ラブリコ丸棒シリーズかと思ったらアイワ金属の「KINOBO」でした

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平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)」の発売以来、2×4材などを使って棚を作るDIYパーツが一気に普及したように思います。たまたまDIY女子ブームに乗っかったというラッキーな部分もあったとは思いますけど、むしろDIY初心者でも使い方がイメージしやすく、オシャレなカラーリングを採用したことが大きかったのではないでしょうか。

それはさておき、ラブリコのDIYパーツはラインナップが豊富にあるのですが、その中でも私がイチオシなのは「丸棒シリーズ」です。

ナチュラル・イレクター!平安伸銅工業から「ラブリコ丸棒シリーズ」新登場
新発売の平安伸銅工業「LABRICO(ラブリコ)丸棒シリーズ」は、主に直径30mmのラミン丸棒などを使ってハンガーラックや小型の収納棚を作るのに最適なDIYパーツです。矢崎化工の「イレクター」と比較すると実用性は低いですが、室内に置くには最適と言えるでしょう。

ゴツい2×4材よりもやさしい感じがしますし、何より必要な長さでナチュラルな突っ張り棒が作れるというシンプルな使い方ができるのが良いです。必要もないのに買いたくなってしまう衝動を抑えるのが大変で困ってしまいます(苦笑)

それにしても、ラブリコの発売以来ちらほらと類似品が出てきたように、丸棒シリーズもやっぱり狙われてるんですかね。ネットで情報収集をしていたら見つけてしまいました。

 

アイワ金属・KINOBO

ラブリコの丸棒シリーズによく似ているのは、アイワ金属の「KINOBO」という商品です。アイワ金属はラブリコのシェルフフレームに似た商品を先に発売しているくらいですから、パクったというよりは偶然似た商品をたまたま出遅れて発売してしまったと言ったほうが正しいのかもしれません。

平安伸銅工業にライバル登場!?アイワ金属「石膏ボード壁用シェルフ 」
アイワ金属の「石膏ボード壁用シェルフ AP-3010W」と「石膏ボード壁につけられる奥行15cmのシェルフ AP-3006W」は、平安伸銅工業の「Weekend Workshop」にコンセプトが似た商品ながら独自性があります。

KINOBOは直径24mmの丸棒を使用

ラブリコ丸棒シリーズとの最大の違いは、ラブリコが直径30mmの木製丸棒を使うのに対し、KINOBOは直径24mmのものを使用するということ。

普通なら太い丸棒を使ったほうがシッカリするはずですが、KINOBOのほうが耐荷重が大きいそうです。ラブリコが横向きに突っ張るときに5kgまで、縦向きに8kgまでのところ、KINOBOは横向きで最大12kg、縦向きで10kgとなっています。

もっとも、このあたりはメーカーそれぞれに基準があるので、単純比較はできません。

トレイ

また、ラブリコにはないパーツも用意されています。「トレイ」(ブラック:AP-3023B、ホワイト:AP-3023W)は平安伸銅工業の「DRAW A LINE(ドローアライン)Table A」のお株を奪うようなパーツ。直径はドローアラインの半分程度と小さいですが、手軽にチョイ置き棚を作ることができます。

Cフック

KINOBOを横に渡したときに使える「Cフック」(ホワイト:AP-3018W、ブラック:AP-3018B)というのも何だかドローアラインっぽいパーツですね。S字フックよりもシッカリ安定して掛けることができるので良いと思います。

ラインナップをラブリコと比較

KINOBO LABRICO
商品名 税込価格 商品名 税込価格
テンションロッド 743円 アジャスター 1,298円
テンションロッド・ロング 895円
Cフック2個入 356円
Tジョイント 330円 連結パーツT型2個入 748円
Rフック4個入 240円 フック 638円
シェルフブラケット2個入 359円 棚受4個入 1,188円
トレイ 570円
ジョイント 748円
高さ調整キャップ4個入 748円
丸キャップ 418円

※すべて2020/10/27現在、KINOBOはホームセンターヤマキシ楽天市場店、LABRICOは平安伸銅オンラインショップ楽天市場店の税込価格

KINOBOは7アイテム×2色で計14アイテム、ラブリコもまったく同じです。ただし、KINOBOはテンションロッド・ロングにラブリコのジョイントのようなパーツが、同じくTジョイントに丸キャップのようなパーツがセットになっているなど、構成が少し異なります。

また、価格はラブリコのほうが高い感じがしますが、これは平安伸銅公式オンラインショップでの価格を参照しているためで、楽天市場の他の店で見るとそんなに変わらないのではないかと思います。

 

なお、KINOBOのテンションロッドを丸棒に取り付ける際はラブリコのアジャスターと違ってネジで固定する必要があります。その点だけで言うとラブリコのほうが設置に手間がありません。

また、パーツの構成を見てもラブリコのほうが組み立ての自由度が高いように思います。KINOBOは組み替えて2本の丸棒を繋げたいと思ってもテンションロッド・ロングを買うよりほかありませんが、ラブリコならジョイントだけ買うこともできます。T型のジョイントパーツもラブリコならH型に組むことができますが、KINOBOはT型が前提でH型にした場合は滑り止めパーツが余ってしまいます。

そのように考えると、ラブリコのほうが使い勝手が良いように思いますが、KINOBOのほうが線が細い、独自のパーツがあるなどのメリットもあります。結局はニーズ次第で選ぶという感じですかね。

 

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