※上写真左上から順に、XL08、XL06、XL02、XM39、XM39、XM33
目の前のアマゾンのダンボール箱を眺めながら、「そうだ、本棚作ろう。」と思った去年の夏。しかしながら、そのときはちょうどダンボール箱を処分した後で、必要な大きさのダンボール箱が揃いませんでした。
最近になってようやく材料が揃ったので、今回はこのアマゾンのダンボール箱6個を使って本棚というか、3段カラーボックスのようなものを作ってみたいと思います。
※この記事は2015年3月31日時点の情報に基づいています(2023年5月28日一部更新)
まずは小さい箱から加工
大箱に小箱を押し込む
まずは上写真のように大きい箱の中に小さい箱を押し込みます。このとき、小さい箱の底板(ダンボール紙)は抜いて横にキープしておきます。大きい箱の底板はそのままでOKです。
ハミ出す部分に印を入れる
小さい箱が大きい箱から飛び出している部分に線を引きます。
斜線部分をカット
上写真の赤斜線部分2ヶ所を切り落とします。反対側も同じようにします。
ハミ出す部分を全部切り落とさないように注意
赤斜線部分を切り落とした状態です。次に上写真の左右の飛び出している部分を外側に折り曲げます。表面に薄く切れ目を入れると折り曲げやすいです。
残った部分を外側に折って固定
左右を外側に折り畳んでガムテープで留め、ファイルボックス状になりました。なお今回は分かりやすいように敢えて白いガムテープを使用しています。
こうすることによって耐久性を高めることができます。小口もキレイです。
今度は大きい箱の加工へ進むぞ!
加工した小箱を再び大箱へIN
大きい箱に先ほど作ったファイルボックス状のものをセットします。
小箱内側のベロを貼り付けて固定
ベロの部分をファイルボックスの底面に折り曲げてガムテープで貼り付けます。こうしたほうが強度が増すだけでなく、本の出し入れがしやすいからです。
大箱に小箱を貼り付けて固定
大きいほうの箱のフタを外側に折り曲げてガムテープで固定します。また小さい箱を大きい箱にガムテープで固定します。固定しないほうが使い勝手は良いのですが、固定したほうが強度が増すためです。
以上の工程を3回繰り返し、同じものを3つ作ります。
小箱in大箱を3つ製作
同じものが3つ完成したので重ねてみました。このままではグラグラなので、安定するように加工します。
もうすぐ完成!安定するように細工するよ
底板をカットしてスペーサーを作る
最初に取っておいた小さい箱の底板(ダンボール紙)を上写真のように4つにカットします。2/12、4/12をそれぞれ2枚です。この組み合わせをもう1枚、計2枚作ります。
スペーサーを貼り付ける
先ほどカットしたダンボール紙の2/12を2つ折りにし、大きい箱の上面の側板側にガムテープで貼り付けます。また同様に4/12を4つ折りにし、背板側にガムテープで貼り付けます。文章で説明するより上写真を見てもらったほうが分かりやすいかな?
2段を重ねる
2段を重ねます。これで2段カラーボックスが完成。ガムテープは手前側、左右両側、背板側に貼り付けると良いです。
3段目を重ねる
さらに2段目の天面に先ほどと同じようにパーツを貼り付け、3段目を重ねてガムテープで貼り付けます。これで3段カラーボックスっぽくなりましたが、やや底面が不安定なので、もう1枚残っているダンボール紙(小さい箱の底板)をカットしてパーツを作ります。
底面補強パーツを製作
今度は1/12、2/12をそれぞれ2枚ずつ作り、1/12を底面の側板側に、2/12を2つ折りにして底面の背板側に貼り付けます。
Amazonダンボール箱で作った本棚が完成!
これで完成です!雑誌が手元にあまりなかったので全部を埋めることはできませんでしたが、重量的にはまったく問題なさそうです。ただし、片側に寄せて収納していくと、傾いてしまいそうになります。できるだけ手間を掛けずにアマゾンのダンボール箱6つで本棚(3段カラーボックス)を作ろうとしたらこのくらいが限界でしょうか。各段の接合部を巻くようにして、側板と背板にダンボール紙を重ね貼りすれば、もう少し強度を高められると思いますが…。
なお、このAmazonのダンボール箱を使った本棚(3段カラーボックス)を作るのに要した時間は約60分間。材料コストは0円ですが、1時間半バイトしてニトリで3段カラーボックスを買ったほうが良いですね(笑)小学生が夏休みの工作として取り組むならちょうど良いかもしれません。
ほかの方法も!
ちなみに、ダンボール箱の数が足りなかったので作りませんでしたが、上写真のような組み合わせで作れば、手間も少なく、より頑丈なものを作ることが可能だと思います。ファイルボックスを縦横に並べて本棚に仕立てる要領ですね。
主材がダンボール箱ですから、本を収納するなら縦方向の耐性が求められます。そのため、このようにして帆立板を増やせば頑丈になると思います。
以上ご紹介した通り、アマゾンのダンボール箱を使って3段カラーボックスを作るのは割りと手間です。しかしながら、コストは0円ですし、使い終わった後は分解して資源ゴミとして処分できます。とりあえず使えればOKという場合にはもってこいでしょう。
手元にあるダンボール箱のサイズに応じて考え得る組み合わせはたくさんあると思うので、今回の作り方を参考にいろいろ試してみてください!
コメント
引越し直後など、間に合わせや一時しのぎの家具が要るので、このようなネタはとてもありがたいです
akさま
おひさしぶりです^^
ダンボール箱って、本当に助かりますよねー。
とりあえずダンボール箱で形を整えることができますし、それで様子見をしてからちゃんとした家具を落ち着いて買えるわけですから。
他方でとりあえずダンボール箱を取っておいても大きすぎたり小さすぎたりすることもしばしばあります。
そんなときはダンボール箱を加工するか、さっさと家具を買ってしまうか、その判断がちょっと難しかったりもしますね^^;