先日発売されました雑誌『MONOQLO(モノクロ)12月号』に収納マンが登場しておりますのでお知らせします。
モノクロには度々登場させていただいているので、手元にモノクロが届いた頃には、いつどんな商品の取材だったか忘れてしまっています。今回もパラパラとページをめくりながら読んでいたら、気が付くと最終ページでした(苦笑)
それくらい目立たないところに写っているというよりは、一読者として黙々と読み進めてしまったんですよねー。基本的に雑誌って自分の興味のあるところだけを読みがちじゃないですか。でも今回のモノクロは、私の興味の枠のギリギリ上をいくものばかりで、あまり先入観なく読むのに没頭してしまったのです。
モノクロは現在、読み放題サービスのamazon「キンドル・アンリミテッド」や「楽天マガジン」などでも読めるので、気になる方はご一読ください。
※この記事は2017年10月25日時点の情報に基づいています
フェリシモ・木とスチールの引っ掛けラック
今回のモノクロ12月号に掲載されていた商品でひとつ気になったものがありました。それはフェリシモの「木とスチールの引っ掛けラック〈ブラック〉」という商品。
コレちょっと不思議な感じがしませんか?「あれ?どうやって取り付けているの?」って。
種明かしをしますと、この引っ掛けラックはキッチンなどの吊戸棚用ラックのようにコの字型のパーツで棚板に引っ掛ける仕組みです。既知の仕組みながら、本棚の側面にネジ穴を開けたり粘着テープで貼ることなく収納スペースを作れちゃうというアイディアはなかなかユニークですね。
オシャレなだけでなく木の板で目隠し可能
フェリシモの「木とスチールの引っ掛けラック」は、アイアンとポプラ突板のウッディ―な雰囲気が素敵です。スチール製のワイヤーだけだと野暮ったくなるところが、ポプラの合板のおかげで良いアクセントになっていると思います。
また、木の板が良い感じに目隠ししてくれるので、中身のゴチャゴチャが気になりません。広い面から見ると中身が見えず、狭い面から見ると中身が見えるので、使い勝手も良さそうですね。
耐荷重はたったの500g
ただ、ひとつ残念なのは耐荷重がたったの500gしかないということです。500gと言ったらモノクロが1冊しか入らない重さです。
吸着式のフックでも耐荷重が1.5kgありますから、これほど立派なものを用意して、たった500gのモノしか収納できないなんていうのはコスパ悪すぎです。
実際のところは500g以上のモノを収めることも可能だとは思いますが、あまり重いモノを収めると傾いてしまうんだと思います。バランスに気を付けて使うようにすれば、割りと普通に使うこともできるのではないでしょうか。
でも、同じようなものは100円グッズでも作れそうですね。
吸着式フック2つに、スチールワイヤーのカゴ、それと木の板を用意してステインで塗装。スチールワイヤーのカゴを黒く塗装するのは難しく、白い塩ビでコーティングされたものだとプライマーを塗ってからウレタン塗装する必要があり高くつくので、できるだけ理想的な色のものを探すと良いでしょう。
それで木の板をスチールワイヤーのカゴにクルーガンで取り付ければ、ざっと税込432円。大きさはちょっと小さいものになりそうですが、形としては同じようなものが作れるんじゃないかと思います。
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