私は山崎実業の「立体斜めカトラリーケースtower(タワー)」を愛用しています。現在はカトラリーではなく文房具を収納するのに使っていますが、仕切り板を動かすことができるし、仕切りが透明なのでパッと見て分かりやすいのがメリットです。Joseph Joseph(ジョセフジョセフ)の同種のものは使ったことがないものの、絶対にこっちのほうが使いやすいと思っています。
ただ、価格は安くありません。かと言って、以前に試した100均の「引き出しカトラリー収納」(山田化学、JAN:4965534202923)はまったく使い物になりませんでした。ニトリの「カトラリートレー Nブラン」(税込399円)もイマイチ使い勝手が良くなかったです。
そんな風に思っていたところに、またセリアで新しい商品を発見。「これもあまり使い勝手は良さそうに見えないなー」と思いつつも買ってみたところ、意外と使い勝手が悪くなくて驚きました。
※この記事は2023年12月7日時点の情報に基づいています
サナダ精工・斜め収納カトラリーケース
JANコード | 4973430024266 |
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品番 | D-5194W |
サイズ | 106×240×45mm |
材質 | ポリプロピレン |
製造国 | 日本 |
税込価格 | 110円 |
今回セリアで購入したのはサナダ精工の「斜め収納カトラリーケース」です。長辺は240mmで箸と同じくらいの長さしかありません。正直、「こんなの使い物になるの?」と訝しく思いながら一応買ってみた感じです。
山崎実業などと比較
手元にある山崎実業「立体斜めカトラリーケースtower」、山田化学「引き出しカトラリー収納」、ニトリ「カトラリートレー Nブラン」と比較してみました。今回購入したサナダ精工のものは山崎実業より短辺がやや小ぶりで、長辺はざっと2/3くらいしかありません。
文房具を収めて比較
文房具を収納した状態を比較しました。山崎実業と比較するとサナダ精工は短辺がやや小ぶりなので、収められるペンの本数は少なくなります。また、長辺が短いので文房具が重なり合う部分が多いです。
しかしながら、思ったよりも全然使えそうです。収納量が少ないほかは使い勝手に問題は感じられません。
中央の仕切りが便利
むしろサナダ精工のほうは中央に仕切りがあるため、ペンなどを分けて収納することができて便利です。ペンの本数が少ないときも、ペンがあっちに向いたりこっちに向いたりすることがありません。
もっとも、大きめのものを収納する際には中央の仕切りが邪魔になることもあるとは思います。
カトラリーを収めて比較
続いて、カトラリーを収納してみました。カトラリーの場合も文房具を収納したときと同様、カトラリーが重なりやすいものの、意外と使い勝手は悪くないです。むしろ、コンパクトに収まって良いという場面もあるのではないでしょうか。
ただし、斜めの部分が透明ではないので、それがスプーンなのかフォークなのか一目で分からないのは不便です。もっとも、それはジョセフジョセフやニトリも同様です。
底面が簡単に外せる
「それにしても100均でよくこんな複雑な成形ができたなー」と感心していたら、底面が簡単に外せる構造になっていることに気付きました。2つの穴は指を掛けるためのものだったのですね。
これならお手入れも楽です。さすがは千早赤阪村が誇る優良企業、サナダ精工だと思います。
というわけで、まったく期待していなかったサナダ精工の斜め収納カトラリーケースですが、意外と使い勝手が良いことが分かりました。山崎実業のものに比べると1/10以下の価格で買えるわけですから十分でしょう。
底面が簡単に取り外せてお手入れもしやすいし、100均だと割り切ればサイズも申し分ないと思います。なお、セリアだけでなくキャンドゥでも取り扱っているようです。これは普通にオススメできるんじゃないでしょうか。
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