新居に引越してから半年以上が経ちました。その間、常に頭の片隅にありながら棚上げにしていたことがあります。それは食器棚の引出しの中の整頓です。
以前の住まいで使っていたトレーをそのまま使っているのでちょっと使いにくいことは分かってるんです。でも、具体的に何がと言うほど使いにくいわけでもない。そして、どうせやるなら完璧に仕上げたい。そんな風に考えて、100円ショップ、ニトリ、無印良品、IKEA、イオン、カインズなど、あちこちで整頓用のプラ箱を見てはイメージを練っておりました。
でも結局、最終的に選んだのはイノマタ化学の「キッチントレー」でした。
食器棚の引出し before
まず整頓する前の食器棚の引出しの中の状態をご覧ください。
一応、普段よく使うモノはすぐに手が届くようになっており、使いにくいわけではありません。ですが、ちょっと雑然とした感じがします。
また、もう子供たちも大きくなっているので、ストローなんて使わないんですよね。逆に、お弁当箱の中を仕切るカップはほぼ毎日使うのに引出しの奥に収納されています。
今回はそういったところに注目して、使用頻度に応じて1軍と2軍に分けて収納したいと考えました。
イノマタ化学・キッチントレー
そこで今回チョイスしたのはイノマタ化学の「キッチントレー」です。以前から使っているワイドタイプはそのまま使うとともに、スリムタイプのクリアー色とホワイト色を買い足すことにしました。
ホワイト色はダイソーでも買えますが、クリアー色は100円ショップではセリアでしか見たことがありません。
なお、ワイドタイプは外寸348×120×50mm、底内寸330×103mm、スリムタイプは外寸348×80×50mm、底内寸330×63mmとなっています。ワイドタイプは仕切り板が1枚、スリムタイプは2枚付いています。
キッチントレーは積み重ねできる
今回、イノマタ化学のキッチントレーを選んだのは、ストローを収められる長さで、かつ仕切り板が付いているからというのがひとつ。大小様々な仕切り箱を組み合わせるよりも柔軟に対応できるのがメリットです。
もうひとつ、今回はキッチンツールを使用頻度に応じて1軍と2軍に分ける作戦なので、トレーを積み重ねて収納したいと考えていました。クリアタイプに1軍を収納して積み重ねれば、その下の2軍が透けて見えるという目論見です。
引出しの整頓のプロセス
中身を一品残らず全部出す
それでは片づけてまいりましょう。基本に忠実に、まずは引出しの中身を一品残らず全部出します。底に敷いた滑り止めシートもです。ついでにサッと掃除します。
下段のトレーを並べる
滑り止めシートを敷き込み、その上に下段のトレーを並べていきます。左端はワイド、中央にスリム6個、右端にセリアの「仕切りボックス浅型」を配置。
2軍のカトラリー類を収納
まず下段のトレーに2軍のカトラリー類を収納します。普段使わないモノ、予備的なモノなどですね。続いて、上にトレーを乗せないところに1軍のモノを収めます(ハサミ、お弁当カップなど)。
下段の仕切り板をカット
その上にトレーを積み重ねるわけですが、実はそのままではガタガタになってしまいます。仕切り板の部分が支えてしまうからです。
そこで、下段の仕切り板をカッターナイフでカットします。何度も刃を当てて地道に切る必要がありますが、黒部ダムを作った先人のことを想えば何のことはない作業です。
上段トレーを乗せ、1軍を収納して完成
上段トレーを乗せ、1軍のカトラリー類を収納すれば完成です。それぞれ、基本的には1軍の下には同種の2軍が控えているので分かりやすいだけでなく、上段がクリアー色なので下段が透けて見えます。
こういうスタッキングトレーって市販されてませんよね。需要はあるんじゃないでしょうか?
最初はスライド式のトレーにしようかと思っていました。ですが、スライド式にしても上段はよく使うモノ、下段はあまり使わないモノに分けることになります。それなら普通に積み重ね式にしたほうが上段が使いやすく、しかも引出しの幅いっぱいに1軍のカトラリー類を収納できるんですね。おまけに難しいことをやる必要もありません。
しかしながら、これができたのもイノマタ化学がキッチントレーを作ってくれたおかげです。これはこれまでも公私に渡って何十個も使ってきましたが、本当に使い勝手が良いです。最長33cmのモノを収めることができて、なおかつ仕切り板付き。これで税込110円というのは本当にコスパが良いですし、クリアー色があるからこそ積み重ねても下にモノが見えるわけです。
もっとも、そのアイディアと仕切り板をカットする一工夫は私の手柄ですけどね(笑)
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