洋服の量は私の過去の経験から、一般的に男性でパイプハンガーの幅にして90~120cm分程度、女性で180cm分程度と言うことができます。また、靴やバッグの数は、洋服に合わせる必要であったり、ファッションへのこだわりという観点から、洋服の量に比例すると言うことができます。
それならば靴の数も標準化できるのではないかということで、下駄箱のサイズと合わせて、今回はそれらについて考えてみたいと思います。
靴の数の標準は男性で10足前後、女性で20足前後
今まで洋服の量の標準値を調査してきたことはありますが、靴の数については調査したことがありませんでした。そこでまず自分だったらどれくらい必要だろうかということを考えてみたところ、フォーマルやビジネスシューズで2足、スニーカーで2足、サンダル等で2足、合計6足程度は必要だと考えました。ところが実際にはそれ以外に、登山用、自転車用、作業用などもあり、合計は12足もありました。ちなみに妻は18足、子供たちは7足ずつありました。
あくまで我が家の場合のデータに過ぎないので説得力に欠けますが、我が家の洋服の量はほぼ標準値であり、また洋服の量と靴の数はある程度比例するということを考えると、だいたい男性で10足前後、女性で20足前後ということが言えるのではないかと思います。
下駄箱のサイズは4人家族で幅120~150cm程度が標準
男性と女性、大人と子供では靴のサイズは異なりますが、大人の男性のほうがサイズが大きいことからそのサイズを基準と考えると靴1足の占める幅は約20cmとなります。またこれを基準として下駄箱のサイズを考えると、真ん中がカウンター状で高さ200cm程度(9段)の場合、男女各2名ずつの4人家族では幅120cm程度が標準と言うことができます。理想を言えば傘立ての分として+30cmほど欲しいところですが、実際のところ、マンションでも一戸建てでも幅120~150cm程度の下駄箱が収まっていることが多いように思います。
この結論には改めて納得です。実際、私がお客様のお宅で片づけのお手伝いをしても、幅120~150cm程度の下駄箱があれば、スペースが足りなかったことは基本的にありませんでした。最初は靴が多くて収まらないと言っていても、洋服を減らしたあとで靴に手を付けると、私が何も言わなくても勝手に靴が減っていって、まったく問題なく下駄箱の中にすべての靴が収まってしまうのですね。
ですから私のこれまでの経験を踏まえると、やはり靴の数は男性で10足前後、女性で20足前後、下駄箱は4人家族で幅120~150cm程度ということで間違いないのではないかと改めて思います。
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