先日、アイリスオーヤマの「極細軽量スティッククリーナーIC-SLDC4」を我が家のリビングに設置したのですが、困ったのがACアダプタの置き場所です。コンセントのすぐ近くにスティッククリーナーを置ければ問題なかったものの、我が家ではコンセントの近くに置き場所を確保することができず、ACアダプタは床にそのまま置かざるを得なかったのです。
掃出し窓の前を横切ればコンセントがあるんですけどね。それだと、洗濯物を干すときにコードが邪魔になってしまうのです。
また、すぐ近くのテレビボードの引出しにACアダプタを収納しておくという方法もあったんですが、今回は敢えて別の方法を取ることにしました。
清和産業・くりぴたフック壁紙用 専用接着剤
清和産業の「くりぴたフック壁紙用 専用接着剤」。今回はこれを使ってみたかったのです。昨年に試してみようと思って買ってみたものの使い道がなく、そのままになっていました。
基本的にこの接着剤は、「くりぴたフック壁紙用」専用です。しかし、フックだけじゃなくて他にもいろんなモノを壁紙に貼り付けられる可能性があるのではないかと注目していたのです。
「これを使って100均のプラ箱なんかを壁紙にくっつければ、ACアダプタを収納できるに違いない!」。そんな風に考えました。
和泉化成・キューブトレー3164
100円ショップのセリアに行って、和泉化成の「キューブトレー3164」を購入しました。
外寸は57mm四方、内寸は51×50×54mm。材質はスチロール樹脂です。
ACアダプタがピッタリ収まる
もちろんACアダプタの寸法はしっかり測っておいたので、ピッタリと収まりました。
「くりぴた接着剤」を塗る
「くりぴた接着剤」を開封し、キューブトレーに塗っていきます。セメダインよりも粘りがあり、かなりネバーっとしています。
なお、「くりぴた接着剤」は揮発性が強いためか、1本まるごと(3g)使い切ってしまう必要があります。耐荷重は約2kg。
「くりぴた」で壁紙にボックスを取り付ける
「くりぴた接着剤」を1本まるごと塗ったキューブトレーを壁紙にベタッと押し付けて固定します。
ただ、この時点で失敗したかなと思いました。ちょっと気を許すと、下にズレてしまいそうになるのです。
「くりぴた接着剤」は粘りが強いのですが、壁紙に定着するまでは意外と軟らかく、せいぜい数十グラム程度のキューブトレーすら支えきれないようです。そのため、ある程度安定するまで、数分間は押さえてやる必要がありました。
その後、24時間放置して、定着するのを待ちます。
24時間後、定着完了!
少々不安はありましたが、24時間後に確認してみると、ボックスは壁紙にシッカリと取り付けできており、ACアダプタを収納することができました。
「くりぴたフック」の接着面のようにシート状ではないものの、剥がすことは可能じゃないかと楽天的に考えております(笑)
※2019/02/04追記:結果的にこの考えは楽観的に過ぎたと言わざるを得ません。
目立たない位置に取り付け
ちなみに、床から随分と高い位置にACアダプタを収納した理由は、この位置だとスティッククリーナー本体の影になって目立たないからです。
というわけで今回の実験自体は成功に終わったわけですが、「くりぴた接着剤」は基本的に「くりぴたフック」専用と考えたほうが良さそうです。いや、清和産業はハナからそう言っているんですけどね(苦笑)
賃貸の壁紙にウォールボックスを取り付けるのに耐荷重も結構大きくて良さそうだと思ったんですが、前回紹介したニトムズの「はがせる両面 壁紙用」を使うか、ウォールボックスに穴を開けて東洋工芸の「かけまくり」などで引っ掛けるほうが確実と言えそうです。
いやはや、何でもやってみないと分からないものですねー。
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