今回もニトリ絡みのネタです。手間もお金も掛けずにネタを拾えるニトリは私にとって本当にありがたいです(笑)
しかし、それもニトリが消費者のことを第一に考えて商品開発を頑張ってくれているからこそでしょう。私はよくニトリのことを「おねだん相当」と言いますが、それもニトリに対してもともと高い期待を持っているからです。過剰な期待に十分応えてくれるだけでもスゴイことだと思います。
※価格および仕様はすべて2021/10/21現在のものに修正済み
棚付きハンガーラック「ポッパー」シングル
さて、今回私が思わず唸ってしまったのは、棚付きハンガーラック「ポッパー」シングルです。お値段は税込2,990円3,045円と決して安くはありません。ホームセンターで売られている一般的なキャスター付きシングルハンガーラックと比較すると、下手すりゃ3倍くらいのお値段ですからね。
しかし、そういうのは数が捌ければこそ設定できる価格であって、そんなにたくさん作らない場合はどうしても価格が高くなってしまうのは仕方ないことです。一般的なキャスター付きシングルハンガーラックがダメだと言うつもりはまったくありませんが、そういう点を考慮するとポッパーは決して割高感のあるものではありません。
洋服を掛けすぎてもガシャンと落ちない構造
ポッパーが良くできていると感心させられるポイントは、主に2つあります。まず1つ目は、洋服を掛けすぎてもガシャンと落ちない構造になっているということです。
一般的なキャスター付きハンガーラックは、入れ子になった2本のパイプを締めつけて固定します。そのため、締め付けが緩かったり、洋服を掛けすぎたりすると、ガシャンとハンガーバーが下にズレてしまいます。ご経験のある方も多いのではないでしょうか。
他方、ポッパーは上写真をご覧いただければ分かる通り、穴に固定ピンがハマることでズレる心配がありません。強く締め付ける必要もありませんから、か弱い女性でも簡単に高さを調整することができるというわけです。
棚が丈夫で使いやすい
キャスター付きハンガーラックは足元に2本のバーが渡されていることが一般的です。しかし、それはあくまで全体を補強するためのものであって、何かを乗せるのには適していません。せっかくのデッドスペースはなんとかして活かしたいけれども、2本のバーの上にバッグや衣装ケースを置いても不安定です。
その点、ポッパーの棚は便利です。洋服を掛けた下にバッグをポンと乗せたり、衣装ケースを置いても安定します。しかもこれが結構丈夫にできているのです。樹脂でできたスノコの中央にはスチールの補強が入っています。
たったそれだけのために市販品の2~3倍のお金を投資する価値があるかと思われる方もいらっしゃるでしょうけど、私は十分にその価値を感じます。1万円が3万円じゃなくて、1千円が3千円になるだけですからね。衣装ケースのようにいくつも買うものでもありませんし。
ちなみにこちらのカラーはDBRダークブラウン色となっていますが、ほぼマットブラックです。棚板がナチュラル色でスチールがホワイトのNAナチュラル色もあります。一般的なキャスター付きハンガーラックがシルバー色であることを考えると、インテリア的にも十分におねだん相当の価値はあるんじゃないでしょうか。
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