1ヶ月ほど前だったでしょうか。ベルメゾンネットで収納グッズの新商品を物色しているときに、見慣れないチェストを発見しました。
パッと見た感じは、いわゆるプラチェストです。ですが、よく見ると引出しが両面から引き出せる構造になっているではありませんか!
「え?コレどこのメーカーの商品?」と思って、JEJアステージやサンコープラスチック、伸和、グリーンパル、サンカなど、片っ端から当たってみましたが分かりません。それでもうあきらめてしまっていたのですが、なんと天馬の商品だったのです。
※この記事は2021年9月24日時点の情報に基づいています(2023年6月22日一部更新)
天馬・木製天板ストッカー550組立式
こちらがその両面チェスト、天馬の新商品「木製天板ストッカー550組立式」です。上写真の通り、3段、4段、5段の3サイズが用意されています。
見た目は普通のチェストですが…
木製天板ストッカー550組立式の見た目は商品名の通り、木製天板付きのプラチェストです。両面使いができるなんて、商品名からはまったく想像もできません。しかし、ご覧の通りちゃんと両面から使えるようになっているのです。
ちなみにこちらは組立式。てっきり中国で作っているのかと思いきや、日本製なんですね。やっぱり天馬は日本製だから安心して使えるというものです。
両面使えるメリットは?
過去にクライアントから「両面から引き出せるチェストってないですか?」と聞かれたことが何度かあります。キッチンとダイニングテーブルの間に間仕切りとして設置したいけれども、チェスト2棹を背合わせにして置けるほどのスペースがない場合などです。そんなときに、こちらの両面チェストは最適だと思います。
ただし、引出し1杯あたりの耐荷重は4kgなので、食器や缶詰など、あまり重いモノは収納できません。基本的には乾物のストックや密閉容器、布巾など、比較的軽いモノに限定されるでしょう。
ほか、リビングダイニングで子供の着替えやタオル、オモチャなどを収納して、間仕切り収納として使うイメージですかね。木製チェストならもっと重いモノを収納できそうですが、転倒や引出しが落下する危険性を考えると、マトモな家具メーカーは作れないと思います。
以上の通り、木製天板ストッカー550組立式は、今までありそうでなかった両面使いのできるプラチェストです。基本的にはLDKなどの広いスペースで間仕切りのように使うのに適していると思いますが、テレワークスペースで使うというのも良いかもしれません。
ただ、両面使いできるということが分かりやすい商品名でないことが残念!決して割高でもないので、そこに着目してもらえればヒットする可能性はあると思います。
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