カインズの「連結できるスチールラック」をメタルラックと比較してみた

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カインズの「連結できるスチールラック」はその名の通り、上下に連結することが可能なスチールラックです。状況の変化に応じて組み替えることができるのでとても合理的です。無骨なデザインですからどちらかと言うとガレージや倉庫で使う感じですが、インテリアのテイストによっては室内で使うのもアリでしょう。

今回はこのスチールラックをいわゆるメタルラックと比較してみたいと思います。

※この記事は2017年1月17日時点の情報に基づいています(2023年9月13日一部更新)

 

カインズ・連結できるスチールラック

カインズホーム・連結できるスチールラック 3段

出典:カインズホーム

カインズの「連結できるスチールラック」は、基本ユニットが幅82×奥行42×高さ92cmとなっており、棚板が2枚の2段タイプ(税込3,980円4,280円)と、同じく棚板が3枚の3段タイプ(税込4,480円4,780円)があります。また、別売の棚板セット(税込980円)を追加すれば棚板を増やすことができます。

この基本ユニットを縦に2段積み重ねて連結したり、横に2台以上並べて連結できるというのが、「連結できるスチールラック」独自のコンセプトです。

棚板1枚あたりの耐荷重は40kg。棚板の高さ調節は40mmピッチ。

2023/09/13追記:現在は棚板のみの販売はおこなっていないようです。

メリット

  • 棚板がフラットで小物や本も収納しやすい
  • 男前インテリア、インダストリアル系っぽくてカッコイイ
  • 上下左右の連結がシンプルで簡単
  • 棚板の高さ調節が簡単

デメリット

  • 2段重ねにした場合、メタルワイヤーラックよりは高価
  • 耐荷重性能はメタルワイヤーラックよりも低い
  • オプションパーツは棚板セットのみ
  • サイズバリエーションがない

ドウシシャ・メタルワイヤーラック

ドウシシャのルミナスラックと比べても良いのですが、今回はルミナスラックと互換性があり、廉価仕様のメタルワイヤーラックと比較してみたいと思います。

メタルワイヤーラックのサイズは幅91.5×奥行46×高さ178.5cmで、価格は税込5,980円7,980円となっています。メタルワイヤーラックはカインズホームの「連結できるスチールラック」の2段重ねに相当するサイズで、上下を分割して使用することも可能です(その際は「ポール分割アジャスタセット」を使用するのがベター)。

棚板1枚あたりの耐荷重は80kg。棚板の高さ調節は25mmピッチ。

メリット

  • 2段重ねにした「連結できるスチールラック」よりも安価
  • 「連結できるスチールラック」よりも耐荷重性能は高い
  • オプションパーツが豊富
  • サイズバリエーションが豊富

デメリット

  • 専用棚板シートなどを使わないと小物や本の収納がしにくい
  • インテリア的には好みが分かれるところ
  • 上下分割の際には別途パーツの使用がベター
  • 棚板の追加は大変(簡単後付棚使用時は除く)

 

どちらを選ぶべきかはケースバイケースと言え、一概にどちらが良いと言えるものではありません。特にインテリアによっては「連結できるスチールラック」のほうが男前な感じで良いということもあれば、メタルワイヤーラックのほうが清潔感があって良いということもあるでしょう。

見た目の問題以外では、組み替えのしやすさ、使いやすさ、価格の点で大きく違うと言えます。まず基本セットで言えば、「連結できるスチールラック」のほうが連結したり棚板を増やしたりしやすいです。他方でメタルワイヤーラックのほうがポールを延長したり、オプションパーツを活用して拡張しやすいと言えます。

使いやすさという点では、一般的には「連結できるスチールラック」のほうが小物や本を収納しやすいと言えます。一方で、メタルワイヤーラックのほうが必要に応じてアレンジしやすいとも言えます。

価格の面ではメタルワイヤーラックのほうが安いと言えますが、上位の「ルミナス・レギュラー」と比較した場合は「連結できるスチールラック」のほうが安いとも言えます。ちなみに、メタルワイヤーラック、ルミナスレギュラーともに防錆加工が施されており、後者は耐荷重も棚板1枚あたり 250kgと大きいです。

以上述べた通り、インテリア的な違いが大きいとは思いますが、ニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。

ブラック系の「ルミナス・ノワール」もあります

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