わたくし収納マンは突っ張り棒をこれまでたくさん使ってきました。しかし、100均のものはあまり使いません。用途があまりないからです。
100均の突っ張り棒を使った収納アイディアとしては、引出しの中で突っ張って仕切りにしたり、カラーボックスの中で突っ張ってバスケットを乗せるテクニックなどが紹介されます。しかし、引出しもカラーボックスも内側から強く突っ張ると壊れかねません。逆に弱く突っ張ると、滑り落ちる可能性が高くなります。
しかしながら、山五(さんご)というメーカーの「つっぱり大輔」なら、良い力加減でカラーボックスの内部で突っ張れるんじゃないかと思いました。
※この記事は2019年6月18日時点の情報に基づいています(2023年8月25日一部更新)
山五・つっぱり大輔
和歌山県海南市に本社を置く山五の新商品「つっぱり大輔」は、100均のような細い突っ張り棒の先に棚ダボが刺さった形状をしています。なので、棚板可動タイプのカラーボックスや書棚の棚受けの穴にダボを挿し込んで突っ張ることが可能。普通の突っ張り棒で突っ張るよりはシッカリと固定することができます。
これなら、地震で揺れたときに棚の中身が飛び出すのを防ぐことができます。食器棚に収めたワイングラスなどが倒れないようにするにも良いかもしれません。
棚受けや引っ掛けスペースとしても活用可能
つっぱり大輔を使うと、中身の飛び出しを防ぐだけでなく、2本を突っ張った上に100均のプラカゴを乗せたり、衣類やスプレーボトルを引っ掛けるスペースとして使うこともできます。棚ダボの位置に合わせて突っ張るだけなので水平を確認する手間もなく、落ちる心配もほとんどないので、まさに一石二鳥ですね!
3サイズ、1本あたり445円から
サイズ | 1本あたりの税込価格 |
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30~45cmタイプ | |
※価格は2019/06/18現在→2023/08/25現在
つっぱり大輔は30~45cm、38~60cm40~55cm、54~90cm55~90cmの3サイズ展開となっています。また、定価は示されていないのですが、山五直営の「家具ドキッ!楽天市場店」では2本または4本セットが送料込みで販売されており、1本あたりは445円645円からとなります。
モノ自体はたぶん100均とそれほど変わらないクオリティーでしょうから、100均で突っ張り棒を買ってきて端に穴を開け、同じく100均の棚ダボを挿し込めば同じようなものは作れると思います。しかしながら、正規品のほうが安定感があるでしょうし、手間暇を考えれば妥当なところなのかもしれません。
ちなみに、テクテクの「つっぱり棒を画びょうを使ってズリ落ち防止」をカラーボックスや本棚の内側に取り付ければ、同じように突っ張り棒が落ちないようにすることはできると思います。その方法をつっぱり大輔を使った場合と比較すると、コスト的には似たり寄ったりでしょうか。
しかしながら、棚板可動タイプなら棚受けに合わせてセットするだけのつっぱり大輔のほうが簡単に取り付けできます。個人的には良い商品じゃないかなーと思いますね。
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