無印良品のスチールユニットシェルフの上位に位置づけられるステンレスユニットシェルフは、実はサイズオーダーが可能。棚板実寸を25cmから81cmまでの間で1cm単位でサイズオーダーすることができるのです。
無印良品の銀座店、名古屋名鉄百貨店店、グランフロント大阪店など全国7店舗にあるMUJIインフィル・プラスだけのサービスと思われていることもあるようです。しかし、これは無印良品の店頭に設置してあるカタログにもちゃんと記載されている通常のサービスです。
ステンレスユニットシェルフのサイズオーダーについては、MUJIインフィル・プラス以外の店舗ではあまり積極的にPRされていないものの、何としても決められたスペースに無印良品のステンレスユニットシェルフを収めたい人には朗報ですね。
棚板サイズオーダー価格表
幅(cm) | オーク価格 | ウォールナット価格 |
---|---|---|
25-36 | 5,500円 | 6,000円 |
37-46 | 6,000円 | 6,500円 |
47-56 | 6,500円 | 7,000円 |
57-66 | 7,490円 | 7,990円 |
67-76 | 7,990円 | 8,490円 |
77-81 | 8,490円 | 10,900円 |
既製40 | 3,290円 | 3,490円 |
既製54 | 3,490円 | 3,790円 |
既製82 | 4,490円 | 4,990円 |
※価格(円)はすべて税込 ※2023/06/14時点
サイズオーダーなんて良心的な対応だなぁと思ったんですが、既製品に対してどれくらい価格がアップするのか確認してみたところ、いずれも2倍程度にアップ。受注生産で板1枚のサイズオーダーを受けるだけでそれほど価格がアップするというのはハッキリ言ってボッタクリだと思います。
たとえば冒頭の写真の「ステンレスユニットシェルフ・ウォールナット材棚セット・ワイド・大 幅86×奥行41×高さ175.5cm」(36,900円)同等の組み合わせを幅2cm分縮めた場合、73,060円となり、実に約98%のアップとなります。
私は家具業界の常識に照らし合わせると非常に高いと思うんですが、日本国内ではなく台湾での生産ですので、オペレーションの問題から致し方ない部分もあるのかもしれません。また、日本国内で特注で棚板を作るよりは安く上がるとも言えますので、少なくともこういう選択肢を用意してくれているだけでも良心的と言うこともできるかと思います。
なお、納期は約60日とのことです。また現状では、同じステンレスユニットシェルフに用意されているステンレス製棚板やステンレスワイヤー棚板などのサイズオーダーは受け付けていないようです。
ご不明の点は無印良品のスタッフにお尋ねくださいと言いたいところですが、非常にマイナーなサービスであるためか、スタッフもよく分かっていないことが多いようです。もっとも、これに限らずトンチンカンな対応をするスタッフが多いので仕方がないのかもしれません。ご自分でよくご確認のうえ、ご購入いただければと思います。
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