収納もインテリアも残念!タマホームのモデルハウスに行ってきました

当ブログは広告を掲載しています。詳細はこちら

うさぎ@和泉第二阪和住宅公園

住宅展示場では一年を通じて大小様々なイベントを催しています。特に季節の良いゴールデンウィークや秋の連休には大きなイベントが開催されます。

せっかくモデルハウス巡りをしているのだから、この機会を利用しない手はありません。事前に下調べをして、ABCハウジング和泉第二阪和住宅公園の「ふれあい動物園」に参加。ちょっと残念な扱いを受けているウサギやモルモットたちに、しおれたキャベツをあげてきました。

残念と言えば、そのあとで見たタマホームのモデルハウスもそうでした。

※この記事は2019年5月6日時点の情報に基づいています

2022/12/21追記:当記事が「タマホーム ダサい」というキーワードで検索結果の上位に表示されるらしく、広告会社から広告を削除するように指示を受けました。”「これ僕の家です」マイホーム写真を無断で広告使用、被害者が怒りの告発 掲載会社は不手際認める”というニュースで話題になった会社です。
私は広告主に忖度するような記事をこれまで書いたことはありませんし、これからも書くつもりはありません。よって広告主との関係を切ることにしました。

 

タマホーム@和泉第二阪和住宅公園

タマホーム@和泉第二阪和住宅公園

タマホームと言えば、おそらくもっとも有名なローコストハウスメーカーです。以前に木村拓哉さんが登場するテレビCMがジャンジャン流れてましたからね。

社名を連呼する内容のCMにあまり良いイメージを抱けなかった私ですが、まさかそのタマホームの家を検討することになるとは思いもよりませんでした(苦笑)



クオカード品切れですけど、それでも来ますか?

タマホーム20種年キャンペーンでクオカード進呈

タマホームHPスクリーンショット

ただ、タマホームについては最初から最後まであまり良い印象を持つことはできませんでした。

ゴールデンウィーク期間中はちょうど20周年記念フェアというのを実施していて、来場予約をしたうえでモデルハウスに行ってアンケートを書くと、計5,000円分のクオカードをもらえるということでした。そういうことならと、事前にホームページから予約。すると翌日、営業マンから電話がかかってきました。

その内容は「予約殺到でクオカードが品切れしてしまったんですけど、それでも来ますか?」というものでした。「来てもらえたら後日郵送はします」という断りもありましたが、ちょっとその聞き方はないだろうと思いますよね。

私もセンターハウスの受付に来る「ものもらい客」が多いことは知っています。ただし、それはあくまでブラックリストに載っている常連の話です。一見のお客さんにそういう対応をすることはありません。

クローゼットの奥行が押入れ同等

それでも対応してくださった営業マンはベテラン風で説明が上手でした。特に、標準装備されているという機械換気の仕組みがよく分かったのは良かったです。

ただ、家そのものの収納のセンスは残念と言わざるを得ません。クローゼットの奥行が押入れと同じ90cm弱もあるなんて、イマドキ、田舎の工務店でもやらないんじゃないでしょうか(苦笑)設計が雑すぎます。

おまけに、ウォークインクローゼットが全然ウォークインできない「ステップインクローゼット」だったりするのです。マンションならそうなるのは分からなくもありませんが、注文住宅でこれをやってしまうのはNGでしょう。

インテリアのセンスがすごく残念

また、インテリアのセンスも残念です。リビングダイニングキッチンや寝室のインテリアは決して悪くはないのですが、子供部屋らしき部屋に変な花柄の壁紙が貼ってあったりします。

こういうのは細部までしっかり手を抜かずにやってもらわないと、任せて安心できる感じがしませんよね。同じローコストハウスメーカーでもアイ工務店などのほうが上手にやってくれるんじゃないかと思ってしまうのではないでしょうか。

レオハウスとの違い

ちなみに、タマホームとレオハウスは同じようなものだと思っていましたが、むしろ違っているところのほうが多かったです。レオハウスはあまり積極的に説明しない代わりにパンフレットあり。タマホームは予約したからかもしれませんが説明は積極的だった半面、パンフレットはなし。

また、レオハウスは2×4工法、タマホームは軸組在来工法。似ているのは、インテリアのセンスが少し残念というところだけですかねー。

 

というわけで、タマホームは最初の電話対応から、家そのものに至るまで、残念なところが多かったです。これまで複数のモデルハウスを見てきた中で、もっともたくさん「これはないなー」と心の中で呟きました。私だけでなく、家族の反応も同様だったと思います。

これは単に私や家族の主観というわけではなく、世間の評価も同様なのかもしれません。1998年に設立してから10年間で急成長したタマホームも、その後の10年間の売上は上がったり下がったりしつつもほぼ横ばいとなっています。

今期は昨対20~30%増しの受注状況となっていますが、主力の住宅事業は利益率の低下や販管費の増大に伴って営業損失が発生しているようです。住宅業界もなかなか大変ですねー。

2019/05/21追記:

タマホームから届いたクオカード

「クオカードは後で郵送します」とは聞いておりましたが、正直、絶対に送ってこないだろうなと思っていました。しかし、訪問から2週間足らずでちゃんと届きましたよ。ありがとうございます。疑ってスイマセンでした。

関連記事

ローコストでも収納に魅力あり!アイ工務店のモデルハウスに行ってきました
ABCハウジング中百舌鳥住宅公園と和泉第二阪和住宅公園にあるアイ工務店のモデルハウスに行ってきました。いずれも外観もインテリアもセンスが良いです。おまけに、アプローチの良い半地下の階段下収納、ロイヤルのSSシステム・シューノを採用しているなど、収納面でも優れていると思います。ただ会社が若いというのが不安要素です。
エアコン1台で家中冷暖房OK!小林住宅のモデルハウスに行ってきました
中百舌鳥住宅公園にある小林住宅のモデルハウスに行ってきました。ダブル断熱で家全体をKurumuようにすることでエアコン1台で家中冷暖房OKというのが最大の特徴。しかも壁内に結露が発生しないから躯体も長持ち。しかしながら、気密性が高いからか、妻は頭が痛いと言うのでした。
レクサスの塗装の極太鉄骨!トヨタホームのモデルハウスに行ってきました
堺市北区にある中百舌鳥住宅公園にトヨタホームのモデルハウスを見に行ってきました。鉄骨ラーメンユニット工法を採用しており、その鉄骨は125mm角で非常に頑丈。さらに、レクサスやクラウンにも使われているカチオン電着塗装を施しており、サビに強いのが特徴です。
現実的すぎて安っぽい!?レオハウスのモデルハウスに行ってきました
堺泉北住宅博にあるレオハウスのモデルハウスに行ってきました。現実的なサイズの3階建てリアルモデルハウスという通り現実的すぎて安っぽいですが、実際に坪単価が50万円台後半なのですから安いのです。パンフレットが馬鹿でも読める感じで、すごく工夫されていると感じました。さすがナックの関連会社ですね。
この記事を書いた人

日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
安全性を第一に、コスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

収納マン(芝谷 浩)をフォローする
収納マンの家作り
スポンサーリンク

コメント