山善には以前から「HACOBO(ハコボ)」という商品がありました。バスケットのように持ち運んだり積み重ねて棚にできるだけでなく、テーブルやスツールとして使ったり、キャスターを取り付けることもできるというスーパー収納グッズでした。
ブロックのようなデザインとカラーリングも魅力だったのですが、今となってはちょっと流行らない感じですかね。知らない間に終売となってしまいました。
しかし、同じブランドで装いも新たにリニューアル。最近のトレンドに合う感じにイメチェンされました。
※この記事は2020年2月14日時点の情報に基づいています
山善・収納ボックス「ハコボ・ライト」
持ち運べて積み重ねることもできる収納ボックスという基本コンセプトはそのままにリニューアルされた山善の収納ボックス「ハコボ・ライト(YHCB-3636)」。従来は明るい色を中心に 、グリーン 、ライトブルー、レッド 、イエロー、アイボリー、ブラウンの6色で展開していましたが、オリーブ(OL)、マスタード(MT)、ホワイト(WH)の3色となりました。
側面の穴ボコもなくなり、ストライプ状のモチーフに。アースカラーのカラーリングと相まって、随分と落ち着いた印象になりました。
連結不要!積み重ねるだけ
従来品は別売のジョイントパーツを使って連結する仕組みでした。それだけでも面倒なのですが、ジョイントパーツが高価というのもネックでした。
新装版は連結する必要がなく積み重ねるだけで、しかも連結するための穴ボコもなくなって良いこと尽くめです。
組み立ても簡単に
組み立ても従来より簡単になりました。従来品は8個のジョイントブロックで側板を連結する必要があったのですが、新装版は側板と底板をハメ込むだけでOK。それでも底板の耐荷重は15kgのまま変わりません。
底板にコード穴付きで家電収納もOK
新装版は新たな機能も加わっています。底板にコード孔が設けられているので、電源タップや家電を収納することが可能です。
ちなみに、内寸は320×320×340mmです。一般的なA4ファイルがちょうど収まるくらいの大きさですね。積み重ねできるダブルサイズのファイルボックスという感じです。
オモチャや衣類の収納に便利かも
一応、ハコボの底板の耐荷重は15kgとなっていますが、 何段まで積み重ねできるかは明示されていません。写真を見る限り3段くらいはOKのようですが、基本的にはあまり重いモノは収めないほうが良いでしょう。
そう考えると、オモチャや衣類の収納に最適だと思います。オモチャなら投げ込み収納としても使えますし、積み重ねることで床面を広く保つこともできます。サイズ的には絵本の収納もOKです。
また、畳んだ洗濯物を家族が各々の部屋に運んでくれないという悩みをよく聞きますが、ハコボを使えば積み重ねた洋服が崩れにくく、しかも各自の部屋でそのまま棚として収納することもできます。空になったハコボを元の場所に戻してもらう必要はあるものの、解決策として検討の余地はありそうです。
新しくなったハコボ・ライトは、従来品のようにテーブルトップを乗せたり、座面シートを乗せてスツールとして使ったり、キャスターを取り付けるということはできません。その代わりに、より簡単に組み立てや積み重ねができるようになったうえに、デザインもスッキリしました。
また、価格は2個セットで税込4,200円だったのに対し、同じく3,999円となり、少しお手頃になりました(2020/02/14現在、くらしのeショップ楽天市場店での価格)。個人的にはすべてが時代にマッチした商品に生まれ変わったと感じます。
ちなみに今回は山善の商品として紹介しましたが、正しくはレップが販売元のようです。レップではホワイト、カーキ、ネイビーの3色展開となっています。
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