える素晴らしいビジョンを持っています。

※この記事は2016年10月9日時点の情報に基づいています

 

岩谷マテリアルI’mD「kcud simple slim」

こちらは今年の8月末頃に発売されたダストボックスで、岩谷マテリアルのI’mD「kcud simple slim(クード・シンプル・スリム)」です。最近の商品はどれもブランド名やらシリーズ名やらが複雑で、面倒臭いですね(苦笑)

これはまるで無印良品の「ポリプロピレンフタが選べるダストボックス」のように見えるんですが、パクリとかそういうことじゃなくてコンセプトが似ているんだから仕方ないでしょう。そのそもkcudは2003年11月発売の下のダストボックスからスタートしているのです。

「見たことある!」って人が多いんじゃないかと思います。これをもっと極限までそぎ落としたデザインが「kcud simple slim」という風に理解しても良いんじゃないでしょうか。そう考えればパクリとは言えないですよね。

しかも「kcud simple slim」はただシンプルなだけでなく、タイヤが底に付いており、前後または左右にゴミ箱本体を移動させることができるようになっているのが大きな特徴です。単に無駄がないだけでなく、非常に合理的にできているのです。お値段は無印良品に比べるとちょっと高いですけどね(苦笑)

 

kcud・ワイドペダル

先ほどちょこっと紹介した定番のペダル式ダストボックスは、知らない間にワイドタイプも販売されていました。これは以前にこちらで紹介した吉川国工業所(Like-it)の「オルア」よりも後発の商品のようなんですけどね。

 

kcud・スクエアプッシュペールRustic

こちらもkcudシリーズで「スクエアプッシュペールRustic」。フタはプッシュオープン式で、容量は24リットル。細身でスタイリッシュな形状からは、パッと見た感じゴミ箱だという感じはしません。

 

kcudシリーズはどれも素敵なデザインですが、ちょっと高価なのがネック。デザインをパクってもっと廉価な類似品が出てきてもおかしくなさそうですが、こういうフラットな面が多いデザインは高度な成型技術が必要なので、簡単には真似できません。仮に安くで出てきても強度不足で全然ダメでしょう。引出式衣装ケースでも、どことは言いませんが、そういうのは多いです。

岩谷マテリアル、I’mD、kcud。私の中でようやくこの三者が結び付きました。しかし、サンイデア、サンカ、squ+、froq:みたいに、最近のブランド名は本当にややこしいです(苦笑)

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